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想う
2006年9月 9日 00:07
泣いた。 涙が出てきた。 止められなかった。 その大事な人のことをしゃべっていたら、まるでさざ波のように静かな涙が押し寄せてきた。 最近その人とのあいだに、なにかしらわからないけど距離を感じるようになってしまっていた。 でも明らかに態度でそう示されてるとかじゃない。それはなんとなく、肌で感じるもの。感じてしまうもの。 実際には、そんなの勝手な妄想なのかもしれない。 触れられるものじゃない。触れたわけでもない。目には見えない。形もない。お金じゃ買えない切符がある。 どうしても、こらえることができなかった。 でもこれは、流していいもんだとも思った。だれも見てない。我慢することでもない。そんな制限だってどこにもない。 でもやっぱり、がんばっていた。 上を向いて、下を向いて、深呼吸して、また大きく息を吐いて。 でもダメだった。 こぼれた。 そして、1度流...
そこじゃ狭い
2006年7月13日 02:08
人がいて、初めて自分を知る。 人がいなきゃ、自分すら見失う。 自分で自分を想うことも、人がいなきゃわからない。 そんな世の中、住みづらい。 だけど人がいなきゃ、もっと住みづらい。 退屈だ。 自分がいて、人がいて、初めて自分も、人も、楽しくなれる。 一人遊びに慣れてしまうと、二人で遊ぶにはここじゃ狭い。 だけど広い場所でも、自分だけは見失わない。...
いつかまた
2006年5月14日 01:23
基本は、あらゆるものを疑うこと。 そしてやがては、あらゆることを信じることへ。 自分を疑い、自分を信じる。 「自信」となる。 自分を信じること。 自分を信じてみること。 疑いつづけた自分を信じてみること、信じてみようって気になること。 ちょっとした小さな幸せ。 たしかに僕は恋をした。 自分が嫌いと、まわりにはその逆をまるでそれが嘘のように、 自分に言い聞かせるようにぶちまけていた。 すごく悲しかった。 すごくさみしかった。 でもある日、優しく包み込むような微笑みくれたヒトがいた。 「それは、自分を守るための嘘。涙のようなもの」 そう僕の嘘を理解してくれた。 弱いから泣くんじゃない。 悲しいから泣くんじゃない。 強くなろうと一生懸命になれるから涙を流す。 それが精一杯なんだ。 嘘をつくことで、自分を守ろうともがいてる。 嘘をつくことで、そんな日々を切り抜けていた。 すごく悲しか...
恋をしよう
2006年4月18日 00:48
ひとりじゃない。 自分以外の誰かを想うことで、自分が見つかることもある。 誰かに恋をしたら、自分にも恋してあげよう。 それまでは自分なんてって、ちょっと投げやりだったことがあっても、大切に思ってくれる人がいる。 素晴らしいじゃないか。 そんなあったかい気持ちを無視するなんて、その人がすごく悲しむよ。 相手を包みこんであげよう。 覆い隠すんじゃなくて、あったかく包んであげよう。 包まれよう。 明るいなかに、より明るい存在があればこその眩しさ。 見つけよう。 思うこと。 思い、つづけること。 思い、描くこと。 思い、描きつづけること。 心のなかに、そのすべてがある。 自分一人ががんばったからって何かを変えられるわけじゃないだとか、そういうんじゃなくて、自分が変わるためにがんばること。 だって、変われるんだから。 その人のことを想ってる自分のこ...
そして一粒
2006年4月 9日 04:28
傷つくたび それ以上に傷つけながら 自分を守ろうとする僕に 想うことを涙で教えてくれた人 優しい言葉をいくつもささやきかけるより たった一粒 涙を流す人 泣いていても笑っていても いつでも涙のように輝いてた人 自分の傷が癒えるより その涙で僕の痛みをすくってくれた人 だけど こぼれる前にその涙に気づけていたら ろうそくの静かな炎を風からそっとかばうように もしもこぼれてしまったときは なにも言わず僕の手のひらに 泣きたいときは泣いていいよ 君がいつか僕にそう言ってくれたように ...