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正しい、人の愛し方
自販機で買ったジュースは、きっと出てくるのもジュースだろうと思う。 ただ、お金を入れて、飲みたいジュースのボタンを押せばいい。 でも、こればっかりはそうとも言えなそうだ。 まず、愛するって何だろうって考えてみたとき、だいたい途中で挫折する。答えが見つからない。 「答えなんて、ない?」なんていう使い古しで、なんとも魅惑的でロマンチックな結論を答えにしてみる。 で、眠りのなかで見た夢の人の微笑みを、愛だなんて呼んでみる。 そこでちょっと違う角度から攻めてみる。 なぜ愛するのか? そんなことは特にどうってことはない。愛したいからだ。理由なんてないと思う。 一緒にいたいから? ただたまたま、そのときそこにいたから? 「愛してる」って言われたから? そんなんだったら、もうコロンブスの卵みたいな疑問も沸いてくる。 愛してるから一緒にいたいと思うんじゃないか? ...
クロス
どんなに言葉を費やして 自分を隠してきただろう 自分の知るすべての言葉を費やして どれだけ嘘をついただろう 自分の知る言葉で 知らない自分を覆ってきた ありもしない理由を作りだしては 無意味な結果を消してゆく だからなにも理解できなくて 言葉はいつも蜃気楼の檻の中 今までのなにかを変えるために 今日も明日もあさっても その繰り返しの繰り返しで 結局なにも変えられなくて だけど終わりはまだまだ来ない “結局”なんてたった2つの言葉を使うには まだまだ今じゃ早すぎる ずっと止まったままだった 時計の針はさっき手のなかで 今また動きはじめたばかりだから 小さく小さく 友達が笑顔も連れていって 他人の隙間を吹き抜ける季節の風の口笛に 自分の居場所もわからぬまま ひとり 交差点で鼻歌なんてね だけど嘘をつくために言葉を憶えたわけじゃない 自分の居場所を探すため...
- unusual sound -
“次”に備えて、ちょっと早めに眠ろうとベッドにもぐる。 しばらく経って、なにやら階下からやけにコソコソとした物音が聞こえてきた。 気になった。かなり気になった。 <いやいや、きっとウメちゃんだろう。ちょっと早めのご帰宅だ> 玄関のドアが開いた音を聞いた憶えもなかった。居間のテレビの声もない。階段をあがってくる気配もない。 カチン……チャリン……フアサァ~…… やはり、なにかが、おかしかった。 <ん?? もしここで俺様がとっ捕まえたらヒーローか??> すぐに思いなおした。 <死ぬにはまだまだ早すぎるだろう> が、ベッドから抜けた。 足音を忍ばせて部屋を横切り、まずは少しドアを開けた。 無音だった。 自室の敷居をまたぎ、爪先立ちで階段を下りた。 居間から漏れる明かりが階段にまで伸びていた。 階段を下りきる手前の手すりから、顔の半分もださないまま息ひそめて...
FONT
やっぱ、こんぐれぇ~のフォントが一番見やすいんだよなぁ~
う~む
どうすっぺ。 って、改築するわけでも、増築するわけでも、改装するわけでもないんだな。 日本語フォントで設定すると、半角英字がつぶれるし、外国フォントで設定すると、日本語がやけに小さくなってしまう。 ってなわけで、やっぱ曖昧に“sans-serif”で設定しとくのが、どっちもイイ感じに表示されて、Good job!! もうなんか、ココアの冷めるのが早すぎる
いやはや、この乾燥具合は楽器にも悪い。...