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泣いちゃうことって、弱さなの?
なんでもないよ 部屋の明かりに君の笑顔がにじんだだけ いつもこの下で笑っていた君の笑顔が ふと今だけその一瞬に 君のキスがよぎっただけ なんでもないよ 写真に映った僕の顔にちょっと涙が浮かんでるだけ 弱くなったわけじゃないし強くなったわけでもない 悲しいわけでも寂しいわけでもない ふと君との想い出に 僕の涙がかすんだだけだから いつかは夢見た灯りのついた2人の道が 少しずつ少しずつ笑顔と涙に染まってゆくから 今はだれと歩くのかちょっと不安に感じてるだけ そんなに大きな夢じゃないけど ずっとそばにいたいだけ だけどやっぱり強がりなんて言えないみたいだ だけど君がいなくてつらいんじゃなくて 君と過ごした楽しい想い出に 涙があふれて止まらない 楽しいことを楽しいと 笑って泣けた時間の上で 今はそれが僕の気持ちに 君がくれたキスの上に ほんの少し影を落とす 眠るときでも部屋の明かりを...
まずいコーヒーでも飲めた日々
今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて
僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...
バイバイ
また逢えるよね また逢えるんだよね また逢おうねって こんなのホントはいらない約束なんだよね そうだよね もう逢えないのかな もう逢えないんだね だからバイバイするんだよね でもそれなら ねえ 「さよなら」って言ってよ 友達みたいな言葉だけじゃ ずっとさよならできなくて 今でも涙があふれちゃうんだ 別れだけ大人のフリをしてみたって 結局いつも子供のままで 「バイバイ」って どんどん小さくなっていくそのうしろ姿に でもホントは隣のななかまどの木に もう一度 「バイバイ」って 子供だっていつかテレビで見たような 泣き笑いもできるんだ 振り返らないずっとずっとうしろのほうで 見えなくなっても「バイバイ」って 「バイバイ」って呼んでるんだ...
素直な気持ち
ついに当たってしまいました 僕のおなかがついに拒否を起こしたんです ちょっと背伸びなファッションも 声を詰まらせるそんなあなたのわがままも なんでもかんでも割り切ったような素振りにも いつでも素直な気持ちを隠しつづける心にも だけど全てがあなたを求めてやまないのです どんなに離れようと どんなに近づこうと きっとあなたは振り向かない 振り向くことを嫌うから 背伸びをするのはさみしいから わがままだってさみしいから それのどれも割り切れずにいるから強がって 悲しいことが多すぎて涙さえ流せずいたんだから 素直になれずひとりきりで眠るんだね 我慢することに慣れてしまって 気持ちをそのまま伝えることが下手くそで 素直になれる自分のことさえ 別の人だと背中を向けてしまう わかってるよ 素直になるのがこんなにも難しいことだなんて 知ってるようで知らなかった僕だから
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そして一粒
傷つくたび それ以上に傷つけながら 自分を守ろうとする僕に 想うことを涙で教えてくれた人 優しい言葉をいくつもささやきかけるより たった一粒 涙を流す人 泣いていても笑っていても いつでも涙のように輝いてた人 自分の傷が癒えるより その涙で僕の痛みをすくってくれた人 だけど こぼれる前にその涙に気づけていたら
ろうそくの静かな炎を風からそっとかばうように もしもこぼれてしまったときは なにも言わず僕の手のひらに
泣きたいときは泣いていいよ 君がいつか僕にそう言ってくれたように
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1sec
忘れられぬこの想い いつかきっと忘れよう
それがいつか想い出と呼べるようになるまでに
そのとき時計は意味を消す
時を刻むことが小さく見える
1秒がとても小さいものであるかのように思える。 想い出のなかの1秒はとても大きいものなのに
...
- K:tie 大破 -
昨日はきちんと予約の時間どおりに歯医者さんに到着。 というか、ジャスト。≪ルーシー≫開店と同時だった。 最近学んだのは、普通に正面のドアから入るより、まわりこんで横のほうのドアから入ったほうが、直接続くエレベーターに乗れるということ。 いざ出陣…… 着くと、いつものように受付のお姉さんがいた。 「おはようございまぁす」 「あ、おはようございますぅ」 診察券を小さなクリアケースに入れて、待機。 開店と同時に来たってのに、すでに4、5人の人が、俺様より一足先に待ち状態だった。 まあ、たしかに俺様がエレベーターのボタンを押したときには、もうエレベーターも3階で止まった状態だったからな。仕方あるまい。 ひたすら待機。 「松田さぁ~ん」 呼ばれた。そう待ってはいない。 顔を上げると、いつもの担当の女の人だった。 「あ、はいぃ~」 手袋とかリュックを持って立ち上が...
- 400yen -
で、さっき歯医者さんから無事帰宅。 とりあえず、寒かった。雪もちらつきはじめてた。 もうそろそろワラジムシ・ジャンパー着ないとダメかねぇ~…… ってなわけで、こんな季節の到来にも似た感じでじわりじわりと本日の経過を展開させていってみようと思ふのであった…… 昨晩は、徹夜。 中途半端に寝ると11時の予約までに起きれないかと思ったわけだ。 しかしながら、9時ごろに『情報ツウ』を見ながらちょっとだけ寝てみようという試みに走った。さすがにもう顔がその不健康さを物語るまでに充分な変貌を遂げていたのに気づいてしまったわけだ。 そんな顔じゃ、あの歯医者さんには行けない。 で、案の定、目が覚めたのは10時34分だった。 一応急ぎながらも、身支度を整えた。《恵佑会》へ行くときにはたいがい部屋着のままなんだけども、《ルーシー》さんへは、ちゃんとよそ行きのズボンを履いている。そ...