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- 13 F/O ぐらいあったよ
僕の左手
2008年3月 6日 13:31
「愛してる」とか「好きだよ」なんて そんなうわべいらねぇよ いくらでも嘘なんてつけんだよ そりゃ嬉しいよ キスより早く届くから でもそんなんじゃねぇんだよ 言葉じゃねぇんだよ どんなに時間がかかっても 手をつないでくれたほうが 時間なんていらねぇよ そんなの始まりと終わりを探すだけになるから ふと孤独が僕のまぶたに迷いこんできたとき そのぬくもりをまた 探そうとするんだよ 僕の手が 僕のこの手は 求めるんだよ そんな言葉じゃないんだよ そんなのそばにいなきゃ色褪せるんだよ 言葉なんてもらっても この気持ちに理由がくっつくだけなんだよ なにをそんなに捨てていくのさ なにをそんなにあきらめるのさ なにを拾ったつもりでいるのさ なにを救ったつもりでいるのさ まずは見失いかけてる自分を拾って救ってやれよ なにからなにまで全てが自分次第なんて言わないよ やっぱりいろんなことが自分も含め...
チンする
2007年10月 8日 04:16
まるで君 まるで僕 いつも表面だけを火傷するほど焦がすだけで すぐに縮んでいくよに冷めていく なんでもかんでも自分のなかに抱え込んで 自分勝手にスイッチが入ってしまう なにも確認しないまま なにも用意しないまま 冷えてもたとえ消化不良でも それでも全部出てきたものは受け入れちゃうんだ 自分の覚めた部分も見えないうちに 相手の熱さに惹かれちゃうんだ そして全部を知る前に 自分のなかでだけ決め込んじゃって そのまますべてを捨ててしまう ホントはそんな自分が嫌いなのに たとえ素敵な未来が描けていても 傷つくことも怖くないなんて強くなれてたはずなのに だけどみんな捨ててしまえば 辛くもなんともない 火傷だって忘れてしまえる そんな自分も悲しかったり いつもあっためすぎてしまうんだ...
雨の降る日は
2007年5月26日 00:33
僕は君を疑わない 信じるってのとはちょと違う 信頼なんてしてないさ 裏切られるなんて思ってもないし 何から何まで信頼で結ばれてたんじゃ 何もかもが壊れてく 何もかもを打ち消して 疑問を抱く余地すらない 何もかもが無に帰して 自分の部屋の明かりを消して 信じられないわけじゃない それすら面倒だなんて感じるんだ 大げさなことは言ってない ホントに些細なことなんだ 破れてもない夢を捨てて 今あるものに感謝する ただそれだけ ただそれだけ 未来なんてどうでもいい 実体なんてそこにない 誰の手にもできないのなら 誰かの足になれればいい 自分を捨てて 知らない誰かのそばにいたい 君が言うならそうしよう 君も貴女もどうでもいい もっと他のどこかの誰か まったく知らない人がいい 必要となんてされてない 誰かの何かになれればいい 雨が降る日はそんな気持になってしまう 本当の自分が現れるんだ...
芽
2007年5月21日 04:47
疑いようもない愛ほどに 疑わしいと感じてしまう 自分のなかの不安や迷いを一切消して すべてが愛で拭い去れるなんて思えない 君や僕を構成する1つ1つを愛という大きなくくりで包んでしまえば それはそれで傷も痛みもなくなるだろう でも僕の心はいびつなのかな 自分のなかの不安や不満をすり替えてる なにもかもが満たされる愛なんて きっとない 満たされないこともまた きっと1つの愛なんだ 君は君を、僕は僕を 満たそうと思うだろう 誰かがそこを埋めてくれる それが愛の形というなら その形は自分じゃ決められない いつも誰かの愛にはまってくだけ 誰かのなかでしか自分を見出せない 探し求めておきながら 自分じゃなにがそれなのかもわからなくなってる 見つかったらそれがそれ それも悪くない それも悪くない 誰かがいつか見つけてくれる それを運命と言うのなら 自分で見つけてしまったら それはなんと呼べ...
もう大人になったかな
2007年3月29日 01:47
「変わらないな」 人はそう言う でも僕のなかでは いろんなことが変わっていった たくさんの人を笑わせ 泣かせた 僕も笑い そして泣いた そんな気持ちに触れるたび 心の音が聞こえるたびに 僕はきっと成長してきた 変わらないなんて何1つない 「お子様だな」 人にそう言われ 「大人になれ」 自分にそう言い聞かせたこともあった でも僕も年を重ね 人と同じだけ同じ時の上にいつづけてきた 見える範囲のすべてを見て 聞ける範囲のすべてを聞いた そんな経験を重ねるたび 僕のなかで積もるたびに 僕は人を傷つけたろう そして僕にも同じような傷がある なにかを手に入れるたびに なにかを捨ててきたんだろうか なにかを犠牲にするたびに なにかを求めて得てきただろうか そんなことも考えられるようになったんだ ただ泣くだけじゃなくて ただ笑うだけでもなく そこにある理由に気づくことができるようになったんだ...
ドアを開けた向こう側
2007年3月26日 05:06
今までこれまでそれまで 過去の涙のどれよりも 今ある笑顔が大事なのかな すべての傷や痛みを捨ててまで 手にした笑顔を抱きしめること それが涙を力にかえる術なのかな あのときの自分に今の自分は どんなふうに映るのかな 笑ってくれるかな 過去を自分のなかから全部 消してしまえたらそれでも 泣きじゃくってしまうかな あのとき抱えた自分のひざと傷と その涙が消えてしまったことに 泪してしまうのかな 今までずっと途切れることなく 涙のあふれるその全部を かき消すほどの笑顔かな きっとその笑顔にも気づかないまま その上を歩いて行ってしまうのかな どの笑顔を守ればいいの きっと今ある自分の すべてを守ってあげればいいよ 笑顔も涙も過去も未来も ドアを開ければ その向こう側があるように 時には閉じてもいいんだよ...
戦争
2006年8月10日 02:41
まるで意味がない。 宗教問題とか、人種問題とかで、いろんなところで、いろんな戦争が起こってる。 まるで目的もない。 もしあったとしても、それが達成されたこともない。 1つのそれがもし達成されたとしても、また別のそれが湧いて出てくる。 キリスト教の歴史とか聖書がどうのこうのとか、人種に関する歴史とか運動とかその背景とか、そういう深い部分については学校の田植え授業で習ったぐらいしか知らないけども、でもそれからなぜ殺し合うことになるのか、まるで理解できない。 お互いに、なぜ批判するの? 認められないのは、どうして? 全部は認められないかもしれないけど、尊重するぐらいはできそうなもんだ。 人間なんだから。 本能だけで生きてるんじゃない。頭で考えて、ワンクッション置いてから、行動に移すことができるはずだ。 単なる表現の問題っていうこともあると思う。 「唯一全能の...
Lady Dance
2006年7月29日 20:38
女は悲しい性を踊る 蒸せるようなぬくもりに 一人 そっと目を閉じて そんななかに愛を見る 覚めても消えない夢を求めて 手を添え 胸を重ね 汗を湛え 腰を乱し 甘いキスにすべてを許す 舌をからませ 脚をすり寄せ 唇を濡らし 怒りをまたぎ さらに深くの罪を包む 愛のささやきを指で結び ベッドの上では裏切りさえも抱きしめる 泣きながら求めながら受け入れながら にぎりしめてるシーツの色に染まればいいと願っている 騙されてると知りながら 心の琴線に触れているのは 自分だけとは知らないまま 音を出すのはいつも自分ばかりだと 知っててそれを止められない 必要なんだと言い聞かせて 求められることに安心しながら 求められるままに受け入れている 求めることすら罪のように 真新しいシューズは捨てて くたびれた使い古しを履いて 惚れた男の上で舞う 心の線は切れていても それを新たな紐にする すべてを...