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- 4 F/O ぐらいあったよ
たった1度のため息を
2006年8月 9日 01:04
ため息って、どうしてあんなにも悲しいイメージを持ってしまうんだろう… 退屈とか、幸せが逃げるとか… ため息ついたら、なんだかすごく気になるのは、どうしてだろう? 「どうしたの?」 「なんかあった?」 こんな言葉が浮かんでくる。 浮かんできては、消えてゆく。 なにもない。 あえて言うなら、時間が過ぎてくことがつらい。 幸せな時にも、ため息1つ。 ため息がクセになってる人もいる。 幸せなんて逃げてかない。 自分のその手でつかみとれ。 逃げちゃう前に食べてしまえ。 どしてもつらかったり悲しいときは、ため息じゃなくて泣いてしまえ。 もしかしたらため息以上の幸せ食べれるかもしれない。 素直になれるかもしれない。 涙に濡れた純粋さがその手のひらに。 ため息にも色がつけばいいのになぁ~…...
その理由に濡れた朝露
2006年7月24日 23:55
部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。 そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。 椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。 階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。 そして2本め…… 頭がおかしくなりそうだ。 誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。 なんも考えてない。 ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...
潮垂る
2006年6月30日 08:44
枯れ果てた黄砂のような頬を風にさらす老婆 風は冷たくその跡さえも残してはいない ベンチに座り大きな荷物を背負っている それはただ目に映るだけのものだった 潮に濡れた脚だけ 涙に沈んだ服の袖 命を含んだ光の朝露 闇に濡れた時間の影 老婆は少し時間を置いて立ち上がった 曲がった背にまた大きな荷物を背負って 微笑みさえも悲しく映る 潮垂るる色褪せた白い袖...
SEE U 2
2006年4月18日 00:30
恋は言葉があふれだす。 自分の想いを伝えたいから。 だれもが詩人のように 尽きることのない水で しっとりと濡れた布が心にかぶる。 気持ちを言葉に変えるように その日の笑顔も気持ちに帰る 悲しみは涙があふれだす。 言葉じゃ気持ちに追いつけないから。 流れては消えた涙の跡には また違う気持ちを背負った小さな粒が包んでく。 あったかくて冷たい心の雫が 熱い気持ちを冷ましてゆく 裏腹な気持ちをそのままに ...