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たった1度のため息を

2006年8月 9日 01:04

 ため息って、どうしてあんなにも悲しいイメージを持ってしまうんだろう…  退屈とか、幸せが逃げるとか…  ため息ついたら、なんだかすごく気になるのは、どうしてだろう? 「どうしたの?」 「なんかあった?」  こんな言葉が浮かんでくる。  浮かんできては、消えてゆく。  なにもない。  あえて言うなら、時間が過ぎてくことがつらい。  幸せな時にも、ため息1つ。  ため息がクセになってる人もいる。  幸せなんて逃げてかない。  自分のその手でつかみとれ。  逃げちゃう前に食べてしまえ。  どしてもつらかったり悲しいときは、ため息じゃなくて泣いてしまえ。  もしかしたらため息以上の幸せ食べれるかもしれない。  素直になれるかもしれない。  涙に濡れた純粋さがその手のひらに。  ため息にも色がつけばいいのになぁ~…...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

サビ抜き、特上

2006年6月12日 06:34

ひとしきり笑ったあとで その表情は音もなく消えてゆく 思いつきで色を変えてゆくように 誰かの筆が僕の顔を塗り替えてゆく 極彩色の感情が皿のなかでうねりながら すべてのものをモノトーンへと変えてゆく だけどそこは曖昧で練り損ないの飴のような かき混ぜるほど1つ1つが孤立してゆく ひとしきり泣いたあとで その涙は理由を残して色褪せてゆく いつの間にか見えなくなっているような 臆病さがまた雨上がりの虹を求めてゆく 弱さが心のままを隠しながら 強がりでなにもかもがにじんでゆく だけどそこには海を空が包みこむような 負けない強さがたたえられてゆく 涙や笑顔がどれだけの人を傷つけて どれだけの人を支えたり救ったりしてるか それが弱さや強さをどれだけ示していたとして そんな気持ちにどれだけの価値があったとして 僕はそんな泣いたり笑ったりが好き やっぱりまとまらない考えのなかで 理由だとか意...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

2006年6月 5日 03:55

泣かない 泣かない 絶対泣かない 別れることがつらいんじゃない ここから離れていくことが 同じ場所じゃない場所へ 別の部屋へ帰っていくのがつらいだけ だけど“さよなら”なんて言わないで あなたの言葉に傷ついて あなたのしぐさがつらくなって そばにいても淋しくなって あなたの笑顔を見るたびに 自分の気持ちがわからなくなった 出逢ったころには知らなかったイヤな部分 だけどたくさんのあなたを知ることで もっともっと好きになってく自分がいた もっともっと好きにさせるあなたがいた あたり前のことのように全部が全部楽しくて 欲しくて 欲しくて 触れたくて 写真だけが増えていった それを眺めてるだけの時間のほうが多くなった 気持ちはどんどん大きくなった 時間や心を重ねるたびに 孤独と自由が体の奥を貫いた 同じソファのなかなのに 遥か彼方に見えてくる 叫びたいくらいの気持ちがあるのに 音もな...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

メロディー

2006年6月 1日 11:58

僕が君を想うとき 言葉にたいして意味はない 世界で一番小さな花 夕陽に向かうカラスの羽根 ほら どんどんそれらが消えてゆく 茶色いやつが隠れて栗を味わいながら 大根かついで樽の中 トッポイやつは指先で おもちゃの地球をまわしたがる その中心じゃ空洞だけが熱くたぎる 大草原にそよ風を 蛇の口には蛇の頭を クチナシの実に流れる汗を 砂漠に塩を 干上がる前にまた雨を 静寂のなかを嵐の前に 僕が君を想うとき 言葉にたいして意味はない 僕から君へのメロディーだから それ以外のものはない 必要なんてあるはずもない 僕のメロディー このリズム 君のメロディー このメロディー...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

Dick

2006年5月19日 04:57

10/13(Sun) たったひとりで交差点に立っていた 缶コーヒーが歩いてる そんな感じの人の群れ にぎりつぶしてしまいそうな自分の枠 いくら傾けてみても苦いだけの缶コーヒー ボタンを押すたびその表情が変わってく 顔色集まる交差点の信号機 いくつ色があるだろう? どれも見分けられないで どれも見分けた気になって ネオン街 ふと見上げれば低く重たくふさがって その上の空が見えない 値段がなくてもタダでもらえる もしも奪っていたとしても それは「もらった」と胸を張る 記憶になけりゃ「降ってきた」とでも言うのだろうか 光まばゆい華やかな世界の舞台で影を知る それはどんな闇より深く重く歪んでた ギラつくような音楽のうなるような重低音 スピーカーも壊れかけてる その隣で肩寄せ合って耳寄せ合って 微笑むふたりは光とともに消えてゆく 代表だってそういう1人にすぎなくて それを自分の旗みたい...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

時の人

2006年5月14日 22:27

時は 人に なにを求めているのだろう? 人は 人に なにを求めているのだろう? 時代に愛されたものは その時代とともに消えてゆく せめて記憶 “時”は 誰も忘れることも誰も無視することもできない “人”は 誰もが忘れ 誰もが無視できることかもしれない 時のまばたきのあいだにあるだけの人かもしれない でも、そんな“人”に愛されたい...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

口実

2006年5月 6日 23:34

それが今一番ほしいもの… 伝わりますか? ここから一番離れた貴女に… だけどそれは貴女からは一番近くて ただ僕からが一番遠いだけ 僕の届けたい言葉が貴女のなかで実る季節があるのでしょうか… 貴女を想えば想うほど、僕のなかから貴女の影が消えてゆく… そして、ぬくもりだけが広がっていく… 貴女に触れた指先から、静かに優しく激しく強く僕の… 貴女が何度も振り返ってくれるたび 僕はそっぽを向いてきた でも今は違う… そう、今はもう貴女と向き合うことができる そこにしかなかった幸せ見つけた気がしてる そんな気がしてる… 忘れるために言葉をこうして重ねてきたけど いつまで経っても終わりがこなくて 今でもそれを探してる… でも、それじゃダメな気がしてる… でも今は、それもイイと感じてきてる… それも1つの形なんだから 僕のなかに今でもそれが残っているのだから…...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

つぼみ

2006年5月 5日 10:40

何をそこで待っているの? 新しい時の流れを 新しい季節の訪れを ただじっと… ただじっとその場所で… 色のついた景色を彩る 小さな花も小さな笑顔も 季節が変われば消えてゆくの? 雨あがり 虹が架かる どんな花が咲くのかな? 心の季節に咲いた花 まだ見ぬ花びら空に乗せて… 青い空にかかげた夢 見上げた雨は 夢の雫 木漏れ日結ぶこずえのほとり 子供たちが輪になって 本気で笑えた心のつぼみ… いつその手を放したの? 花びら1つ またひとひら 心の季節に咲いた花 さようなら 心の季節… 忘れることができなくて もいちど手と手と結んでみたい あの日のつぼみは今も開くことはなくて つぼみのままで雨に打たれる毎日で 花咲く季節が心の奥で開くとき いつかのその日につぼみは小さく花開く… 『つぼみのついた心の季節と花咲く季節の心のつぼみ』...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか
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