手探りの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/手探り 2024-11-23T15:15:30Z Movable Type 4.23-ja 7 1 7 僕のなかの鎮座 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.400 2007-03-26T17:02:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 せっかちな蜂 穏やかな花 麗しき景色 ここから見得る何もかもが この手に取ることができるような そんな不安に駆られるときがある ホントはきっと見えないものを 手探りでもぎ取ろうとしてるだけなのに 動かぬものを拾い集めて 僕のなかに鎮座させる そしてそれを見つめる日々 それを安心と僕は呼んでた でも違う 不安とうまく付き合うことが いろんなものを受け入れたり 些細なことを信じれたり あらゆるものとぶつかり合ったり 僕のなかの消えないものと この世界にひしめき合う見えないものを ただ漠然と恐れることもなく 信じていける力にできる そんな力ができる になる きっと今ある自分やこの世界は 今の僕にとって申し分ないものなんだ そして僕はそこに生きてる 誰かの優しさが僕の横を素通りしても きっと誰かの心には触れてるはずだから... 暗闇のチョークスリーパー。 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.378 2006-12-26T18:37:00Z 2008-09-23T05:31:25Z 松田拓弥  ……目覚まし時計が鳴りだした。  21時38分。  見ないまま目覚まし時計のてっぺんに設けられたボタンを押す。  スヌーズ機能で一時的に音が止まる。何分か後にまた鳴る。  そのまま反対側の腕を伸ばし、枕のそばの携帯電話を手探りする。  そのあたりに携帯電話はなかった。  ジャンバーのポケットに入れたまんまだ。  重い体を無理やり起こして、クロゼットの扉にかけてあるそこから携帯電話を取りだす。  ディスプレイを開く。  バッテリーが切れていた。  暗闇のなかまたベッドに戻り、枕に顔を埋めて下敷きになっている携帯電話の充電コードを探す。  見つけて携帯電話にプラグを差し込む。  いったん電源ボタンから指を離して、充電中の赤いランプがついたのを確認したあと、電源ボタンを押した。  電源の入る音が響いた。“切”ボタンを連打して、いくつかの起動画面を飛ばす。  アラームが終わったとい... 名のある存在 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.360 2006-10-16T21:19:00Z 2008-09-23T05:31:25Z 松田拓弥  人って、自分を知りすぎると、最終的には死んでしまうのかなとか最近思った。  “自分探しの旅”とかってよく聞く言葉だけど、それって、僕は思う。  それまで築いてきた自分っていうのを、いっときでもいい、一瞬でもいいから忘れてしまいときの気持ちなんだって。  旅好きの人ほど、変化っていうのを求めてるのかなとか。  人生って、愛とかなんとか、最愛の人、伴侶、あるいは“失った自分の半分”なんて表現もあるけど、そういうのを探すんじゃなくて、すごくありきたりだけど、ホントの自分っていうか、ただの自分、ただ“純粋な自分”っていうのを探してく自分のなかに積み重ねてく時間の軌跡なんじゃないかな。  それこそ、今の僕が考えられるホントシンプルな表現だと、自分自身の生と死の狭間 ── 他人うんぬんじゃなくて。  そんななかに最愛の人だとか運命だとか、友達だとか恋人だとかとの出逢いがあったり別れがあ... コトバ tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.331 2006-08-24T15:48:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  最近、「カタカナ」ってやつが流行ってるらしい。  聞いたことない言葉でも、漢字で書かれてると、その字を知ってれば、なんとなくその意味も理解できたような気がする。そして、あとから本当の意味を知っても、それに近いことが多い。  でもカタカナだと、どうもスムーズに入ってこない。  たしかにインパクトはある。  でも、理解できない。  でも、だからこそインパクトがあるのかもしれない。 「コトバ」  だから?  なにも伝わらない。  もしそんな題名のモノがあれば、きっと“あれ? なんだコレ? ちょっと気になるかも? 見てみっか…なぁ~”ってなるかもしれないけど、それを開いて読んだら、きっと呼んで終わりになる。 <へぇ~、“コトバ”かぁ~…“コイビト”でもいいじゃん>  カタカナ表記の言葉や文章を読んだら、それをそのまま受け取るだけで、それについて考えたり悩んだりもせず、もしかしたら返... 手探り tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.220 2006-06-10T06:28:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥  この言葉が、好きで好きで仕方ない。  できれば、たとえほんの小さなことにでも感動しながら生きていきたい。  ただそれだけだ。  でも、自分が生きてるうちは、どうやらこうやって自分が生きてることには感動できないでいるらしい。  そして、それを実感することすらままならないらしい。  感じること  自分自身を感じること  きっと自分に何かを感じる。... フリ tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.217 2006-06-09T18:43:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥  『不文律』って、これが何だか知ってるかい?  俺は知らない。  『自然法』って、これが何だか知ってるかい?  俺は知らないフリをする。  『人の心』って、これが何だか知ってるかい?  俺はそれを忘れかけてる。  だからもう一度、手探りしてみることにした。  それを俺は「あたり前」と言う。... 手探りなのだ tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.17 2006-04-09T21:25:00Z 2008-09-23T05:31:15Z 松田拓弥 そんなにたいしたことじゃない 人ごみのなかですれ違う人と視線も合わないことなんて 誰かが死んでも涙のたった1粒もこぼれてこないことも 笑顔のなかに埋もれた泣き顔見つけられないことだって だけどそれじゃつらいんだ 伝えたいこと涙以上にたくさんある 笑顔よりもいっぱいある 誰もがそれを心に抱いて生きてんだ そんなにデカいことじゃない 背中を丸めて歩いてくおばあちゃんに微笑みかけてみることも 笑い合ってる恋人たちに自分のなかのクラクションを鳴らしてみたり 黙ってこっちを見上げてる真っ赤な目をした子供の頭を撫でることも だってみんな生きてんだ ありふれてても優しい気持ちに触れていたい 笑顔に表も裏もないだろう 誰もができれば笑い合って生きてたいんだ 今はまだ何もかもが手探りで なにを探してるかもわからずに あっちへ行ったりまたこっちに戻ったりの毎日で 悪あがきのようにかき集めていくも...