“ 歩いて ” の検索結果

  • 検索 : “ 歩いて
  • 28 F/O ぐらいあったよ

月と道

2008年9月 9日 05:42

いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか, きっと, きみ, ずっと, なにもない, ふたり, ぼく, また, 並んで, 二人で, , 今度は, , 半分, 同じ場所, 向き合おう, , 夜空, 始まる, 屋上, , 怖い, 明日, , , 未来, 欲しかった, 歩いていく, 歩く, 泳ぐ, , 立ち止まっていた, 細く, 終わる, 行き止まり, 見つめて, 見つめている, 見上げて, 見失って, 足跡, , 違う場所, 重ねて,

ドアを開けた向こう側

2007年3月26日 05:06

今までこれまでそれまで 過去の涙のどれよりも 今ある笑顔が大事なのかな すべての傷や痛みを捨ててまで 手にした笑顔を抱きしめること それが涙を力にかえる術なのかな あのときの自分に今の自分は どんなふうに映るのかな 笑ってくれるかな 過去を自分のなかから全部 消してしまえたらそれでも 泣きじゃくってしまうかな あのとき抱えた自分のひざと傷と その涙が消えてしまったことに 泪してしまうのかな 今までずっと途切れることなく 涙のあふれるその全部を かき消すほどの笑顔かな きっとその笑顔にも気づかないまま その上を歩いて行ってしまうのかな どの笑顔を守ればいいの きっと今ある自分の すべてを守ってあげればいいよ 笑顔も涙も過去も未来も ドアを開ければ その向こう側があるように 時には閉じてもいいんだよ...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

EMPetiTY

2006年8月11日 22:01

なぜだろう 子供の笑顔が嬉しくて なにか言葉を交わしたわけじゃない その手に触れたわけでもない だけど少し胸があったかくなった気がするんだ いつかの自分を思いだすのかな 空気だとか大きさだとか 楽しいことにひたむきで わけもなく元気になれたり きっとあとまわしにできることが イヤって感じることより多かったのかな 可能性や希望なんてどうでもよくて ただただ楽しいことに駆け寄ってって 自分のことだけ考えながら だれかと一緒にいる自分を素直に好きになれていた わからない 無限だとか未来だとか 永遠だとか明日だとか そんなものすらちっぽけに見えてたんだな 今じゃ壮大な果てもないよな地図に見えるし 愛や希望を深いと考え込んだり 頭を悩ましつづけてる だけどそれも悪くない 子供のときのひたむきさが きっと今は長く歩いていけること もしも今も子供のままなら きっと君はいないだろう...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

1人掛け

2006年8月 9日 18:07

交差点も坂道も平らな道も歩き疲れて それでも歩いてフラフラんなって もう立ち上がれないかもなんて感じたら すぐに栄養補給しなくちゃな 単純明快 欲しいものを欲しがってんだ 愛も夢も優しさも たまには補充しなくちゃな 家族や友達 恋人も みんなみんな淋しがって 誰かと一緒にいたいんだよな 特別なんて何もないさ いつも同じもののなかに埋もれて 息が詰まりそうになりながら いつも同じものを求めてんだよ 時にはその肩の力を抜いてみてさ おぼつかない足取りのままでも 支えてくれる誰かが欲しいんだよな 1人用の椅子でも 2人で座らせてくれる人がいいんだよな 窮屈だけど不思議とそんなふうには感じない 2人で同じものを見てられる そんな気がしてくるんだよな 優しんだよな そういうのがさ...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

その理由に濡れた朝露

2006年7月24日 23:55

 部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

5’

2006年7月 3日 02:46

不安が消えない いつも胸のどこかに抱えてる すごく大事なものを守るように いつかこぼれた涙のように 過去をいつも振り返るたび 同じ傷みが胸を刺す まるでそれだけが想い出だったというように そしてまた繰り返しの未来を怖れてしまうように 新たな道を歩いてきたと胸躍らせて はたと立ち止まってしまったとき 同じ道が少し景色を変えただけと 今度は進もうとしていた道を見失ってしまいそうになる きっとどこかにこの終わりがあると信じながら それさえ恐れて何度も同じ始まりを求めてく そして消えかけた道しるべをなぞるようにまた 同じ安心をくれる場所へと同じ不安を連れてゆく 笑いながら振り返って 泣きながら前を向いて また歩きだして同じ不安に立ち止まってしまったときは そこで思いきり泣いてしまえばいい...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

生きる

2006年6月28日 00:00

 …一生懸命考えた。  寝るまでのあいだ、ずっと、そのことについて考えてた…  …【生きる】…  いろんなことを疑った。  それが可能だったから… ・俺は、本当に今ここにいるのか? ・俺は、本当にこの名前であってるのか? ・俺は、笑ってるとき本当に笑ってるのか? ・俺は、泣いてるのか? ・そもそも『生きる』って、なんだ?  たまにふとした瞬間に感じるときがある。 〈ああ、今、俺、生きてるなぁ~〉  まるで湧き水みたいに、そう感じてしまうときがある。  どんなときだったか…  …でも、思いだせなかった。  本当に【ふとした瞬間】だったんだと思う。  便所にいるときかもしれないし、部屋でタバコ吸ってるときかもしれないし、ボケーッと天井の模様でアミダクジしてるときだったかもしれない。ぶらぶらアテもなく歩いてるときかもしれないし、颯爽とチャリンコこいでるときだったかもしれない。思いっ...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

雨だ……

2006年6月21日 02:52

雨だ…… 雨が降ってる 目を閉じて耳を澄ませば 君が歩く音が聞こえる 僕の心の輪郭をそうするように その静かな足音が僕の気持ちに波紋を呼ぶんだ そっと弾ける君のその一歩から 苛立つほど優しいその雨音に打たれながら 自分の腕にそっと頬を預けてみる ただ僕はこうして眺めているだけだけど やまない雨は降ってもこない だけど今はそれすら疑ってしまうほど こんなにも降ってる 雫を追えば目を閉じろと言われているようで 地面しきりにまぶたが弾かれているようで きっとなんの変哲もない日によってはただの雨で みっともないとかみんなの目とかも関係なく 浴びるように一歩そこへ踏み出してたり 雨宿りできる場所を探してそんななかを歩いていたり ふと顔を上げて「雨だ」とかつぶやいてたり 吸いこまれるよに無性に独りを感じながら きっとどこかでみんな一緒と安心してる だけど淋しいよ 洗われてゆく鞄の汚れや ...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか
« I ページ戻る Lov e Life

Search

Home > 歩いての検索結果

Search
Feeds
ランキング
人気ブログランキング

人気ブログランキング

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

BlogPeople

BlogPeople:自分/自分のこと

BlogPeople:人間・哲学/人間考察

BlogPeople:芸術・文学/小説家予備軍

Creative Commons License

Creative Commons License

Creative Commons

トップへ戻る