生まれてきたの検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/生まれてきた
2024-11-23T15:10:31Z
Movable Type 4.23-ja
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誇り
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.409
2007-04-12T16:29:00Z
2008-09-23T05:31:26Z
松田拓弥
君のために僕は死なない きっと君の一生を 縛りつけてしまうから 僕は君の傷みになりたくない 「不死身」だなんて いまどき子供だって信じないような 全然笑えない冗談だけど 僕は本気で強がるよ せめて君を守れるぐらい いつもせっかちに動くくせに 必ずなにか忘れるところも いつも切りすぎる前髪も それを嘆く君の不安も なにもかもが好きなんだ 君が送りつけてくる君のすべてと 僕が描く君のすべてを 僕は全部受け止める 間違っていたっていい 君のかけらの何一つ そして君を支える一人ひとりが 僕にとって大切なんだ ふと立ち止まって君を想うと 君を僕を取り巻く人たちまで浮かんでくるんだ 背中や掌、時には声。 微笑んでたり考えてたり。 苦しんでいる人もいる。 いつか君が泣いたとき 僕は君を抱きしめるしか 受け止めることぐらいしかできなかった 自分でもバカだろうなと思えるほど君のこと。 君のこと...
想う
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.346
2006-09-08T15:07:00Z
2008-09-23T05:31:25Z
松田拓弥
泣いた。 涙が出てきた。 止められなかった。 その大事な人のことをしゃべっていたら、まるでさざ波のように静かな涙が押し寄せてきた。 最近その人とのあいだに、なにかしらわからないけど距離を感じるようになってしまっていた。 でも明らかに態度でそう示されてるとかじゃない。それはなんとなく、肌で感じるもの。感じてしまうもの。 実際には、そんなの勝手な妄想なのかもしれない。 触れられるものじゃない。触れたわけでもない。目には見えない。形もない。お金じゃ買えない切符がある。 どうしても、こらえることができなかった。 でもこれは、流していいもんだとも思った。だれも見てない。我慢することでもない。そんな制限だってどこにもない。 でもやっぱり、がんばっていた。 上を向いて、下を向いて、深呼吸して、また大きく息を吐いて。 でもダメだった。 こぼれた。 そして、1度流...
血
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.103
2006-05-15T16:03:00Z
2008-09-23T05:31:19Z
松田拓弥
親は、子供のために。 子供は、自分のために。 子供がおもちゃを選ぶように、親は、そのおもちゃを選んで買ってくる。 選んで買ったおもちゃでも、子供は飽きても新しいものがやって来るまでは、それで遊ぶしかない。 親もきっとそれは同じだろう。 おもちゃを選ぶようには、親も子供も選べない。 ケンカしかしない親なら、いっそ居てくれないほうがいい。 “子供が大きくなるまで、別れる気はない” 逆にそれは、それからの自分を想像できないだけだと思う。 ホントに子供のためと思うなら、そのまま別れたほうがいい。仲の悪い親ほどイヤな親はいない。そんな親はいらない。そんな親なら、親じゃない。三流映画に出てくる三流役者と変わらない。 自分がその“親”っていうやつを演じたいだけなんだよ。しかも、“いい親”っていうほうだ。 泣こうが怒ろうが怒鳴ろうがわめこうが、親どうしの仲がよければ、...
地図の上から
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.73
2006-05-06T12:58:00Z
2008-09-23T05:31:18Z
松田拓弥
いつしか僕がここから消えたら どこかに建った墓石には どんな言葉が刻まれるのか “たった5人の涙の結晶” “ここで眠るためにこの世に起きて生まれた子” “間違い” “永遠なる安らぎを…” いつか死ぬのはわかってる だけどそれはわからない ホントに限られた時間だけなのかもしれない ホントに一瞬の映画みたいなものかもしれない そんなの気休めにもなりはしない だけど自分が生まれたことに理由なんてきっとない それは生きてるあいだに自分で見つけるものだと思う できればそれを刻んでほしい “自分で理由を見つけた人” だからそれまではやっぱり自分のベッドで眠りたい もしもそれは明日見つかるかもしれないし 永遠の安らぎは生きてるあいだに見つけたい たった5人でも涙を流してくれる人がいる 生まれてきたのは間違いなんかじゃない こうして生きてるあいだにいっぱい悩んで いっぱい泣いて たくさんつ...
手探りなのだ
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.17
2006-04-09T21:25:00Z
2008-09-23T05:31:15Z
松田拓弥
そんなにたいしたことじゃない 人ごみのなかですれ違う人と視線も合わないことなんて 誰かが死んでも涙のたった1粒もこぼれてこないことも 笑顔のなかに埋もれた泣き顔見つけられないことだって だけどそれじゃつらいんだ 伝えたいこと涙以上にたくさんある 笑顔よりもいっぱいある 誰もがそれを心に抱いて生きてんだ そんなにデカいことじゃない 背中を丸めて歩いてくおばあちゃんに微笑みかけてみることも 笑い合ってる恋人たちに自分のなかのクラクションを鳴らしてみたり 黙ってこっちを見上げてる真っ赤な目をした子供の頭を撫でることも だってみんな生きてんだ ありふれてても優しい気持ちに触れていたい 笑顔に表も裏もないだろう 誰もができれば笑い合って生きてたいんだ 今はまだ何もかもが手探りで なにを探してるかもわからずに あっちへ行ったりまたこっちに戻ったりの毎日で 悪あがきのようにかき集めていくも...
Alive
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.13
2006-04-04T15:48:00Z
2008-09-23T05:31:15Z
松田拓弥
「死にたい」 そう思えることこそ、自分が生きている証拠。 「生きたい」 そう思うことこそ、自分が楽しく生きていけるための気持ち。 死ぬために生きてるヤツも、死ぬために生まれてきたヤツも、そんなヤツは1人もいない。 生きてりゃ何かいいことある。 呼吸すらも楽しく感じる。...