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僕の左手
2008年3月 6日 13:31
「愛してる」とか「好きだよ」なんて そんなうわべいらねぇよ いくらでも嘘なんてつけんだよ そりゃ嬉しいよ キスより早く届くから でもそんなんじゃねぇんだよ 言葉じゃねぇんだよ どんなに時間がかかっても 手をつないでくれたほうが 時間なんていらねぇよ そんなの始まりと終わりを探すだけになるから ふと孤独が僕のまぶたに迷いこんできたとき そのぬくもりをまた 探そうとするんだよ 僕の手が 僕のこの手は 求めるんだよ そんな言葉じゃないんだよ そんなのそばにいなきゃ色褪せるんだよ 言葉なんてもらっても この気持ちに理由がくっつくだけなんだよ なにをそんなに捨てていくのさ なにをそんなにあきらめるのさ なにを拾ったつもりでいるのさ なにを救ったつもりでいるのさ まずは見失いかけてる自分を拾って救ってやれよ なにからなにまで全てが自分次第なんて言わないよ やっぱりいろんなことが自分も含め...
手
2006年6月 8日 18:35
偽善? だれもが自己憐憫という名の時雨のなかで その心地よさに酔ってるだけさ 人には聞こえが悪くても 自分にとっちゃすごく聞こえがいいだけで それで人を責めながら それで自分を褒めてんだ カッコいいよな いいことやった自分なのに そやってちょっと悪く言って 自分が想像もしてないとこから いきなり非難なんてされないように 自分はいいことしたんだから 自分からあえて“裸の王様”になろうとしてる みっともないとか人からバカにされないように 先に言ってしまうんだ 自分だけがわかってんだ ただただ自慢したいんだ 自分の右手はなんのためにあるかと言えば もう片方の左手で人のためにやったことを なにも知らない誰かに話すときのために 身振りをつけて自慢するのさ それでバランスとってんだ 左手なんて気分転換ほしがるだけさ その手でいいことをしたんなら 右手でいい子いい子してんのさ そやって笑っ...
まずいコーヒーでも飲めた日々
2006年4月13日 02:22
今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて 僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...