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- 5 F/O ぐらいあったよ
なんとなく結露。
2006年12月13日 01:24
1日中、あの椅子に座ってパソコンをイジッてると、脚が動かなくなるようだ。 うちに帰って、いったんやり始めると、平気で10時間とか20時間とか超える。 で、椅子の上で体育座りとかしだすと、そのまま足が固まって、伸びなくなるらしい。 これは恐ろしいことだ。 そんなわけで最近、生活のリズムを変えてみた。 が、すぐに相変わらずの寝ないリズムに戻ってしまう。 うちに帰るっていうのが、まずいけないらしい。 家、あの部屋に帰ると、どうしてもおれを誘惑してやまない。 誘惑が多すぎる。 だから寝ない。 で、結局寝ない。 で、次の日も、そのまた次の日も、寝ないのだよ。 でも、バイトがあるから、そのあいだに寝てしまうわけだ。 たぶん、これでずっと家から出なくていい生活だったら、ホント寝なそうな自分が怖い。 これはむしろバイトに感謝すべきだろうか…… とはいうものの、...
1人掛け
2006年8月 9日 18:07
交差点も坂道も平らな道も歩き疲れて それでも歩いてフラフラんなって もう立ち上がれないかもなんて感じたら すぐに栄養補給しなくちゃな 単純明快 欲しいものを欲しがってんだ 愛も夢も優しさも たまには補充しなくちゃな 家族や友達 恋人も みんなみんな淋しがって 誰かと一緒にいたいんだよな 特別なんて何もないさ いつも同じもののなかに埋もれて 息が詰まりそうになりながら いつも同じものを求めてんだよ 時にはその肩の力を抜いてみてさ おぼつかない足取りのままでも 支えてくれる誰かが欲しいんだよな 1人用の椅子でも 2人で座らせてくれる人がいいんだよな 窮屈だけど不思議とそんなふうには感じない 2人で同じものを見てられる そんな気がしてくるんだよな 優しんだよな そういうのがさ...
その理由に濡れた朝露
2006年7月24日 23:55
部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。 そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。 椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。 階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。 そして2本め…… 頭がおかしくなりそうだ。 誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。 なんも考えてない。 ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...
期待
2006年6月 8日 21:53
頭ではわかってる。 でも、なかなかできないことがある。 今でもはっきりと、細かいところまで鮮明に憶えてる。そしてその言葉も、今なお心の奥底に刻み込まれてる。 改めてあのとき教えてもらった、本当に嬉しかった言葉… 高校2年の2学期、体育の評価は“4”だった。 生まれてはじめてのことだった。小学校の始めての成績表までさかのぼってもそれは、初めてのことだった。 体育なら、絶対の自信があった。成績や数字のつくものなら、常に最高のものしかもらったことがなかった。もっとも苦手な水泳でもそれは同じことだったのに… その日、すぐさま先生のもとへと難クセつけに体育準備室まで走っていった。 先生は、いつもどおり細い缶のコーラを飲んでいた。いつもと違うのは、落ち着かなげにそこのなかをブラブラ歩いてたことだ。 俺の顔を見ると、その足が止まった。 「おう、どうした?」 どうしたじ...
ぼくはここにいる
2006年4月26日 20:57
汚れたままのその鏡 光を閉じるその扉 闇を切り取る大きな窓 景色をにじますこの夕陽 きみの影 小さすぎたあの枕 形のゆがんだ水色のクッション ほのかに揺れる椅子の背中 夕陽に向かうこの自転車 きみを感じたその温かさ 追いかけて 待って 涙が枯れて ぬくもりも消え 胸が痛い きみはもういない でもぼくはここにいる...