だっての検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/だって
2024-11-23T15:36:48Z
Movable Type 4.23-ja
99
1
99
言葉の輪郭
tag:lovelife.takuyamatsuda.org,2009://2.1379
2009-02-23T15:15:45Z
2009-04-01T15:32:33Z
松田拓弥
本日未明。 たまたま紙が手もとになかったため。...
鏡のなかの向日葵
tag:lovelife.takuyamatsuda.org,2009://2.1378
2009-02-18T17:03:38Z
2009-02-18T17:07:43Z
松田拓弥
悲しいけれど自分が遠く 淋しいけれど君は遠く 「好き」って言葉を口にするほど その気持ちを自分に押しつけてしまってる そんな気がする 鏡に映ったものを触れようとするように 想えば想うほどそこにあるはずの心 距離と輪郭を見失ってく でもきっと 本当は触れてるんだ その感触に自信が持てなくなってくだけ 気持ちばかりがどんどんどんどん実感だけをふくらませて いつからか爪を立ててつかむことができなくなってる どんなに大切に思ってたって どんなに繊細なものだって 臆病になっちゃ流れ星 夜空は悲しみを映す鏡じゃないんだ ましてや星は涙じゃないから 「好き」って言葉は 自分にかける魔法じゃないから 欲しいものを手にするためなら 平気で嘘をつけるほどの強さが欲しくて 鏡の自分に手を伸ばす 自分自身とは手をつなぐことだって こんなにも簡単なことなのに どうして向日葵は あんなにも高いところに咲...
月と道
tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.439
2008-09-08T20:42:46Z
2008-09-23T05:31:29Z
松田拓弥
いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは...
粒
tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.434
2008-05-06T15:55:04Z
2008-09-23T05:31:29Z
松田拓弥
僕は僕であって 僕でしかないんだけれど この僕がいつか いつの日かどこかの誰かが必要としてくれたとき そのときだけでもいい そのためにあればいいなって 冷たい雨に打たれて感じた 僕が雨に濡れてるとき きっと誰かも濡れてるんだ 僕は知らない だけど濡れてる人がいる 僕が恋人を抱きしめてるとき きっとたくさんの人もだれかを抱きしめてる だけどそれを知らない人もいる だれにも抱きしめてもらえず泣いてる人もいる そんな人に僕はなにもしてやれない ただ思う 僕が幸せを感じてるとき そうじゃない人もいるんだって 幸せなこの瞬間に、と、そうじゃない人に 涙が出てくる ただの優越感なのかもしれない そうじゃない人への同情なのかもしれない 下にも上にもキリがない 卑屈になればいくらでも僕は小さくなれる だけど思う 僕がどんな気持ちでいても だれかがどんな気持ちになっても 僕が涙を流すそれはいつ...
たまには自分に嘘をついて騙されてあげなよ
tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.433
2008-03-24T23:46:02Z
2008-09-23T05:31:29Z
松田拓弥
自分に嘘 ついたっていいよ ううん ついてあげなよ それでもし ほんの少しでもそのときが救われるんならさ 自分は騙せない? 自分に嘘はつけない? いいよ いいよ いいんだよ そんなに強がんなくたって それでも自分を騙せるだけの強さがあるじゃないか それでも自分らしくあろうとする強さがあるじゃないか 弱さなんかじゃないんだよ 素直にいるのとは違うんだ たまにさ 自分には正直でありたいっていう気持ちと 自分には正直でなきゃいけないっていう気持ちと なんかぶつかり合っちゃってうまくいかないときってあるんだよね 素直に泣ければいいんだけど やっぱりそうもいかなくてさ もう少しこのまま笑っていたい そういう気持ちがなんとなく なんとなく表に出しきれないだけなんだ いつも救ってくれたのは 自分以外のみんなだったんだって そんなふうに思いたくなるときもあるよ でもさ 自分だけじゃなかった ...
星屑ロンリネス
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.11
2007-12-01T04:44:00Z
2008-09-23T05:31:14Z
松田拓弥
きっとだれもが瞬く星 昔はだれもが輝いていた その光を今に伝えようとしてる そうやって今もずっともがいてる ずっと昔 もしかしたらそれは昨日 自分がすごく輝いてたとき そこにしがみつくよに 切れた電池のスイッチを 何度も何度も押しちゃうように だからつらい 忘れちゃうのは怖いけど あのころの自分には負けたくない だけどね もうやめたよ そういうの ずっと先 もしかしたらそれは明日 僕も星になれてるかも 雨の日や雲が多い日 世界中のどこかの国、街 うつむいてる人やキスをしてる恋人たち 空を見上げる暇もなかったり そんな必要もない人たち もしかしたら人の数だけあるいろんな理由で その光は届かないかもしれない でもその光を見てくれる人がこの先 明日かもしれないし1年後かもしれない いつか僕に子供が産まれて 孫ができたときかもしれない その孫が大きくなって大人になったときかもしれない...
BUSY
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.9
2007-10-25T00:20:00Z
2008-09-23T05:31:14Z
松田拓弥
いつの間にかそばにいた時間 気づけばもうそこにあった ともに過ごしていたようで 自分だけが取り残されてるような ゆるやかに訪れた土曜の夜 そして過ぎてく日曜日 もうすぐそこまでやってきている月曜日 朝陽にさえ気持ちが萎えてしまいそうになる もっと大きな影を携えてくる太陽 心をなくしてしまいそうで あんなにあんなに大事に大事に なにがあっても失うことはないようにって 忙しさには笑顔をつけて月に返した だけど違うね なんにもなくしちゃなんかいなかったんだ 心まではなくさない 心意気だけ 次に待ってる心構えがはがれちゃうんだ ピーンと張ってた糸がほつれてしまうだけなんだ そう ほんのちょっとだけ ふと思いついて電話した人が なんだか話し中だったみたいな ほんの少しがっかりするけど だってほら またかけられるんだよ だからほら なんもなくしちゃいないんだ 未来はいついつまでもつながっ...
隣
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.7
2007-10-07T19:32:00Z
2008-09-23T05:31:14Z
松田拓弥
思いっきり走った 目標なんてなかった 終わりなんて考えないで ただとにかく走ったんだ もう走れなくなるまで走ってみたんだ 息が切れて胸が苦しくなって 脚が震えてなんも考えられなくなって そして恋を思い出した こんなふうにだれかを好きになったこと 鼻水垂らして口のなかもカラカラんなって 全身から汗を流した そんなふうな恋をした でももう忘れたな だってもう走れないなんて全然なかった まだまだきっと走れた そういう気持ちが消えてしまっただけだった やっぱりそういう恋も悪くないかなって思いだした でも今はなんか違う 走りだすと自分のことしか見えなくなってた 自分の気持ちしか見えなくなってた 前しかないと思えていた きっと相手もそれを望んでると思ってた きっと同じ気持ちでいるんだって だけどどっかで追い抜かしてしまってた 時には少し振り返るってことを忘れてた だから今は歩きたい いつ...