靴の検索結果
tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/靴
2024-11-23T14:58:47Z
Movable Type 4.23-ja
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夢でも金でも何でもない
tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.426
2007-06-29T15:57:00Z
2008-09-23T05:31:27Z
松田拓弥
何かが欠けてる それでいていつも何かに満たされている 毎日まいにち同じことを繰り返しているようで きっと何かが欠けてて何かが満ちてる そんななかに生きている たまった仕事を机の上からドロップキックするように がむしゃらにただやっつけていく 書類の山にデータの川に 珈琲はロープだ 煙草はタオルだ 捺印するのは俺の靴だ ぶっ壊せ!ぶっ壊せ!ぶっ壊せ! ただ浮かんで揺れてるだけの 不満だらけの腐った自分を 凝り固まった日々のしこりを そして欠けた満月を 白々しいよ今さらそんなの 誰もがみんな金が欲しくて 生きてく以上に、必要以上に働いて それでももっと働いて 年末ジャンボをせっせと買う フォローなんて何もない 何が欠けて何が満ちていってるんだろ 満ちた分だけ欠けていくのか 欠けた分が満ちているのか だからそれがなんなのか 満ちても欠けても生きていく...
「星がきれい」
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.303
2006-07-26T10:47:00Z
2008-09-23T05:31:24Z
松田拓弥
車を降りてつぶいやいた 「星がきれい」 閉まるドアを待たずに駆け出した むこう側には何もないけど 闇が怖くなくなった こんなにも星がまたたく夜は 星の上を踏むように 冷たい地面に星座を作る こんな夜は月はなくても構わない 一人で星と戯れる 乱れた足のつま先があちらこちらで小石を蹴り 靴のかかとが草を滑る 伸ばした腕が風を受けて 溶け合うような星たちが弾んだ息で寝静まる そしてそっと心の音色に瞳を閉じる 純粋に ただ純粋に 「星がきれい」...
Lumielina ~理毛~
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.298
2006-07-04T00:22:00Z
2013-08-29T03:08:54Z
松田拓弥
“理毛ローション・シャンプー” と、この商品、どうやら僕が通ってる美容室でもバカ売れらしい。 女性はもちろんのこと、男性にも大人気とのことだ。 ってことで、今日はそれについて書いてみようと思ふ。 それはなぜなら、僕が“理毛信者”だからである。もうこれ以外のシャンプーは使わない。いや、もう使えなくなってしまったのだ…… でも先に言っておきますが、すっげぇ~長いです。前代未聞です。ブログの域を超えてると思います。 それぐらい、この記事は長文です。 でも、本当に“理毛”に興味のある方は、この記事をかるくでも、何日かにわけてでも読んでおいて損はないと思われます。 【Lumielina】 ……とはいえ、それだけだ。いや、もうそれで充分。 それだけ書いとき...
素直でいこう
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.278
2006-07-03T00:22:00Z
2008-09-23T05:31:23Z
松田拓弥
趣味:人間観賞 人を見ること。観察すること。日記。メモは取らなくても、なんとなくボヤけて残る人の輪郭。行動。しぐさ。靴。髪。腕時計。 誰でもいい。 とにかく自分を見て欲しい。 ここにいる自分を見てほしい。 胸の内、全部を吐き出すなんてできやしない。誰にも言えずに、どんどん自分のなかに積み重なってく。 自分のなかの、自分の本音。 人がじっとこちらを見てる。それに自分は気づかぬフリ。得意なのは、そんな“フリ”をしてみること。 相手が気づけば、こちらは全然見てないフリ。それは単なる暇つぶし。人のことなんて、ホントは特にどうでもいい。 自分のなかの、自分の建前。 名前も知らないあなたを見るから、自分を見てほしい。 他人だけど興味を持つから、わたしに興味を持ってほしい。 だけどわたしはあなたに興味がない。見られても、見ない。声をかけてくれたとしても、わたしはそ...
円
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.235
2006-06-12T18:05:00Z
2008-09-23T05:31:22Z
松田拓弥
“愛”だとか“平和”だとか あまりに規模が大きすぎて “永遠”だとか“自由”だとか 途方もないことのように言うけれど きっとそれらはみんな みんなのすぐそばにあって 石ころみたいに転がってんだ だからもしかしたら そういうもので傷ついてしまったり 見つけたのは自分の靴の裏だったりしたとき きっと自分には手に入らないとか ずっと遠くて見えないものとか 考えてみたところでわからないとか そうやって自分で隠してしまってるのかもしれない 自分の命が永遠じゃなかったり 真実なんてものがなんなのかもわからなかったり 愛を愛と呼べなかったり それすら疑問に感じたり なにもかもを“人それぞれ”と求めることをやめてしまったり 答えは1つじゃないと割り切ろうとしながらも 1つの答えを求めてしまって ひょっとしたら永遠にバラバラなものに 細かく分類しようとしてるのかも 愛も平和も宗教も誰もが唯一を...
ガラスの瞳
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.213
2006-06-08T18:01:00Z
2008-09-23T05:31:21Z
松田拓弥
「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 「愛してる」 「好き」 伝えれば伝えるほど、全然足りないと感じる気持ちがある。 どれだけ言えば、どれだけ想えば、すべてを伝えられるのかと不安になる想いがある。 その不安は、どうすれば消すことができるのか、もっともっと不安になる。 足りないものを補うように、どれだけ言葉を費やしたのか… どれだけ言葉を費やすだろう… で...
長靴
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.126
2006-05-21T13:09:00Z
2008-09-23T05:31:19Z
松田拓弥
「ホントおまえって、人の心に平気で土足でズカズカ入ってくタイプだよな、ホント」 考えた。 考えさせられた。 なんかちょっとだけ悩んだかもしれない。 ……でも、たいして深くじゃなかった。 たまたま出向いた先で、たまたま高校のときのヤツに会った。 挨拶だけして去ろうとの予定が、近くにあった店に入ることになっていた。そいつと一緒にいた女の子は帰っていった。ちょっと離れたところで傍観者に成り果てていた彼女は、最初は「は?」って顔をしてたけど、すぐにそいつの肩越しからこちらを覗きこむと、ケータイを確認してから、なぜだか納得したようにクルリと背を向けて歩いて行った。 そいつとはあんまり話したことはなかった。たまたま同じクラスになって席が隣になって、それから話すようになって、でも卒業するまでにはどちらからも話すことはなくなってた。 でも、そんなそいつが話すことは、そんなに軽...
水たまり
tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.118
2006-05-19T14:37:00Z
2008-09-23T05:31:19Z
松田拓弥
落ちてた月を蹴り上げた 泥が飛んで ズボンを汚して 月の雫と静かに踊る まだ長靴なんてはけてた頃に戻ったみたいで なんだかぼくは嬉しくなった まだ体が小さかった頃は 心はもっと大きかったような気がする 体ばかりが大きくなって 夢や希望を小さくしてきた だけどそれは 今どこにあるんだ? 見上げた空にも月があって 地面の空にも月があった どちらの月に触れられるだろう もしかしたら蹴り上げたのは ぼくのなかの小さくなった心だったか けれどそれが今 ここにあるんだ きっと明日は天気がよくて また陽射しがそこを照らしたら ここにはもう小さくなった月さえ映らず ぼくのズボンを汚すだけの 石ころみたいな夢や希望が積もるのだろうか...