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- 13 F/O ぐらいあったよ
暗闇のチョークスリーパー。
2006年12月27日 03:37
……目覚まし時計が鳴りだした。 21時38分。 見ないまま目覚まし時計のてっぺんに設けられたボタンを押す。 スヌーズ機能で一時的に音が止まる。何分か後にまた鳴る。 そのまま反対側の腕を伸ばし、枕のそばの携帯電話を手探りする。 そのあたりに携帯電話はなかった。 ジャンバーのポケットに入れたまんまだ。 重い体を無理やり起こして、クロゼットの扉にかけてあるそこから携帯電話を取りだす。 ディスプレイを開く。 バッテリーが切れていた。 暗闇のなかまたベッドに戻り、枕に顔を埋めて下敷きになっている携帯電話の充電コードを探す。 見つけて携帯電話にプラグを差し込む。 いったん電源ボタンから指を離して、充電中の赤いランプがついたのを確認したあと、電源ボタンを押した。 電源の入る音が響いた。“切”ボタンを連打して、いくつかの起動画面を飛ばす。 アラームが終わったとい...
Vodafone
2006年11月 9日 19:20
ケータイが雨で濡れて…… ケータイのバッテリーが切れたまま放置して、はや2週間…… 番号変えなくても他社ケータイに変えられるっていうサービスが話題になって、もうそろそろけっこう経ったと思われる。 とても気になるサービスだ。 でも、Softbankの「0円」っていうあのCMが、厳密には嘘だっていうのに気づいて、かるく萎えた。 まわりにもうVodafoneなんていねぇ。 いまだにやっぱりまだVodafoneって言ってしまうので、どちらかに統一しようと思う。 ので、Vodafoneとします。 頻繁にかける人はVodafoneなんだけど、会話やメールがとっても短い。 話が長くなったり、一応ある程度メールのやりとりが続くのは、他社ケータイの人。 どうすんのよ、これ。 悩みどころでしょう。 顧客満足度では、auがダントツでトップなんだそうだ。 なかでも、カシオ...
レプリカントでございますが。
2006年10月28日 00:36
プロ野球ってやつにはたいして興味はない。 いや、むしろ毛嫌いしてるぐらい好きじゃない。 ちっちゃいとき、親にチャンネルを奪われた。 『元気の出るテレビ』や『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』とか、見たいテレビが中継で中止。 延長で録ったビデオの半分が略奪。 どうしても野球ってやつが好きになれない。 3でやれ。 でも、ニュースで見た。 見てしまった…… 「泣くな、真っすぐしか投げないから」 最後の打席で中日の谷繁さんって人が、マスク越しに新庄さんへそうつぶやいたらしい…… いいじゃないですか!! こういうの大好きですよ!! きっとこういうことができる人こそ、だれからも慕われるんでしょう。 そして、こういうことされる人ってのは、ホントにだれからも慕われてるんでしょう。 そう思います。 「泣けてくるよ、まっすぐにしか生きられないから」 とはいえ、野...
君の分
2006年10月26日 00:36
たまたまつけたテレビから 聞きたくもない愚痴やニュースが 不意に耳に入ってきたり 1日寝ても昨日を見てるようで そんな日々に嫌気がさしたり なんか気分が乗らなかったり 気持ちが萎えちゃってるなんて そんなときもきっとあるよね ふらっと入ったデパートじゃ 欲しいものが見つからなかったり 買えないものが並んでいたりして わけもなく取り残された気持ちになるけど 「いいよ、だいじょうぶ」 なにもかもを一人で全部しょいこまないで 不安や迷いに押しつぶされそうになってしまったときは 毎日僕に電話しておいで どうしても君がつらいときは僕が君の分もがんばるから どうしても君が淋しいときは僕が笑顔にしてみせる そのままの気持ちを伝えてほしい 無理なんかしないでさ ありのままを伝えてほしい 泣き疲れたままでいい 傷だらけの胸も瞳もなにも隠さず 涙を流しながらその腕で 僕にしがみついて なにも言わ...
復讐
2006年9月 1日 00:38
終わりなきもの。 金。金。金…… それによって崩壊となっていった家族、親に対するそれでもある。 とりつかれたように働いた親。 僕らのためと言っていた。 でも結局は、自分のために見えた。 夜ごと店を渡り歩き、女の上をハシゴして、その女と落ちていく。果てしなく。 子供の僕には迷惑だった。 そして今、這い上がることすらできない見えない底でもがいている。 おれは金で育った。 金に育てられた。 聖徳太子のように親の言うことを器用に聞きわけ、福沢諭吉のように勉学をすすめた。 稲造さんは誰か知らない。一葉さんも最近知った。 夏目漱石のような『坊ちゃん』に生まれても、野口英世のような才覚はない。 コインのように財布になければ困り、ありすぎれば邪険にされた。 その金を稼いでいたのは親かもしれない。 でもその上に放り出された。 ...
ワールドグランプリックス
2006年8月21日 17:57
ついに始まってしまった…… 女子バレーボール ワールドグランプリ!! ああ、なんてこったい…… 落ち着くまで、もうちょっとでいいから待ってほしかった。 またビデオ観戦かよ!! もうずいぶん前だけども、あのワールドカップもそう。 バイトへ行くたんびに、大のサッカー好きが1人いて、ここぞとばかりにしゃべりだすわけです。 まあ、その彼は、一応俺様がビデオだってのを知ってるのでそれなりに配慮はしてくれるんですが、もう1人のサッカーちょい好きオヤジが、ワールドカップで巷が盛り上がってるからってなにげなさを装って話しだすわけだ。 そのオヤジは単に暇だから話しかけるだけで、ほかに自分が興味ありそうなことならなんでもいいくせして、俺様がビデオでまだ観てねぇってわかってるのにしゃべる。嫌がらせ以外のなにものです。 やがて、口々に結果とか試合展開とか納得いかないだの何だのしゃ...
笑うこと
2006年6月27日 20:55
日本人って、けっこう大切に思ってないんじゃないかと最近気づいたのであった… なぜなら、日本人って、あんまり笑わないと感じたから… デッカい口あけて、思いっきし笑ってる人って、あんまり見たことない…テレビのなかぐらいしか見たことない…身のまわりでそんな笑い方してるの見たことないと思った。 外国の人を見るのもまあ確かにテレビだけってのがほとんどだけど、やっぱり笑うときは豪快に笑ってるような気がする…抑えぎみでもやっぱり本当に楽しそうに笑ってるように見える。 【笑顔】っていう表情がある… だけどさ、日本人がそれを重要だと感じたりイイモノだって思ってるのって、歌とか小説とか映画のなかだけじゃないかと思った。 歌詞だったり、セリフだったり、それを客観的に眺めてるとき。 つまり、【フィクション】ってやつ。 いざ実際に自分のこととなると、なんだかあまり笑えてないように見え...
曇り空
2006年6月10日 01:09
いつものようにスローペースで始まった。 起きて顔を洗って歯を磨いてズボンをはいて服を着て身支度万端整えて今日も空は青かった。 通い慣れた道を進んでまっすぐ行ったり曲がったりして見慣れた景色は目にもくれずに着いた場所は曇りのち雨。 端末操作に精を出して覗いたところでちょっとばかりの性が出て最後の最後に断末魔の叫びをあげてうんざりしながら飛び出した外はまた晴れていた。 道草食って腹を壊してテレビをつけて部屋着に着替えてテレビを消してたどり着いた部屋の電気でまた晴れた。 開いて閉じて開いて閉じて同じ道をたどっていってちょっと笑ってちょっと怒って席を立つたび表情消えて変化がないか確かめながら同じ道で戻った場所。 結局自分でずっと曇り。 テレビをつけてチャンネル変えてニュースは飛ばしてお笑いだけに救われて心のなかで笑うだけな晴れのち雨。 シャワーを浴びてドライヤーで髪...