出逢っての検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/出逢って
2024-11-23T15:31:03Z
Movable Type 4.23-ja
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きっと僕がしたかったこと
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.361
2006-10-19T10:22:00Z
2008-09-23T05:31:25Z
松田拓弥
淋しくなるね 君がいないと なんだかふと ずっとひとりぼっちだったみたいな気持ちになるよ 今まではそんなこと 一瞬だって感じたことなかった むなしいとさえ 痛みも喜びも悲しみもわかち合えない二人を憶えてる 遠すぎだよ 君がいない 最後に君と向き合って最初に君が振り返った朝と夜の境界線 必要だなんて言わないよ ずっとそばにもいれないよ もう二度と君には逢えないのかもしれないよね だけどそんなこと もしかしたら君は望んでなかったのかもしれないよね どれも全部きっと僕が君にしたかったこと 嘘ついて見栄はって意地はって カッコつけて謝りもしないでさ 絶対とさえ言えるほど きっと君への安心感に負けてたんだ 素直な気持ちもなにもかも みんなきっと伝えてたはずなのに 伝わっているはずだったのに だけどそれは僕なりの 僕にしかわからないやり方で いつも君が笑っていたのは きっとなにもわからな...
におい
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.284
2006-07-05T15:16:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
それだけで、すぐわかる。 昔っからそうだった。 人を、その人のにおいで判別してた…きっと無意識なのかもしれないけれど、シャンプーとか香水とか、その人が乗ってる車のそれかもしれないけれど、その人にはその人の“におい”ってのが必ずある。 抱かれたとき、抱いたとき、すれ違ったとき、触れたとき、いろんなときに、いろんなところで、いろんなにおいを感じてる。 それがやがては、その人のぬくもりに変わったり、その人の証になったり、その人との証になったりする。 一人ひとりがそれぞれで、絶対に、同じにおいは存在しない。 必ず「これ、○○のにおいだ…」って、なぜかひとり言みたいにつぶやいてる。 懐かしむように、記憶のなかに刻みこもうとするように。 でも胸のなかに記憶するときには、いつも必ず無意識なんだろう。 出逢ってすぐには、そんなにおいは感じない。 10回通ってもその国道の...
洗面器
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.275
2006-07-01T01:17:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
浅い容器に水を溜めて 僕がそれを覗きこむ 表面だけが波打って 底の見えない海のように にぎった拳が脈打って うねり出した水面が 静かに僕のなかで濁りだす やり場のない怒りや はけ口のない不安が 表面までは到達しないまま 僕のなかで拡散してゆく どんなに歪んだ表情でさえ ゆるやかな微笑みに似せてゆく いつでも笑みを浮かべながら そればっかりを練り上げられて そんな石像ができあがったり そのなかに閉じ込められた僕はいつか 自暴自棄になってみたり だけど不思議と ぬるま湯のなかをただ泳いでいるようで 居心地も悪くなかったり いつかその鏡に映る僕ってやつに 思いきり拳をたたきつけてやったなら 水が揺れて弾けてこぼれて 僕の顔から笑みなんてものも消えるだろう だけどそれをしでかす勇気もない 心の支えや優しさのなかでは それを壊したくなるような 安心と不安が共存していて そんなアンバラン...
恋=時間
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.267
2006-06-28T09:44:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
永遠なんて、そんなものは存在しないと思ってた。思ってる。むろん、永遠の愛なんてものは、夢のなかにも出てこない単なる“理想”なんだと思ってる。 だけど、いつか変わる、いや、変われるときがくるとも思ってる。 だから、信じることをあきらめない。 「前の恋は、次の恋で忘れなよ」 だから、終わった前の恋が大きすぎるということはない。思いこみで自分のことだけしか考えられなくなって、防衛線を張りめぐらせて、その先のとがった針先は、相手へと向いたり、ときには自分に向けたり、なにも解決しない、なにも変わらない、なにも変われない、なにも変えられない、深淵に落ちてゆく。 時間ばかりが通り過ぎて、自分はそのままの時間を繰り返す。 自分が幸せだと感じれば感じるほど、ヒトは飢えて不安になる。 その不安を解消し得た代償は、自分の時間と記憶と、前の恋。 だとしたら、時間のなかで繰り返される“...
失恋
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.145
2006-05-24T19:16:00Z
2008-09-23T05:31:20Z
松田拓弥
出逢ったころは見つめ合って話すことができたのに 今じゃ視線もこの手もすれ違い うしろ姿を追いかける 逢おうって言葉も「逢って」と小さく願ってる ふとひとりを感じたときは「好きでいて」と祈ってる 繰り返された小さな「さよなら」 一度きりの大きな「さよなら」 信じてほしいと逃げられて 隠した涙に背を向けられて 「どうしたらいい? ずっとこのまま好きでいてよ」 そんな言葉は夜の闇に 涙とともに 同じ気持ちのはずなのに 神様に願うなんてバカげてる わかってる わかってるけどわかってほしい 愛してるよりキスがほしい 抱きしめるよりしっかりこの手をつないでほしい もっと早くに出逢っていたらと時計の針を戻してみるけど 出逢いに遅いなんてなかったはず もう二度と離さない もう二度と離れない だけどそれも嘘になってる つらいたびに涙して 嬉しいたびに涙して 一つの恋が終わってく だけど恋を失く...
愛色
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.26
2006-04-13T17:27:00Z
2008-09-23T05:31:16Z
松田拓弥
一緒に過ごした時間よりも 出逢うまでが長かった僕たちだけど 君と過ごせた時間が どんなひとりの季節よりもずっとずっと長かった 桜の花が散るころに 僕らはそこで出逢って 同じ色の花びらの上 そこから二人で歩きだした 次の季節に迎えた日々で 強くにぎった手と手も ちょっとぎこちなくなったけど 今度は強く強く抱きしめた 愛色季節を重ねるたびに 君への想いも深まって 君が伸ばしたその手のひらと同じように 季節の木の葉も頬を染めてく あの日言葉に変えた僕の気持ち その夜明けの景色を変えた雪のように 君の心にずっとずっと降り積もればいい 君のリングに触れるたびに感じられた 優しく冷たいそのぬくもりのように 愛色季節を重ねてゆくたび 僕らは変わらぬ約束を “また変わらぬ季節を繰り返そう” また君と変わらぬ季節を繰り返そう そう君と一緒に変わらぬ季節と景色を…...