濡れての検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/濡れて
2024-11-23T13:20:37Z
Movable Type 4.23-ja
9
1
9
粒
tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.434
2008-05-06T15:55:04Z
2008-09-23T05:31:29Z
松田拓弥
僕は僕であって 僕でしかないんだけれど この僕がいつか いつの日かどこかの誰かが必要としてくれたとき そのときだけでもいい そのためにあればいいなって 冷たい雨に打たれて感じた 僕が雨に濡れてるとき きっと誰かも濡れてるんだ 僕は知らない だけど濡れてる人がいる 僕が恋人を抱きしめてるとき きっとたくさんの人もだれかを抱きしめてる だけどそれを知らない人もいる だれにも抱きしめてもらえず泣いてる人もいる そんな人に僕はなにもしてやれない ただ思う 僕が幸せを感じてるとき そうじゃない人もいるんだって 幸せなこの瞬間に、と、そうじゃない人に 涙が出てくる ただの優越感なのかもしれない そうじゃない人への同情なのかもしれない 下にも上にもキリがない 卑屈になればいくらでも僕は小さくなれる だけど思う 僕がどんな気持ちでいても だれかがどんな気持ちになっても 僕が涙を流すそれはいつ...
Vodafone
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.368
2006-11-09T10:20:00Z
2008-09-23T05:31:25Z
松田拓弥
ケータイが雨で濡れて…… ケータイのバッテリーが切れたまま放置して、はや2週間…… 番号変えなくても他社ケータイに変えられるっていうサービスが話題になって、もうそろそろけっこう経ったと思われる。 とても気になるサービスだ。 でも、Softbankの「0円」っていうあのCMが、厳密には嘘だっていうのに気づいて、かるく萎えた。 まわりにもうVodafoneなんていねぇ。 いまだにやっぱりまだVodafoneって言ってしまうので、どちらかに統一しようと思う。 ので、Vodafoneとします。 頻繁にかける人はVodafoneなんだけど、会話やメールがとっても短い。 話が長くなったり、一応ある程度メールのやりとりが続くのは、他社ケータイの人。 どうすんのよ、これ。 悩みどころでしょう。 顧客満足度では、auがダントツでトップなんだそうだ。 なかでも、カシオ...
想う
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.346
2006-09-08T15:07:00Z
2008-09-23T05:31:25Z
松田拓弥
泣いた。 涙が出てきた。 止められなかった。 その大事な人のことをしゃべっていたら、まるでさざ波のように静かな涙が押し寄せてきた。 最近その人とのあいだに、なにかしらわからないけど距離を感じるようになってしまっていた。 でも明らかに態度でそう示されてるとかじゃない。それはなんとなく、肌で感じるもの。感じてしまうもの。 実際には、そんなの勝手な妄想なのかもしれない。 触れられるものじゃない。触れたわけでもない。目には見えない。形もない。お金じゃ買えない切符がある。 どうしても、こらえることができなかった。 でもこれは、流していいもんだとも思った。だれも見てない。我慢することでもない。そんな制限だってどこにもない。 でもやっぱり、がんばっていた。 上を向いて、下を向いて、深呼吸して、また大きく息を吐いて。 でもダメだった。 こぼれた。 そして、1度流...
いつか空に虹が架かる
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.347
2006-08-29T16:12:00Z
2008-09-23T05:31:25Z
松田拓弥
傘の下では半分いつも濡れていた なんだかんだと寄り添い合っては 少し君が離れるたびに 僕が少し追いかける 僕が君の手を引いて それでも君はちょっと 幸せそうに微笑むんだ だけど今はこの傘が とても大きく感じられる 下でどっちに傾いてみても 上はなにも見えなくなってしまってて まわりを見ても他人ばかりで 僕は傘をささなくなった たまには一緒に濡れようって言ってみたかった そしてまた君が微笑んでくれるのを見てみたかった でももう誰もこの雨から守る必要がなくなってしまった だから...
雨宿り
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.314
2006-07-21T15:40:00Z
2008-09-23T05:31:24Z
松田拓弥
ぽつっぽつっと降ってきたら ほんの少し歩みを広げて ほんの少し遠くへ向かう そしてほのかな暗がりで ズボンやシャツがまとわりついてる 僕は微笑みながら雨を拭く やわらかな明かり すべてがゆっくりにじんでゆく 今は光も影も解け合うんだ まぶしすぎる光もなく すべてがまぶたを閉じた名残のように なにに追われることもなく なにを追ってるわけでもなく 僕が傾くほうにだけ 同じだけ少しだけ 僕に寄り添い合ってくれるだけ 走って帰ったっていい だけどずっとこうしていたい その音さえ忘れてしまうような ただ静かな眺めのなかで 遠くの景色とこのつま先に踊る雫とのはざ間で ただ濡れてくままに感じてたい 僕が君を好きなのも きっとこんな感じなんだね そう 君の手のひらで...
命の言葉
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.253
2006-06-25T16:57:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
人が死ぬと 人は泣く 膝を折り 腰を縮め その場に崩れ落ちてゆく まるでその人の心を見ているようだ 人が死んでも 泣かない人 泣いてる人のあいだにたたずみ その人たちに腕をまわし 時に中空をただじっと眺めていたりする 心の形がその人の姿そのものだったとしたら その姿も決して嘘はつけないものだろう 顔では笑っていても心は泣いているという 目が笑っていないという 目が心を映しだす鏡というなら 体は心を偽る器なんだろうか だけど体はどうしても正直だ いつでも泣ける女優さん 心の呼びかけに素直になれるだけだろう 雨が降れば濡れるように 傘をさしても傘は濡れてしまうように 泣きたいときに泣けない人もいるだろう 言葉にすればするほどに 心の在り処がわからなくなる 見えてたものもかすんでしまう 体も心を超えられない だけど言葉は時に心のなかにずっと残り 甦る 言葉がその心や体を支えるときも...
心の羽根
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.120
2006-05-19T16:51:00Z
2008-09-23T05:31:19Z
松田拓弥
きっと心のどこかには 小さいけれど大きくて 強い羽根がはばたいている きっと誰もつかまえられない もしも君の羽根を折ってしまっていたのなら ぼくを離れてまた空へ 大きな空へ飛び去ればいい もしも君の心の羽根が見つからないのなら ぼくが一緒に あの君の心の羽根を探してあげる きっとそこには自由があって 静かで大きな自由があって その羽根いっぱい広げることができると思う きっと幸せ見つけられるさ いつかは君も羽根と去っていってしまわないか 不安で不安で仕方ない 素直になれればなれるほどに もしもぼくの願いが叶うなら ずっと君をつかまえてたい 君のその羽根折ってでも きっと誰もが持っている いろんなものを背負いながら 心の羽根で大きな空を目指してる そしてきっと誰もがたどり着ける 雲があって雨が降って 君の羽根は濡れていた 空が落ちて雲が消えて 心の羽根が陽射しを受けた ぼくの羽根...
けむる月よ
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.60
2006-05-02T14:58:00Z
2008-09-23T05:31:18Z
松田拓弥
深く深く吸いこんだ煙草の煙を細く長く ふとした夜空に浮かぶ月 なにをそんなに照らしだすのか 淡くぼんやり優しく輝く月明かり 僕の残した足跡は街灯伝いに濡れていて 月の明かりは届かない そう ここには届かない 僕もなにを照らすのか 僕はなにを照らせるか きっとなにも照らせない いつもなにかに照らされてるだけ けむる月よ この道はどこへと続いているのか 僕をどこへ導いてくれるのか それともどこにも導いてはくれないのか きっと答えはどこにもない この道の先にも そこを曲がった脇道にも いつだって突き当たる前に曲がってしまう そして答えは1つじゃない 道もきっと1つじゃない 路地裏にだって月の明かりは届いてる そこを淡くぼんやり優しく照らす明かり いつかは見つける 見つけられるその明かり でも消えてくれていたのなら 次の朝へと時間が少し早く進む けむる月よ 今はまだ僕の道を照らし...