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恋人

2006年5月21日 13:55

ありきたりな挨拶交わしただけなのに それを運命だなんて呼んだりして バカらしいけど好きになって それを運命だったと信じたかった ありがちだった気持ちの言葉も いつもそればかりを伝えたけれど 飾りもつけずにカッコもつけずに きみもぼくに同じ気持ちを伝えてくれた ありがとう ぼくがきみに出逢えたこと ぼくの隣に座っていてくれた ぼくに笑ってくれたこと ぼくと一緒に泣いてくれた 歩き疲れた公園 2つおごりの缶コーヒー 晴れた日には傘の下で歩きまわって ポスター片手に映画を観たり ちょっぴりぼくは嫉妬した まばたきしても眠りが覚めてもきみがいた いつも置いてきぼりの旅行カバン 誕生日には恥ずかしそうに笑ってた ちょっとムリした銀のリング ありがとう ぼくがきみに出逢えたこと ぼくの手をにぎってくれた ぼくに笑ってくれたこと ぼくと一緒に泣いてくれた 「きみがぼくに教えてくれた」 これ...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

2006年4月12日 03:50

僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ってた。 嫌われるのが怖かった。 傷つくのが怖かった。 だから僕は笑ってた。 笑っていれば時は過ぎると思っていたから。 笑っていれば傷も癒えると思っていたから。 だから僕は笑ってた。 ヘラヘラと、なにも見ずになにも考えることもなかった。 笑ってただそこを通りすぎてゆくことで、僕は僕を隠してた。 傷つくのはもう1度だけで充分だと、裏切られるのはたった1度でたくさんだと。  だけど、裏切ることもつらい。 去ってゆくうしろ姿を見守られること、それもすごくつらいこと。 悲しみを知ってる人の微笑みは、何よりとても優しかった。 美しかった。 僕はそれをあとで知った。 時が経った。 僕は人が嫌いだった。 だけどそれは違ったんだ。 僕はホントは、人が大好きなんだと知ったんだ。 傷つくのも怖くない。 傷が増えると、痛みや流れた涙の数以上に、絆を深めてゆけるか...

カテゴリー :
Poetry
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あとで知った, うしろ姿, たくさんだ, たった1度, だけど, つらい, つらいこと, なにも, ひとりぼっち, ホントは, , , 傷つく, , 優しかった, 充分, 去ってゆく, 大好きなんだ, 嫌い, 嫌われる, 微笑み, 怖かった, 怖くない, 思っていた, 悲しみ, , 気づいたとき, 流れた, , 深めて, 痛み, 癒える, 知った, 知ってる, 笑ってた, , 美しかった, 考えること, 裏切られる, 裏切ること, 見守られること, 違った, 違ってた, 隠して, 1度だけで
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