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雲と心と笑顔のむこう
2008年3月14日 11:07
何かにすがりたいわけでも何かを諦めたわけでもないけど いつも心のどこかで雲が見つかる 煙でもなく空白でもなく 虚しさでも何でもない そして僕はそれに対して何もできないでいて それをまた増やそうとする 楽しいわけでも苦しいわけでもない もしも答えや理由があるのなら いつかそれが僕にとっての大空を掲げてくれるだろうか 僕の心は空だろうか 青いだろうか まだまだ青いままなんだろうか そこに浮かぶ雲やなんかは風に流れてゆくんだろうか 目を閉じたとき 泣けてくるとき 楽しいときもつらいときも それはいつもそこにあって あっちにもこっちにも見つかって 苦しさと同時に嬉しさもかき消していく これは一体なんなんだろう 不満なんかじゃないんだろうな 痛くもないし涙も出ない 探してもない花を見つけたときみたいだ それはただの花であって 僕にとっては花でしかない 名前もなければ色もない ただ流れて...
fly
2006年6月11日 02:03
鏡のむこうに自分の姿を映して、変な顔をしてみる。 …ムカつく。 ベロ出すな… 目ェむくな… 鼻の穴を閉じなさい… …もう目もあてられない。 鏡に映ってるものって、実際のものとは逆向きになってると聞いた。 でも、実際に鏡を見てるときって、それを忘れてしまってる。 でも、右と左をちゃんとそのままに映されると、逆にもっとおかしくなる。 左右逆の自分の姿に、自分だけが慣れてしまって、自分だけがそのそのまんまの自分の姿を知らない。 自分なのに、自分が見えない。 そのままの自分ってやつは、自分だけが見えない姿のことを言っている。 自分に見えないものが、そのままの自分ってやつだと言えるのか? どうやら言えるようだ… だから人は嘘をつく。 …嘘は人に見えないようにつくけれど、自分だけがその裏に隠されたホントの意味を知り得るからだと思えてきたりしてみたり… 殺...
夢
2006年6月 6日 07:35
夢とは、いろんな破片が絡みあって、1つの景色を見せてくれるもの。 自然と、ちらちらと降る雪のような静かさと、暖炉のようなあたたかさをもって、包みこんでくれるもの。 悪魔のような残酷さと、突然の夕立のような冷たさと、無邪気な子供のようなしたたかさを与えるもの。 まぶたを閉じたときに浮かび上がる果てしのない夢の地図を広げ、はばたくことさえできなくなった翼のシワを伸ばして、大空に舞うことのできるもの。 夢は、忘れない。 ずっとずっと、これからも、いつまでも。...
地図と空とぼくの夢
2006年5月10日 07:48
僕は空を飛んでいた 人が夢見た大空で 両手をいっぱい風に広げ ただ地上を歩くように 僕は自由に飛んでいた でも僕は目が覚めた 夢だった 羽根もない 翼に受ける風もない でも僕は そのとき初めて気づいたんだ 目覚めたあとでも夢は見れる そして改めて知ったんだ 夢はいつもそこにある 夢はいつもそこにある いつか心に思い描いた自分の姿は いつもなぜか飛べないように 信じていればいつか叶うと なんだかんだで神頼みと変わりなく お賽銭を投げた分とそこまでの歩いた分しか 結局いつもがんばってない それは誰かが描いた虹のように あきらめなければ花咲き実る それは誰もが開いた絵本のように いつかはどこかに置き忘れて色褪せてゆく いつの間にかそこから遠くに来すぎたみたいだ どれだけ離れてしまっただろう わからないけど夢はそこにきっとある 色褪せてても自分が離れてしまっただけさ いつでもそこに戻...