きみの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/きみ 2024-11-23T14:33:18Z Movable Type 4.23-ja 11 1 11 月と道 tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.439 2008-09-08T20:42:46Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは... 雲と心と笑顔のむこう tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.432 2008-03-14T02:07:38Z 2008-09-23T05:31:28Z 松田拓弥 何かにすがりたいわけでも何かを諦めたわけでもないけど いつも心のどこかで雲が見つかる 煙でもなく空白でもなく 虚しさでも何でもない そして僕はそれに対して何もできないでいて それをまた増やそうとする 楽しいわけでも苦しいわけでもない もしも答えや理由があるのなら いつかそれが僕にとっての大空を掲げてくれるだろうか 僕の心は空だろうか 青いだろうか まだまだ青いままなんだろうか そこに浮かぶ雲やなんかは風に流れてゆくんだろうか 目を閉じたとき 泣けてくるとき 楽しいときもつらいときも それはいつもそこにあって あっちにもこっちにも見つかって 苦しさと同時に嬉しさもかき消していく これは一体なんなんだろう 不満なんかじゃないんだろうな 痛くもないし涙も出ない 探してもない花を見つけたときみたいだ それはただの花であって 僕にとっては花でしかない 名前もなければ色もない ただ流れて... 僕の左手 tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.431 2008-03-06T04:31:14Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 「愛してる」とか「好きだよ」なんて そんなうわべいらねぇよ いくらでも嘘なんてつけんだよ そりゃ嬉しいよ キスより早く届くから でもそんなんじゃねぇんだよ 言葉じゃねぇんだよ どんなに時間がかかっても 手をつないでくれたほうが 時間なんていらねぇよ そんなの始まりと終わりを探すだけになるから ふと孤独が僕のまぶたに迷いこんできたとき そのぬくもりをまた 探そうとするんだよ 僕の手が 僕のこの手は 求めるんだよ そんな言葉じゃないんだよ そんなのそばにいなきゃ色褪せるんだよ 言葉なんてもらっても この気持ちに理由がくっつくだけなんだよ なにをそんなに捨てていくのさ なにをそんなにあきらめるのさ なにを拾ったつもりでいるのさ なにを救ったつもりでいるのさ まずは見失いかけてる自分を拾って救ってやれよ なにからなにまで全てが自分次第なんて言わないよ やっぱりいろんなことが自分も含め... 力と涙 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.8 2007-10-10T22:37:00Z 2008-09-23T05:31:14Z 松田拓弥 僕は無力だ だけどそれを恥じたりしない 嘆いたりもしない それも僕だからだ きっとだれもが唯一の存在になりたい だれかの唯一 そして自分の唯一 偽りもなにもない 自分だけの自分 そしてだれかの自分 でもそれって遠いようで近い そんな自分 そんなみんなを 受け入れてみればいい でもそれができないでいる そういう力が僕にはない 不安には不安で応えてしまう だれかの不安を拭いきれない 傷ついた人の傷を癒すなんてできやしない でもそれも違う その傷を深めてやろうか えぐってやろうか 思いきりしょっぱいやつを そこに流しこんでやりましょうか もう二度と それを痛いとも感じなくなるほど でも痛いものは痛いんだよね それも知ってる きっと僕には小さな力があるだろう そしてそれはきっとたくさんあるだろう 大きな力はなくたって 少しずつ少しずつそやってみんなの 唯一になれてく そんな気がする ... 感じる笑顔 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.354 2006-09-21T16:01:00Z 2008-09-23T05:31:25Z 松田拓弥 きみが笑うとまるで目をつぶっているように きっとそやってきみは僕の心のなかを覗いているのかな きみの顔から気持ちがいっぱい いっぱいいっぱい弾けるとき その瞳を閉じて そう瞳を閉じて 僕のそばにいてほしい きみがもう二度と目を開ける必要もないくらい 僕がその手をにぎってるから きみを抱きしめる 僕はいつも君の笑顔がほしいから どうしてもこの目を閉じられなくて 怖くなる 君の笑顔が消えてしまう 君が安心して目を閉じられなくなるその瞬間 だけどきみが目を閉じてと言うたびに 僕のなかできみの笑顔が見えてくる 不思議なくらい きみを見つめているときよりはっきり 遠くで小さな雫がこぼれた音のように きっと きみの笑顔を感じてるんだね この目で見るよりはっきり この手で この胸で この心に... 僕ら tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.348 2006-09-13T15:34:00Z 2008-09-23T05:31:25Z 松田拓弥 もう涙なんかいらないさ。 つらいときも嬉しいときも、きっと充分流しただろ? きっと僕の知らないときも。 言葉もきっと必要ない。 もいちど自分と向き合ったとき、自分自身に笑ってあげて。 “本当にありがとう”って。 だけどこれからもずっと大切にしていきたいのは、こうして少し離れて本を読んでる横顔。 いつも同じじゃなくていい。 ずっと見ててほしいなんて言わない。 昨日の笑顔もあの日の涙も、今きみが抱えるその本も、きっと僕らと呼べるすべてのなかの1つだから。 僕らのすべてが、僕らっていう1つなんだから。 きみはきみの宝なんだ。... ワールドグランプリックス tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.336 2006-08-21T08:57:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  ついに始まってしまった……  女子バレーボール ワールドグランプリ!!  ああ、なんてこったい……  落ち着くまで、もうちょっとでいいから待ってほしかった。  またビデオ観戦かよ!!  もうずいぶん前だけども、あのワールドカップもそう。  バイトへ行くたんびに、大のサッカー好きが1人いて、ここぞとばかりにしゃべりだすわけです。  まあ、その彼は、一応俺様がビデオだってのを知ってるのでそれなりに配慮はしてくれるんですが、もう1人のサッカーちょい好きオヤジが、ワールドカップで巷が盛り上がってるからってなにげなさを装って話しだすわけだ。  そのオヤジは単に暇だから話しかけるだけで、ほかに自分が興味ありそうなことならなんでもいいくせして、俺様がビデオでまだ観てねぇってわかってるのにしゃべる。嫌がらせ以外のなにものです。  やがて、口々に結果とか試合展開とか納得いかないだの何だのしゃ... いつまでも tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.176 2006-05-31T18:09:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥 最初は笑い飛ばしていたのに 今じゃたった2、3分の電話まで 2人だけの時間だねって 微笑むようにかみしめちゃってる 「きみが好き」 最初のキスと同じように きみも言ってくれたかな そう 今でも 改めて...