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- 3 F/O ぐらいあったよ
一緒に楽しみたいだけだった…
2006年8月16日 19:13
俺はずっとバスケをやってた。 いろんなことがあった。 ホントにいろんなことがあったと思う。 小学校の卒業アルバムのタイトルも『つらかったキャプテン』だったのは、先にも後にも笑いのネタだった。誰もが読んで俺に聞かせてくれたもんだ。 とにかく、なんでもかんでも「キャプテン」だった。褒められるのも、怒られるのも、キャプテンの俺だった。それがイヤでイヤでしょうがなかった。 はっきり言って“キャプテン”なんて肩書きはクソに近い。 褒められるのもみんなだし、怒られるのもみんなのはずだといつも心のなかで思っていた。でも口には出せずにいた。 でもチームメイトのお父さんお母さんたちは、いつもすごく俺に気を遣ってくれてたのを憶えてる。試合に勝ったときはすごく優しく接してくれた。負けたときは、もっと優しかった。 小学。 中学。 高校。 専門学校。 かなりのバスケットバカだ...
愛国者 -BlackBox
2006年4月26日 01:18
保険料が高いです… なんなんですかアレは…? 引き落とされてビックリ仰天いたしました。 しかも指定都市では高等な治療を受けられるからといって、保険料も高くなってるという…恐るべし医療技術。 とはいうものの、なぜあんなにカネを取るのだ? そこにいて暮らしてるだけで、毎月毎月バカみたいに税金とられるの納得いかない。 「だったら他の国に移ってくれて結構です」 こんなこと言われたらこう言いたい。 「こんな二言めには “国民のため” って口の前にオブラートみたいな膜はってるだけの国、好きでいるわけじゃないぞよ? イヤでも愛国者になれちゃうような国に住みたいもんですね」 そこに住むだけでカネを取られるなら、そこにいる権利もカネで買えるわけだ。 じゃあ、密入国者でも無国籍者でも売ってやればいいのに…それで国の借金も返せるだろうし… 結局、人に優しか...
僕
2006年4月12日 03:50
僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ってた。 嫌われるのが怖かった。 傷つくのが怖かった。 だから僕は笑ってた。 笑っていれば時は過ぎると思っていたから。 笑っていれば傷も癒えると思っていたから。 だから僕は笑ってた。 ヘラヘラと、なにも見ずになにも考えることもなかった。 笑ってただそこを通りすぎてゆくことで、僕は僕を隠してた。 傷つくのはもう1度だけで充分だと、裏切られるのはたった1度でたくさんだと。 だけど、裏切ることもつらい。 去ってゆくうしろ姿を見守られること、それもすごくつらいこと。 悲しみを知ってる人の微笑みは、何よりとても優しかった。 美しかった。 僕はそれをあとで知った。 時が経った。 僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ったんだ。 僕はホントは、人が大好きなんだと知ったんだ。 傷つくのも怖くない。 傷が増えると、痛みや流れた涙の数以上に、絆を深めてゆけるか...