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こども
2006年7月 4日 18:56
歴史を学ぶ必要は、もうなくなった… 親の世代で規範となっていた人でも、もう今じゃ、ただのヒトなんですよね。 実際。 「お父さんが子供のころとは、もう時代が違うんだよ!?」 って、親に子供が言う。 本当なんだからしょうがないんです。違うんじゃなくて、もう“通用しない”んです。 すると… 「親に向かってなんだその口のきき方は!?」 違うんですよね。 もう自分が育ってきた過去は捨てるべきだと思います。 「俺が子供だったころは…」って、これが口グセになっちゃってるお父さん、それはもう今の子供には通用しないんです。「また始まったよ」ぐらいにしか聞いてないはず。 もうどうしょもない親になってくると、これしか言わない。 「だれのおかげでそこまで大きくなれたと思ってんだ!?」 子供はこうひと言吐き捨ててやればいい。 「カネ」 すると、きっとこう返ってくる。 「じゃあ、...
ひとり
2006年6月28日 12:57
みんな、さみしいんだよ… そうなの、みんなさみしいんだよ… 心の奥じゃ、誰もがそんな小さな孤独をいつもいつも抱えてんだよ… みんな、ひとりってのが怖いんだよ… 時間とともにそれが薄れていって、やがてはそれが大きくなる。 一緒にいる時間が長くなればなるほど、より大きな孤独を感じるようになってって、と同時に、そこに孤独っていう不安と恐怖もふくらんでく。 ひとりじゃないときが長ければ、ひとりになるのが余計に怖くなる。 ひとりに慣れてしまえば、ひとりじゃなくなることが怖くなる。 孤独から1歩進んで。 1歩引いて、ひとりになって。 怖くなる。 ひとりになることも、もうひとりじゃなくなることも。 そんなときには、きっと誰もが自分自身とふたりになる。 そして、孤独のなかで孤独を隠して、強がって、笑いながら、泣いている。 きっと誰もが孤独のなかにいる。 でも、...
対話する現代
2006年6月 5日 03:43
最近、「話をするもの」っていうのがブームらしい。 というより、リアクションを起こしてくれるものといったほうが的確かもしれない… 会話というか、コミュニケーションをとってくれるものっていうのを通して、きっとその相手が単なる機械であれ、とにかく自分を認めてくれてるという感覚を味わいたいのではないかとさえ思う。 さみしいんだ。 人と人の距離はどんどん離れていってるような気がする。 さみしいんだ。 人と機械の距離が近くなればなるほど、その向こうにいるだろう人との距離は離れていくんじゃないだろうか… みんな、さみしいんだ。 みんな構ってほしいんだ。 機械は、たしかに自分の期待どおりに応えてくれるだろう。 期待を裏切るというのも、きっとその人のなかで密かな期待としてあると思う。 普段冷たい人に、ちょっと優しい言葉をかけてもらうと、その人はまず9割がた、こう言う。 ...
ときどき
2006年5月 6日 12:08
よく晴れた月曜日 君と過ごす殺風景な街中で 時計だけが急かすように数字を変える 僕らはすぐに手と手をつないで 次の場所へと走ってくんだ ときどき僕は時計の針を戻してみたり だけど僕らが望むようには進まなくて 交差点でにらめっこをして 二人だけで笑ったね 君の買ったばかりのサンダルが 置いてきぼりになったとき 僕が拾ってまた置いてきぼりは君の脚に ちょっと気取った僕に合わせて 君もちょっぴりお姫様 二人だけの月曜日 ときどき僕はテレビを見ながら思うんだ 「曇りときどき晴れ」なんて 曖昧すぎて待ちきれないから 「曇りときどき君の笑顔」 そんなホントに小さなことでも 僕は幸せな気持ちになれるんだ 独りになるのがさみしいのは 単に僕はひとりでいると時間ばかりが過ぎていって 他にはなんにもする気がしなくて暇なだけで そんなときに君の笑顔が欲しくなる 君といるとなんだかすごく楽しいんだ ...
素直な気持ち
2006年4月12日 03:45
ついに当たってしまいました 僕のおなかがついに拒否を起こしたんです ちょっと背伸びなファッションも 声を詰まらせるそんなあなたのわがままも なんでもかんでも割り切ったような素振りにも いつでも素直な気持ちを隠しつづける心にも だけど全てがあなたを求めてやまないのです どんなに離れようと どんなに近づこうと きっとあなたは振り向かない 振り向くことを嫌うから 背伸びをするのはさみしいから わがままだってさみしいから それのどれも割り切れずにいるから強がって 悲しいことが多すぎて涙さえ流せずいたんだから 素直になれずひとりきりで眠るんだね 我慢することに慣れてしまって 気持ちをそのまま伝えることが下手くそで 素直になれる自分のことさえ 別の人だと背中を向けてしまう わかってるよ 素直になるのがこんなにも難しいことだなんて 知ってるようで知らなかった僕だから ...