思っていたの検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/思っていた
2024-11-23T15:03:38Z
Movable Type 4.23-ja
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#405
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.384
2007-01-12T18:54:00Z
2008-09-23T05:31:26Z
松田拓弥
君の孤独 僕の孤独 みんな誰しもがその胸に抱えてる孤独 独りで何処かの名もない木を探しに行くより きっと大勢で何処かの森へ入っていく時の方が強く感じる淋しさや不安 みんなとはぐれることのほうが きっとつらいんだ ひとりだったら泣けるのにと 誰かの前で涙を流すことを なぜかためらってしまうように 大切な人は誰の心のなかにもいて そして君をそう呼んでくれてる人が必ずいる そこに目を閉じることはない 恥ずかしがることもない 胸を張ってそう呼べる 笑顔もぬくもりも何もいらない 失ってきたものを取り戻せるなら 愛を捨てた 愛に捨てられた そう思っていた だからそれと同じぐらい大きなもの 夢にしがみついたんだ そこから抜けられないんだよ 怖いんだよ いつも誰かに愛されたくて 褒められたくて リッチになっていつかみんなを見返したくて 泣きたくて 泣きたくて 泣きたくて 言えないけれど叫びた...
一緒に楽しみたいだけだった…
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.325
2006-08-16T10:13:00Z
2008-09-23T05:31:24Z
松田拓弥
俺はずっとバスケをやってた。 いろんなことがあった。 ホントにいろんなことがあったと思う。 小学校の卒業アルバムのタイトルも『つらかったキャプテン』だったのは、先にも後にも笑いのネタだった。誰もが読んで俺に聞かせてくれたもんだ。 とにかく、なんでもかんでも「キャプテン」だった。褒められるのも、怒られるのも、キャプテンの俺だった。それがイヤでイヤでしょうがなかった。 はっきり言って“キャプテン”なんて肩書きはクソに近い。 褒められるのもみんなだし、怒られるのもみんなのはずだといつも心のなかで思っていた。でも口には出せずにいた。 でもチームメイトのお父さんお母さんたちは、いつもすごく俺に気を遣ってくれてたのを憶えてる。試合に勝ったときはすごく優しく接してくれた。負けたときは、もっと優しかった。 小学。 中学。 高校。 専門学校。 かなりのバスケットバカだ...
考えてみて、あとからわかること
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.161
2006-05-29T13:15:00Z
2008-09-23T05:31:20Z
松田拓弥
優しさについて ほんの少し考えてみた そしたら今までずっと そう思っていた人を 疑うようになってきた 才能について ほんの少し考えてみた そしたら実は たいしてスゴくもないんじゃないか? 気づいてしまった 愛について ほんの少し考えてみた そしたらホントは ただの執着だったんじゃないか? 不安になってきた 今までは そう ただ漠然と感じていた でもそれはそれについて 少しも考えてはみなかった わかろうともしなかっただけだったんだと思う 答えなんてきっと見つかるはずもないって そこらへんにありふれすぎているだけ 自分でそれに挑戦してみなかっただけ ただちょっと見上げてしまっていただけ そんな人が欲しかっただけ そんな自分が悔しい ほんの少し悲しくなる わからないほうがいいこともたくさんあるんだ だけどほんの少し考えてみたらわかってしまうことも多い とはいえ考えてみてわかることは...
心の森
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.131
2006-05-21T22:23:00Z
2008-09-23T05:31:20Z
松田拓弥
ふたり 一緒だったのに いつの間にか迷ってしまって あなたにはぐれてしまっていた でも今わたしは一人だけど まだ前を向いて歩いてゆける あなたの背中を探している あなたもわたしを探してくれてる そう信じていられたから だけどいつしか疲れてしまって 時折座りこんでしまっていた いつも心にあったはずの あなたの背中も消えていた 振り向いてもくれないから なにを探していたんだろう? なにを探しているんだろう? あなたのいない わたしがいる 暗い道では手をつないでくれてたね 遠くであなたを眺めたときもあった 笑ってたね 楽しそうに 嬉しそうに 迷ったりはしなかった この手を伸ばせば いつでもどこかに触れられた そんな距離が支えてくれた 帰る場所もわかってた またふたりで同じところに戻ってゆける そんな安心に背中を押されて歩いてゆけた だけど今は不安や怖さに背中を押されて ひとりでふた...
僕
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.22
2006-04-11T18:50:00Z
2008-09-23T05:31:16Z
松田拓弥
僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ってた。 嫌われるのが怖かった。 傷つくのが怖かった。 だから僕は笑ってた。 笑っていれば時は過ぎると思っていたから。 笑っていれば傷も癒えると思っていたから。 だから僕は笑ってた。 ヘラヘラと、なにも見ずになにも考えることもなかった。 笑ってただそこを通りすぎてゆくことで、僕は僕を隠してた。 傷つくのはもう1度だけで充分だと、裏切られるのはたった1度でたくさんだと。 だけど、裏切ることもつらい。 去ってゆくうしろ姿を見守られること、それもすごくつらいこと。 悲しみを知ってる人の微笑みは、何よりとても優しかった。 美しかった。 僕はそれをあとで知った。 時が経った。 僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ったんだ。 僕はホントは、人が大好きなんだと知ったんだ。 傷つくのも怖くない。 傷が増えると、痛みや流れた涙の数以上に、絆を深めてゆけるか...