つなぐの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/つなぐ 2024-11-23T13:37:22Z Movable Type 4.23-ja 6 1 6 鏡のなかの向日葵 tag:lovelife.takuyamatsuda.org,2009://2.1378 2009-02-18T17:03:38Z 2009-02-18T17:07:43Z 松田拓弥 悲しいけれど自分が遠く 淋しいけれど君は遠く 「好き」って言葉を口にするほど その気持ちを自分に押しつけてしまってる そんな気がする 鏡に映ったものを触れようとするように 想えば想うほどそこにあるはずの心 距離と輪郭を見失ってく でもきっと 本当は触れてるんだ その感触に自信が持てなくなってくだけ 気持ちばかりがどんどんどんどん実感だけをふくらませて いつからか爪を立ててつかむことができなくなってる どんなに大切に思ってたって どんなに繊細なものだって 臆病になっちゃ流れ星 夜空は悲しみを映す鏡じゃないんだ ましてや星は涙じゃないから 「好き」って言葉は 自分にかける魔法じゃないから 欲しいものを手にするためなら 平気で嘘をつけるほどの強さが欲しくて 鏡の自分に手を伸ばす 自分自身とは手をつなぐことだって こんなにも簡単なことなのに どうして向日葵は あんなにも高いところに咲... Rain tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.438 2008-08-04T22:11:20Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 目を閉じれば 真っ暗な闇が見えてくる また目を閉じれば 今度はまっさらな世界が見えてくる ずっと目を閉じていたら 新たな自分が見えてくる 子供のころは明日がすごく遠く感じた 大人になると昨日がロケットみたいに飛んでいく たぶん待ってるものが違うんだ 明日を待つのが怖くなる だから休みが早くなる 楽しい時間が加速する それはきっと 心のなかも加速するからなんだと思う 「追う」か「追われる」かの違いだとモウ 胸が痛いよ どうにもならない時間を秘めて 自分以外の人の気持ちを ちぎれそうな想いを秘めて つながれたいと願ってしまう 狂おしいほど愛しいのに 引き裂くような時を重ねる 愛は鎖 ちぎるためにも つなぐためにも その重さを支え合う 指を結んで 肩を組んで だけどそれは きっとだれのためでもないんだろう 唯一理由が必要のない 唯一理由を持ち寄らない 一人ひとりが自分のために 自分... 感じんだよね tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.390 2007-02-05T16:25:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 おれ思うわけよ 人を愛するって理屈じゃねって。 洋楽聴いてて何言ってんのか全然わかんねぇけど、「この歌好き」って感じるようにさ。 夢って何? 愛って何? そやって訊くこと自体、間違ってんじゃねぇかなって。 そして、間違いなんてこともきっとないって。 「答えは1つじゃない」って言うよね。 でもさ、おれ思うんだよね。 それは自分だって。 だから答えは常に1つなんだって。 相手あっての愛ならさ。 ふたりで1つでいいんじゃねぇかなって。 考えて考えて、こねくりまわして、1つのこともいろんな断片にバラしちゃうんだなって。 元は1つ。 細分化しても元は1つ。 その1つにまた戻ればいいじゃん。 簡単なことじゃないのはわかってるけど、ぶっ壊したのは自分だからね。 自分ひとりで生きてるんじゃないけどさ。 自分以外の人がいての自分なのかもしれないさ。 でも自分は自分でしかない。 憧れや期待はあっ... 誰もいない部屋でひとり歌う僕 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.230 2006-06-11T16:49:00Z 2008-09-23T05:31:22Z 松田拓弥 ひとり部屋で歌をうたって涙が流れた 万人に愛される愛を叫びながら 心震わせるのはひどく簡単で いともたやすい 現に経験してはいない ただそれが好きな歌だと感じれたのは 僕がそれを好きだからだ 僕が君を好きなように 迷いや不安 孤独や怒り どれもが僕を縛っていて それでも愛を叫ぶ僕もいて ほんの少し自由を感じた 誰もが買える言葉を手にして 目に見えるものがひどく弱く小さく見えて それを信じきれなくなりながら それでも少し背中を押される気がしたんだ これを聴いてるのは僕一人じゃないんだって 同じ気持ち 同じ涙を流している人だって きっとどこかにいると感じられた気がしたんだ 愛や希望 夢や自由 絆や平和 人や理由 目には見えないその強さを感じられそうで 目をつぶって誰もいない部屋でひとり 誰もが歌える言葉と気持ちを叫びながら 時には手をたたいてみたりして 胸の前で手をつなぐんだ... 小径 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.117 2006-05-19T12:33:00Z 2008-09-23T05:31:19Z 松田拓弥 進んでるのか 戻ってるのか 地面を覆う草や花 木の根や枯れ葉 色も知らずに踏みしめて その小径をぼくはただただ辿ってゆく 草と知るのはその形 花と知るのはその姿 木の根は触れればすぐわかる 枯れ葉と知るのは渇いているから この靴の下をぼくが小径と認めたのは そこが歩きやすそうだったから 時にはいくつも橋を渡った なにかをつなぐものじゃなくて ただそこをまたぐための橋 視界の先 その両端には 先も後も同じ景色に見えたりした 渡りきっても変わらないと きっとまた戻ってくる 進みながら戻ってる いつも前を向いて歩いている でもそれはいつか背後に流れていった いつも同じ景色のなかで また草や花を認めては 木の根に触れて感動する 枯れ葉のような自分の姿を忘れてさえ 変わらぬものに安堵の息吹が胸裏をかすめる でも同時に落胆もする ぼくは森に迷ってる だからそれは道じゃない 歩きやすいから... 存在 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.64 2006-05-03T11:37:00Z 2008-09-23T05:31:18Z 松田拓弥  今までの自分の気持ちってやつを思い返してみたりした…  恋をした。  たくさんの恋をした。  傷つけた。  そして、傷ついた。  「好き」って言葉、今まで何度伝えただろう…  今思えば、違う人にたくさんの人に「好き」って言えてた。  自分の気持ちっていうのが、ちゃんとそこにあったのだろうか?  疑問だ。  時々こうも思ったりしていた… ── 自分のこの気持ちより、その人がいてくれれば、それでいい ──  …失くしちゃいけないって。  その人がいてくれて、初めてこの気持ちが生まれるんだって…  自分の気持ちを大事に大事に抱え込むより、その人をもっともっと大切にしなきゃいけないんだって…  僕が泣いたのは、その人の心のなかで先に涙が流れていたからなんだ…  笑うことだって、先に笑顔をくれたから…  その人がいなくなってしまったら、この気持ちは誰に伝えればいい?  その人が消...