“ いつか ” の検索結果

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  • 88 F/O ぐらいあったよ

期待

2006年6月 8日 21:53

 頭ではわかってる。  でも、なかなかできないことがある。  今でもはっきりと、細かいところまで鮮明に憶えてる。そしてその言葉も、今なお心の奥底に刻み込まれてる。  改めてあのとき教えてもらった、本当に嬉しかった言葉…  高校2年の2学期、体育の評価は“4”だった。  生まれてはじめてのことだった。小学校の始めての成績表までさかのぼってもそれは、初めてのことだった。  体育なら、絶対の自信があった。成績や数字のつくものなら、常に最高のものしかもらったことがなかった。もっとも苦手な水泳でもそれは同じことだったのに…  その日、すぐさま先生のもとへと難クセつけに体育準備室まで走っていった。  先生は、いつもどおり細い缶のコーラを飲んでいた。いつもと違うのは、落ち着かなげにそこのなかをブラブラ歩いてたことだ。  俺の顔を見ると、その足が止まった。 「おう、どうした?」  どうしたじ...

カテゴリー :
Essay
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いつか

今さらだけど、愛ってすごく、美しい

2006年6月 3日 11:28

それまでは見知らぬ誰かのはずなのに いつの間にかいろんな顔を見せてくれたり それまでは知らなかった新しい時間が流れはじめる そう 今さらだけど使い慣れた時計なのに ホントなんてことはないんだね 知らなかったことを知っただけで 見たり聞いたり受け入れたりして ごくありふれた笑顔やしぐさが ほかの誰かにとってはあたり前のことのように なんの意識も必要なくて 気づくことも気づかせてくれることも 「今さら」なんてそれすら笑い飛ばしてた 時間をいつも背負うように生きてきた なんの重みも感じなくて 逃げることも追われることも そこに時計があることすらも僕は忘れかけていた 過去のなにを時間のなかに残してきたのか ただ今は触れることもできなくなって 記憶もどんどん薄れかけて その瞬間の気持ちだって 今ある気持ちに負けそうで 大切にしたいと思うほど それを写真で残したがるように 古いものはそっ...

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Poetry
タグ :
いつか

こころ

2006年6月 3日 00:46

花や線路や水とはちょっと違うけど 声や風やぬくもりのように きっと人の心って どこかで形になっていて ただ目には見えないだけなんだ いつか傷ついたり 深い溝ができてしまえば きっともう完全には戻らない だけどいつか雨が降ったら そこに川ができたりして またなにかが生まれていって より美しい景色を彩ることもあるだろう たとえツギハギだらけになったとしても 縫い目ばかりが増えていっても いつの間にかそれは大きくなっていて それってすごくあったかいって 触れてほしいと願うから 触れたいって探すから 時には隠してしまうから 触れられるって信じたい きっと人の心って 花や線路や水のように 人が触れるものであってほしい...

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Poetry
タグ :
いつか

いつか

2006年5月31日 13:49

あきらめムードの体のなかで 心だけが空を飛ぶ 夢のかけらを吐き捨てながら 最後の最後でため息も出る “あのころ”は今も“あのころ”のまま “いつか”はずっとそのままで 1つ1つを選びながら 確かめてから捨てていく “あのころ”はずっと“あのころ” のまま “いつか”は今も“いつか” のまま...

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Poetry
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いつか

NEWS PAPER

2006年5月31日 05:50

風に揺れる新聞紙 また今日という日が流れてゆく また今日が昨日になり 明日がいつの間にかやってくる いつかはいつかのままになる 僕はまた強がるだけで今日を越えた 自分の弱さを1つ1つ確認させていくように 自分の無知を自慢するように 自分のだけの物差しで 他人の尺度で 僕の歩幅を測ってる 自分の弱さは隠せはしない 強がることでそれを知る 自分が一番わかってる 人は弱さの結晶だ 強がることで崩れてゆく ムリをして それがいつの間にか馴染んでしまって 人の弱さにも気づけなくなる だけど強がることをやめてしまうと きっともう明日の新聞はやってこない 今日の日付を確認しながら 生かされている文字を追いながら 自分の無知を補いながら でも読み終わればすぐに捨てられるんだ...

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Poetry
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69

2006年5月30日 20:50

「さようなら」 それが今でも言いだせなくて 無邪気に笑う君がつらい 僕が見とれた君の笑顔は変わらない 「愛してる」 なんてもう言わないで 今さら気持ちぶつけないで 君が見つめる僕の笑顔も変わらない だけど君はもうわかってるのかもしれないね それでも一緒にいたいと思ってくれてるのかな 悲しいね だからいつもよりもにぎった手のひらに 力が入ってしまっているのかな? 「それじゃあね」 それはつかの間のさようなら うしろに影を引くように 君も 僕らは何をつなげようとしているの だけど次はもうこない それには気づいてくれているのかな それでもここに来てみたら忘れてしまうね 永遠を誓ったときもあった それは君も同じだったと思う だけどふと鏡文字に気づくように いつからか どっちがどっちで正しいのかもわからなくなってしまった ところで今は何時? 「わかってるよ」 そんな言葉は聞きたくない ...

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Poetry
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いつか

Lost My Everyone

2006年5月30日 10:45

今すべての人を失ったら 僕はひとりになるだろう ホントにたったひとりで孤独になる 悲しいかな? 淋しいかな? でもどっちがつらいかな? 誰もが僕のなかにいるだろう いつも楽しいことだけ想いだして 楽しいときには忘れてしまって だけど触れたくて おしゃべりしたくなってしまって 想いだすことがつらくなってしまうだろう 僕にとってはみんなでも その人にとってはたった1人の僕かもしれない それを無視はできないし忘れないから もしホントに今みんなが消えてしまったら だけどそうじゃないから こんなこと考えては比べてしまうんだろう どうかな? ホントにそうかな? 今みんながいてくれるからこそ そんなことを想像なんてしちゃうのかな? だけどつらいときも楽しいときも 孤独を手放しきれずにいたりする なにを自由と呼んで なにを孤独と感じてしまうのか だけどこんなことを考えながら 吸ってるタバコの...

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Poetry
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いつか

I was living tomorrow

2006年5月29日 20:02

明日のために今は生きてない 生きていればイヤでも明日は 勝手にむこう側からやってくる なにが起こるかわからない未来の手前 明日はこないのかもしれない だから今を精一杯に生きてるつもり あっという間もない今はすぐに過去だ 時計のせいでも明日のせいでも太陽でもない いつかは未来も過去となり そのために生きている 死んでしまいたいと思ったことは 何度もある そう 何度も 何度も つらくて 痛くて 悲しくて 消えてしまうための術を求めてた だけどそれは悲しくて 悲しすぎて 生きてくための理由を探していたいだけだった 笑って 笑って 笑うための 生きてるからこそ死ってものを意識する 1度死んでみなきゃわからないけど きっと頭痛の種は消えてくれるだろう だけど希望の種も消えてしまうだろう 笑って死ぬなんてできっこない 安らかな眠りなんて欲しくない そのときまだ生きていたいと思えるように ...

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Poetry
タグ :
いつか

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