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僕の左手

2008年3月 6日 13:31

「愛してる」とか「好きだよ」なんて そんなうわべいらねぇよ いくらでも嘘なんてつけんだよ そりゃ嬉しいよ キスより早く届くから でもそんなんじゃねぇんだよ 言葉じゃねぇんだよ どんなに時間がかかっても 手をつないでくれたほうが 時間なんていらねぇよ そんなの始まりと終わりを探すだけになるから ふと孤独が僕のまぶたに迷いこんできたとき そのぬくもりをまた 探そうとするんだよ 僕の手が 僕のこの手は 求めるんだよ そんな言葉じゃないんだよ そんなのそばにいなきゃ色褪せるんだよ 言葉なんてもらっても この気持ちに理由がくっつくだけなんだよ なにをそんなに捨てていくのさ なにをそんなにあきらめるのさ なにを拾ったつもりでいるのさ なにを救ったつもりでいるのさ まずは見失いかけてる自分を拾って救ってやれよ なにからなにまで全てが自分次第なんて言わないよ やっぱりいろんなことが自分も含め...

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Poetry
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「好きだよ」, 「愛してる」, あきらめる, いいじゃないか, うわべ, がんばってんだ, つもり, ぬくもり, まぶた, わかってる, キス, ダメならダメで, ダメなりに, 僕の手, , 全て, , 始まり, 嬉しい, 孤独, 意味, 手をつないで, 拾った, 捨てて, 探す, 探そうとする, 救った, 早く, 時間, 楽しいこと, 気持ち, 求める, 理由, 終わり, 結果がすべて, 自分, 自分なりに, 自分以外, 自分次第, 色褪せる, 苦しいこと, 見失いかけてる, 言葉, 言葉じゃねぇ, 迷いこんで

2007年5月 9日 00:46

まっしろい空 雲だなんて思ってんだろ? でも違う これ全部僕の思いだ 目が覚める直前て まぶたの裏がまっしろなんだ ドギツい緊張感じたように これから今日が始まるぞって 昨日までの暗い影を 今日に落さないように と 実際なにも感じてない ただまた今日が始まっていく いつもなんとはなしに抱えてる 自分の優しさ感じてる だけどイキがって強がって我慢して だけど淋しさぶつけられる場所もなくて 感じた怒りの矛先は結局いつも自分に向いてる いつも気がつくみんなの優しさ それにいつも自分も応えようとはしてるんだ だけど一生懸命がんばっちゃう がんばってがんばって がんばったら 自分だけが優しいなんて がんばる必要なんてないなんて 優しさなんて なんてね いつも新しい朝を迎えるたびに 変わってない自分と向き合うんだ がんばれなんて言われたって もうこれ以上なにをがんばれるの 弱さを見せても...

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Poetry
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いつか

雨宿り

2006年7月22日 00:40

 ぽつっぽつっと降ってきたら  ほんの少し歩みを広げて ほんの少し遠くへ向かう  そしてほのかな暗がりで  ズボンやシャツがまとわりついてる  僕は微笑みながら雨を拭く  やわらかな明かり  すべてがゆっくりにじんでゆく  今は光も影も解け合うんだ  まぶしすぎる光もなく  すべてがまぶたを閉じた名残のように  なにに追われることもなく  なにを追ってるわけでもなく  僕が傾くほうにだけ  同じだけ少しだけ  僕に寄り添い合ってくれるだけ  走って帰ったっていい  だけどずっとこうしていたい  その音さえ忘れてしまうような  ただ静かな眺めのなかで  遠くの景色とこのつま先に踊る雫とのはざ間で  ただ濡れてくままに感じてたい  僕が君を好きなのも きっとこんな感じなんだね  そう 君の手のひらで...

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Poetry
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いつか

雨だ……

2006年6月21日 02:52

雨だ…… 雨が降ってる 目を閉じて耳を澄ませば 君が歩く音が聞こえる 僕の心の輪郭をそうするように その静かな足音が僕の気持ちに波紋を呼ぶんだ そっと弾ける君のその一歩から 苛立つほど優しいその雨音に打たれながら 自分の腕にそっと頬を預けてみる ただ僕はこうして眺めているだけだけど やまない雨は降ってもこない だけど今はそれすら疑ってしまうほど こんなにも降ってる 雫を追えば目を閉じろと言われているようで 地面しきりにまぶたが弾かれているようで きっとなんの変哲もない日によってはただの雨で みっともないとかみんなの目とかも関係なく 浴びるように一歩そこへ踏み出してたり 雨宿りできる場所を探してそんななかを歩いていたり ふと顔を上げて「雨だ」とかつぶやいてたり 吸いこまれるよに無性に独りを感じながら きっとどこかでみんな一緒と安心してる だけど淋しいよ 洗われてゆく鞄の汚れや ...

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Poetry
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いつか

2006年6月 6日 07:35

 夢とは、いろんな破片が絡みあって、1つの景色を見せてくれるもの。  自然と、ちらちらと降る雪のような静かさと、暖炉のようなあたたかさをもって、包みこんでくれるもの。  悪魔のような残酷さと、突然の夕立のような冷たさと、無邪気な子供のようなしたたかさを与えるもの。  まぶたを閉じたときに浮かび上がる果てしのない夢の地図を広げ、はばたくことさえできなくなった翼のシワを伸ばして、大空に舞うことのできるもの。  夢は、忘れない。  ずっとずっと、これからも、いつまでも。...

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Essay
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いつか
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