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まずいコーヒーでも飲めた日々
今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて
僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...
素直な気持ち
ついに当たってしまいました 僕のおなかがついに拒否を起こしたんです ちょっと背伸びなファッションも 声を詰まらせるそんなあなたのわがままも なんでもかんでも割り切ったような素振りにも いつでも素直な気持ちを隠しつづける心にも だけど全てがあなたを求めてやまないのです どんなに離れようと どんなに近づこうと きっとあなたは振り向かない 振り向くことを嫌うから 背伸びをするのはさみしいから わがままだってさみしいから それのどれも割り切れずにいるから強がって 悲しいことが多すぎて涙さえ流せずいたんだから 素直になれずひとりきりで眠るんだね 我慢することに慣れてしまって 気持ちをそのまま伝えることが下手くそで 素直になれる自分のことさえ 別の人だと背中を向けてしまう わかってるよ 素直になるのがこんなにも難しいことだなんて 知ってるようで知らなかった僕だから
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未練
未練なんて何もない ただふと意味もなくさりげなくあなたを思いだすのが多くなっただけ そんなときはわたしの好きな歌を聴いてみるけど それはいつの間にか2人で聴いたあなたの大好きだった歌 いつの間にか現れて いつの間にか消えてった 理由なんてわからない うしろ姿を追うだけでそれさえ探す余裕もなかった この小さな胸の奥であなたを想い 自分のためにもあるはずのわたしの心のなかにも ゆとりがなくなりかけていた あなたがあふれすぎていた 自分のものをあなたに捧げすぎていた 受け取るものはあなたのぬくもりだけでいい 現実なんてありもしなくて まるでそこから逃げるように鬼ごっこ わたしは鬼 そして違う あなたを追い わたしを追った でもあなたが去ったとき わたしは自分だけを追っていた 自由を手にするわたしの理由を探すために あなたの抜け殻さえも見つけられずに 憎むこともできなかった これだけ...
気持ち
自分の気持ちを言葉で伝える。 でも言葉は気持ちを超えられない。 だからこそ言葉で気持ちを伝えたい。 不器用なもので、不器用なままの、不器用なこと。 一番の大切なもの。 伝えきれない不安やつらさ、切ない気持ちもそこにある。 言葉にだせない気持ちがある。...
手探りなのだ
そんなにたいしたことじゃない 人ごみのなかですれ違う人と視線も合わないことなんて 誰かが死んでも涙のたった1粒もこぼれてこないことも 笑顔のなかに埋もれた泣き顔見つけられないことだって だけどそれじゃつらいんだ 伝えたいこと涙以上にたくさんある 笑顔よりもいっぱいある 誰もがそれを心に抱いて生きてんだ そんなにデカいことじゃない 背中を丸めて歩いてくおばあちゃんに微笑みかけてみることも 笑い合ってる恋人たちに自分のなかのクラクションを鳴らしてみたり 黙ってこっちを見上げてる真っ赤な目をした子供の頭を撫でることも だってみんな生きてんだ ありふれてても優しい気持ちに触れていたい 笑顔に表も裏もないだろう 誰もができれば笑い合って生きてたいんだ 今はまだ何もかもが手探りで なにを探してるかもわからずに あっちへ行ったりまたこっちに戻ったりの毎日で 悪あがきのようにかき集めていくも...
なんか
それが一番人間らしく聞こえる言葉かな、とふと思ってみたりした。 あんまりうまいこと説明できない。うまい言葉が見つからない。 でもちょいとばかり伝えたい
【なんか】って、なんかイイ。 【なんとなく】ってのも、なんとなくなんかイイ。 ちょっとばかり恥ずかしいが、ちょっと本気で伝えたい。そんな感じというか、そんな空気を感じる。 “なんか” も “なんとなく” も、やっぱり1つの大切な言葉だと改めて感じる。 理由とか意味とか、そんなもんは全部取っ払ってでも、ちょいとばかり感じたいひと言。 詩にして良かったと、自分でも思うひと言。 誰にも気になんてしてもらえなくても、きっと誰もが使うひと言。 大切なひと言。 考えることより、感じることの大切さを改めて知らせてくれるひと言。 なんとなくそんな...
ひとりぼっちの詩
いつの間にか言葉を忘れて どんなに気持ちを伝えたくても 声はむなしく秋の空に 気持ちはいつしか冬の風に 聞いてほしい言葉がある 伝えたい気持ちがある 誰かが気づいてくれるのを待っている ただただここでひたすらに なにもできずに 僕は書くだけ 歌うだけ 気づいてほしい言葉がある 気づいてほしい心がある 僕はひとりなんかじゃない 君もひとりなんかじゃない せめて自分のなかには もうひとりの自分がいるから 気づいてほしい言葉がある 気づいてほしい心がある
きっと誰もがひとりぼっちなんかじゃない
でもきっと誰もがわかってる ただそれがすごく怖いだけ 不安はずっと消えないから ずっとずっと怖いだけ 君も僕も そして みんなも 怖がらないで 誰もひとりぼっちなんかじゃない 忘れないで
...
Alive
「死にたい」 そう思えることこそ、自分が生きている証拠。 「生きたい」 そう思うことこそ、自分が楽しく生きていけるための気持ち。 死ぬために生きてるヤツも、死ぬために生まれてきたヤツも、そんなヤツは1人もいない。 生きてりゃ何かいいことある。 呼吸すらも楽しく感じる。...