慣れての検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/慣れて
2024-11-23T14:32:21Z
Movable Type 4.23-ja
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愛されたい
tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.436
2008-07-26T01:47:55Z
2008-09-23T05:31:29Z
松田拓弥
愛されたい 愛されたいよ 失うこと 忘れること ひとりでいることに いつしかもう慣れてしまった 愛されている それはもうずっと前のこと 愛されていた だけど忘れることもできないんだ 愛されることで傷つくこと 愛することで傷つけてしまうこと 愛して愛されてしまうことで その痛みにも気づけずにいること 愛することで痛みを忘れてしまうこと 愛されることで淋しさを見失ってしまうこと それってふたりぼっちと呼べるのかな ひとりじゃないから気づけないままでいていいことなんてあるのかな 愛するたびに見失って 愛されるたびに孤独になってく だけど愛されたいよ もうちぎれてしまうくらいに愛されたいよ 忘れることができないから きっとだれもが抱える孤独だから なにもかもを見失って 信じることを忘れてしまっても なににも気づけなくなってしまったとしても 淋しさや悲しみに言葉をなくしてしまっても 愛...
愛しい日々
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.405
2007-04-06T15:23:00Z
2008-09-23T05:31:26Z
松田拓弥
愛のないセックスのように 思いつくすべてを試せるような めくるめく快感はないけれど 愛する人とのセックスのように なにもかもを出し尽くせるほど 絶対と言いたくなるような安らぎもないけれど ただ繰り返されるだけのような 凪いだ生活を愛せるようになってきた 繰り返すだけの毎日を繰り返しに また朝を迎えてる そしてまた眠るんだ また同じ明日を繰り返すために また同じ人に会って 「おはよう」と「またね」でつなげてく 「好き」や「愛してる」を約束に変えて また来る明日に今日を見てる 気づけばいつも同じ道の上を走ってしまっているように そこに行けば安心がある 向こうからはやって来てはくれないけれど そんなときは自分から行ってしまうんだ ただ人を見てても飽きてしまう ただ外を眺めていても疲れてしまう 夢見たようなきらびやかな世界じゃない むしろ色褪せたような寂びれた景色だ 行きもしない来も...
Elisa
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.337
2006-08-29T13:25:00Z
2008-09-23T05:31:24Z
松田拓弥
「パチンコで負けちゃったよ」 「いくら?」 「5万」 「もうやめなって」 恋をした。 「なんか負けてばっかだし、もうやめようかなぁ~と思ってんだよね」 「なにが?」 「パチンコさ。旅行とか行きたいとこあるし、音楽もやりたいしさ。まあ、やめないにしても、減らそうかなぁ~と思って」 「偉い!!」 恋が実った。 「そういえば、パチンコってまだ行ってるの?」 「いや、それならおまえと一緒にどっか行ったり、うまいもん食いたいよねぇ~」 「じゃあ、もう全然行ってないの?」 「ああ、なんか勝てそうなときとか、付き合いで何回か行くぐらいかな」 「あれってそんなに勝てるもんなの?」 「う~ん……まあ、慣れてくれば負けなくはなるかな」 「ふ~ん」 「ちょっとこないだ勝ったんだけどさ、それで今度どっか行かない?」 「ホント? やったね。大好き!!」 しばらく経った。 「パチンコって、そんなに...
そこじゃ狭い
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.293
2006-07-12T17:08:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
人がいて、初めて自分を知る。 人がいなきゃ、自分すら見失う。 自分で自分を想うことも、人がいなきゃわからない。 そんな世の中、住みづらい。 だけど人がいなきゃ、もっと住みづらい。 退屈だ。 自分がいて、人がいて、初めて自分も、人も、楽しくなれる。 一人遊びに慣れてしまうと、二人で遊ぶにはここじゃ狭い。 だけど広い場所でも、自分だけは見失わない。...
tears of happiness
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.273
2006-06-30T09:44:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
見慣れた景色をかきわけながら いつもの座り慣れた隣の席で なにげない会話のなかを泳ぎながら なんでもないのに笑い合えた なにもおもしろいこと言ってないし もちろんなにかが変でもない ただ調子を合わせただけでも 胸の奥から笑顔があふれだしてくるような 木漏れ日でもなく小春にそよぐ風でもなく 聞き慣れた声やありふれた言葉 何度も何度も繰り返されていくなかで 見つけたんだ ふとした幸せ どうやってそれを表現したらいいかのがわからなくて ただそれに慣れてないだけ いつまで経っても慣れないもの 通り慣れたなかにあるもの そんなに大きなものじゃない 思い切りは泣けないけれど きっと隣に座っていれば気づけるもの...
鏡
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.271
2006-06-30T04:13:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
自分の姿を、逆さまに映しだしてくれる鏡には、不思議な力を感じる。 …自分だけじゃなく、もっと他の、いろんなものをも映しているような気がする… でも自分では、その「逆さまに映った姿」が、自分の知る自分の姿だったりする。自分の目で、自分を観察することは難しい。 その目で観察できるのは、自分の中身にしか向けられない。 他人から見た自分の姿が鏡に映しだされる。 自分の目で見れる自分の姿は、他人には見えない。 出かけるときに鏡で身だしなみのチェックをするのは、そのせいかと思った。 もし、もう一人の自分がいて、そいつが正面に立ってこっちを見たとしても、それもまた他人が見てる自分の姿を眺めてるに過ぎない。視点はそれと同じで変わらない。 【鏡とは、何か?】 【自分じゃないものを映すもの…そう、自分以外】 自分じゃなきゃ気づかないことがある。自分じゃなきゃ気づけないことが...
ひとり
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.266
2006-06-28T03:57:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
みんな、さみしいんだよ… そうなの、みんなさみしいんだよ… 心の奥じゃ、誰もがそんな小さな孤独をいつもいつも抱えてんだよ… みんな、ひとりってのが怖いんだよ… 時間とともにそれが薄れていって、やがてはそれが大きくなる。 一緒にいる時間が長くなればなるほど、より大きな孤独を感じるようになってって、と同時に、そこに孤独っていう不安と恐怖もふくらんでく。 ひとりじゃないときが長ければ、ひとりになるのが余計に怖くなる。 ひとりに慣れてしまえば、ひとりじゃなくなることが怖くなる。 孤独から1歩進んで。 1歩引いて、ひとりになって。 怖くなる。 ひとりになることも、もうひとりじゃなくなることも。 そんなときには、きっと誰もが自分自身とふたりになる。 そして、孤独のなかで孤独を隠して、強がって、笑いながら、泣いている。 きっと誰もが孤独のなかにいる。 でも、...
fly
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.222
2006-06-10T17:03:00Z
2008-09-23T05:31:21Z
松田拓弥
鏡のむこうに自分の姿を映して、変な顔をしてみる。 …ムカつく。 ベロ出すな… 目ェむくな… 鼻の穴を閉じなさい… …もう目もあてられない。 鏡に映ってるものって、実際のものとは逆向きになってると聞いた。 でも、実際に鏡を見てるときって、それを忘れてしまってる。 でも、右と左をちゃんとそのままに映されると、逆にもっとおかしくなる。 左右逆の自分の姿に、自分だけが慣れてしまって、自分だけがそのそのまんまの自分の姿を知らない。 自分なのに、自分が見えない。 そのままの自分ってやつは、自分だけが見えない姿のことを言っている。 自分に見えないものが、そのままの自分ってやつだと言えるのか? どうやら言えるようだ… だから人は嘘をつく。 …嘘は人に見えないようにつくけれど、自分だけがその裏に隠されたホントの意味を知り得るからだと思えてきたりしてみたり… 殺...