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空と太陽

2009年5月16日 02:19

ああ、空が近い トゲのような草の上に寝転んでる 雲ひとつない空だ 太陽もない ただ限りなく空が広がっていく 太陽はもっとずっと遠いんだろうか なにを照らしているんだろう 雲はどこにあるんだろう きっとどこかにはあるんだろう 手を伸ばせば届きそうだ ちょっと腕を振れば こんな空も吹き飛ばしてしまえそうだ でもきっとこんな指先なんて すぐに見えなくなってしまう 僕のなかに過去として残るだけで きっと空に溶けてしまう どれだけ時間が経ったんだろう 空はなにも変わらなかった ふと僕の顔をなぞっていった風の音を数えてみても 今はもう雨は降らない きっと時間は変化の数 そして重なり それはやがて連なっていく 背中がチクチク痛くなってきた 僕はほんの少し目を開ける まぶしすぎる空が広がっていく 空が青い だけど狭い 僕の空は白いんだ 雲が見えない 太陽すらない ああ、空が近い ああ、空がま...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
きっと, どこかに, トゲ, 変化, 太陽, 時間, 白い, , 背中, 過去, 重なり, , , 青い,

一緒に楽しみたいだけだった…

2006年8月16日 19:13

 俺はずっとバスケをやってた。  いろんなことがあった。  ホントにいろんなことがあったと思う。  小学校の卒業アルバムのタイトルも『つらかったキャプテン』だったのは、先にも後にも笑いのネタだった。誰もが読んで俺に聞かせてくれたもんだ。  とにかく、なんでもかんでも「キャプテン」だった。褒められるのも、怒られるのも、キャプテンの俺だった。それがイヤでイヤでしょうがなかった。  はっきり言って“キャプテン”なんて肩書きはクソに近い。  褒められるのもみんなだし、怒られるのもみんなのはずだといつも心のなかで思っていた。でも口には出せずにいた。  でもチームメイトのお父さんお母さんたちは、いつもすごく俺に気を遣ってくれてたのを憶えてる。試合に勝ったときはすごく優しく接してくれた。負けたときは、もっと優しかった。  小学。  中学。  高校。  専門学校。  かなりのバスケットバカだ...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

この震える胸のなかで

2006年5月 8日 21:00

他人の視線が時にまるでトゲのように 人の心の片隅にほのかに開いた花びらを 雨が大地をたたくように突き刺してゆく 理解できない 目には見えない 形などない 多くの人の心の花をそこに集めて どこかにあいた穴をふさぐ むこうが見えず隙間もトゲに埋められて うしろの人の心の花から1つまた1つと雫が伝う それはやがて自分へと そして前の人へと 心の穴に気づくことなく人は先へと生きてゆく 他人の心の雫を受けてそれをそのまま伝えてゆく 人は心の奥底で他人の傷みを抱えてる どこかでは人の傷みをわかってる 孤独にもその傷みを一緒に抱えて生きてゆく うしろの人のトゲを伝って自分の胸へ そして自分の胸から前の人へ でもそれはやがてトゲを突き刺すことのできない 誰かの心のなかで途切れてしまう もっと大きなトゲを残すだろう 深く多くの心へ食い込んでゆく だれもが誰かの傷みに気づいてあげられる でも...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか
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