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隣
2007年10月 8日 04:32
思いっきり走った 目標なんてなかった 終わりなんて考えないで ただとにかく走ったんだ もう走れなくなるまで走ってみたんだ 息が切れて胸が苦しくなって 脚が震えてなんも考えられなくなって そして恋を思い出した こんなふうにだれかを好きになったこと 鼻水垂らして口のなかもカラカラんなって 全身から汗を流した そんなふうな恋をした でももう忘れたな だってもう走れないなんて全然なかった まだまだきっと走れた そういう気持ちが消えてしまっただけだった やっぱりそういう恋も悪くないかなって思いだした でも今はなんか違う 走りだすと自分のことしか見えなくなってた 自分の気持ちしか見えなくなってた 前しかないと思えていた きっと相手もそれを望んでると思ってた きっと同じ気持ちでいるんだって だけどどっかで追い抜かしてしまってた 時には少し振り返るってことを忘れてた だから今は歩きたい いつ...
眠れる獅子
2007年6月 1日 00:41
ひさしぶりに空を見上げた ……… なんだろう 疲れてるのかな これからっていうときなのに 夕陽が空ににじんでる 空が泣いてる だけど僕の心は穏やかだ なんでだろう 人の涙にめぐり会うと 心が少しホッとするんだ そこにある悲しみや傷みは 僕には全然わからないし 僕に流したわけでもないけど 僕をなんだか安心させる 自分が泣いたのはいつだったろう もう忘れたよ そんなこと 失くしたものは数えちゃいない いちいち忘れないための努力もしない だけど忘れたわけじゃない がんばるなんて必要なくて いつもそれは目を閉じてるだけなんだ 眠れる獅子に瞼はない 押さえつけたり隠したりはできないんだ きっとそれは空に似てる あたり前のようにいつもそこにあるだけなのに 見ようとして見たときも そんな気は全然なくても ふと見てしまうときって すがってしまうときなのかな 僕は空に救われてるかな ただ大きい...
僕ら
2006年9月14日 00:34
もう涙なんかいらないさ。 つらいときも嬉しいときも、きっと充分流しただろ? きっと僕の知らないときも。 言葉もきっと必要ない。 もいちど自分と向き合ったとき、自分自身に笑ってあげて。 “本当にありがとう”って。 だけどこれからもずっと大切にしていきたいのは、こうして少し離れて本を読んでる横顔。 いつも同じじゃなくていい。 ずっと見ててほしいなんて言わない。 昨日の笑顔もあの日の涙も、今きみが抱えるその本も、きっと僕らと呼べるすべてのなかの1つだから。 僕らのすべてが、僕らっていう1つなんだから。 きみはきみの宝なんだ。...
現実と虚構の螺旋
2006年7月14日 00:06
人の心のなかにこそ、ある。 【リアル】 人の心のなかにだけ、ある。 【真 実】 フィクションだからこそ、それがあって、よりリアルに感じてしまう。 もしそれが本当に現実であったなら、人はきっと傍観者になれない。 怖い。 ホラー映画とかを観たら、結局は夜に眠れなくなってもこう自分に言って聞かせる。 「あれはフィクションだ」 フィクションだからと言えども、でも、現実に起こりうるからこそ感じる。 「あり得ない」 自分のなかでなにかのつじつまを合わせるように、まるでそれに縛られたように、そのなかで流れていた“時間”だけを追っていく。 ………。 もっとも非現実的で、もっとも現実的なもの。 【死】 ………。 「あり得ない」 【恐 怖】 【 夢 】 【 愛 】 ホントの恐怖も、ホントの愛も、現実には誰にもわかりゃしない。 誰かが作りあ...
冬
2006年7月13日 19:34
普段、“感情的”ってやつになることがない。 でも、“歌”と寄り添ってるときだけは違う。 自分が1番感情的になれるのが、ぼくにとっては歌にある。 だからぼくは歌いたい。 どれだけ涙を流したか… 今、泣きたくても泣けないっていう人が、どれだけいるだろう… ぼくは、そういう人たちが泣ける場所を作りたい。 一緒に泣けたらいいと思う。 泣けない人が流したその涙に気づいてあげられたら、ぼくはそれでいいと思う。 もしも“心”がそれだとしたら、ぼくは、そのスイッチを押してあげたい。 ぼくには、涙に触れることを許してほしい。 それが“歌”だと思ってる。 -人の心に触れる言葉- -人の涙をなぞる詩ー -ともに流した涙の祈り- だからぼくは歌いたい。 泣いちゃいけない男はいない。 男だって泣いていい。 男だって泣いたらいい。 誰がダメだと言えるだろう。 も...
交点・後転・好転
2006年6月 9日 01:24
今日、みっくすとすれ違った。 近所の《LAWSON》前だった。今は弟くんがそこでバイトをしている。 こりゃ日記を書かずにはいられないだろう。 家を出て、バイト中に食べるご飯を買いにそこへ寄った。 いつもは、バイト先に着いてから近くの《サンクス》へ向かう。そして、ごまのついた鮭のおにぎりとパン、サラダを買う。最近は、あと“ヘルシア・ウォーター”もつくときがある。 高いし、体脂肪もたいして気にはしてないけども、これが意外にうまいんだな。 “ヘルシア緑茶”と“烏龍茶”は、ひと口でもう高濃度茶カテキンにやられちゃってまったく飲めない。もし体脂肪をハチャメチャ気にしなきゃいけないような体型だったとしても、あれは飲めたもんじゃない。出たベロが引っ込まなくなる。 と、そんなこんななあれやこれやで、思いのほかけっこうバカにできないぐらいの俺様維持費がかさむ仕事先でのご飯代。 ...
悲しみや憎しみや苦しみや
2006年6月 8日 07:53
涙の向こうにまた涙があったとしても きっと同じものではない 涙の向こうがまた涙であったとしても それはきっと拭うことを忘れてる 流していたい涙がある こぼれるままにしてたいものがある つらいときや悲しいときには グッとこらえて流すまいとしてしまう 嬉しいときや楽しいときには ほんの少し待ってみる それはなぜなら そのとき仲間がいるからだ 一緒に同じ涙を流してくれる たとえもし それが一人きりだったとしても 我慢しきれるものじゃない 流れて流れて止められない 見られて恥ずかしいとも思わない それすら笑えて仕方ない つらいときには一人きりだ 自分さえ 今このとき自分だけ 我慢さえ そのあとかすかな何かが見えたら 泣いた自分が力強くさえ感じられる 泣けた自分がそこにいる そんなときも一人きり 一人ぼっちがつらいんじゃない それを感じるときは涙が流れたとき 誰も手を差し伸べてはもらえ...
たったひとりのひと
2006年5月11日 21:37
僕のこの小さな胸は いつも伝えたい言葉であふれてしまう 必死にとめてた涙みたいに… あなたは泣いてたね… 笑ってもいたよね… あなたはずっと僕の横顔を見つめてた…知ってるよ 僕はまっすぐになんて見れなくて あなたの瞳は 僕には優しすぎるから… 別の景色を眺めては なんでもよかったんだ 僕はそこで何もかもをゆがめてしまってたんだと思う… あなたへの気持ちも… 僕の気持ちも… でもまたこうして普通にあたり前のように そんな関係でおしゃべりできるようになったんだね 僕は本当は嬉しいんだ 嬉しいんだ 本当に嬉しいんだ 今は一番身近な人に思えるんだ 今正直に言うよ 最後に見送ったあなたの小さなうしろ姿が あのころの僕にはとても淋しくて ホントは消えてしまいたいとさえ思ってたんだ… もっとずっとそばにいてほしかったのに… あの日に飲み込んだ涙が 今は後悔と一緒に同じ涙に変わってる ...