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焼ける唇

2007年3月28日 08:03

どんな顔をしてんだろう? 目を閉じて また開けて 永いようで短い夜が明けてくように そっと唇も開きかけて まるで蜂蜜のようなその甘いやわらかさ ほんの少し僕も濡らして 糸を引くほどの余韻だけを残して また少しぬくもり重ねて まるで花びらがひらりひらりと舞い降るように 少しずつその唇が移ろい揺れる 目を閉じて思い描けば 空気だけではひどく冷たい その吐息や唇が燃えるように熱いから 唇がそっと離れていった瞬間 想い出までも消えてしまいそうで その唇を見つめてしまう 触れてしまう 指でゆっくりなぞってしまう それがすべてであるかのように この唇になにを含んだ? この歯はなにを噛んだ? 舌の上ではなにを上手に転がした? ただ眺めているだけで 焼けるほどの唇で...

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いつか

親友という存在の距離

2007年3月23日 01:54

 とはいえ、“友達”ってやつのとらえ方だって、人によっていろいろなんだろうなとも思ってる。  なんでも気兼ねなく話せて、なんら気を遣わなくてもいい相手。  いつもそばにいてくれる人。  笑い合える仲間。  つらいことも笑い飛ばせてしまえそうな関係。  最近思ったのさ。  ひと口に“親友”って言ったって、そんなもんは自分のなかのとらえ方1つがすべてじゃんて。  でも、みんながみんなそうじゃない。  それもまた自分のなかのある基準のもとに、そういう抽斗にしまってんのかなと。  そうじゃなきゃ、そう呼べる人と、そうじゃない人との違いがない。  じゃあ、そのときの気分次第で友達の区別もなくなるのかって言ったら、そうでもない。  もともと友達に区別なんてしてないって言ってしまえば、それはそれでカッコいいだろうと思う。  でもやっぱり、人間だからな。したくないことでも、やっぱし差別化はし...

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いつか

帰れない仕事納め。

2006年12月30日 02:32

 いやぁ~、もういい加減帰りてぇぞ……  大掃除だって自分の部屋すらまだ終わってねぇっつーのによぉ~……  大掃除のついでに模様替えをやるっつーのは間違ってる。さすがにそろそろ気づいてもよかろう、おれ?  絶対終わんねぇよ、あれ……  しかし、基本的に無意味だとは思うけど、俺様の模様替え風景なんて実行生中継したい。  ただいまマットレスが壁に、しかも、縦に、立っています。  恐ろしく邪魔だ。  思うのは、あの部屋の模様替えのときって、どうしても模様替えには一切役に立たないものばっかで部屋があふれて、配置変えしたいものの移動ができなくなる。  なにかを取ろうとして屈んで起きたら、なにかにぶつかって灰皿ぶっ飛ばすとか……  今日なんぞ空気清浄機の水、部屋のド真ん中で盛大にこぼしたし、ランプの外枠が割れた。  で、いつしか学習したと思ってそれらを外に出すと、今度は、階段を下りれなく...

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8MM 2

2006年10月14日 02:03

 見えてます。  1Oまんこクッキリと見えてます。  いや、もしかしたら、2Oまんこ見えちゃってたかもしれません。  とにかく、はっきりがっつり見えちゃってます。  日本の映画業界もここまできたのかと、ちょっと関心した。  まあ、そんなとこ。  話としては、たぶん1より2のほうがしっかりと練られてるって感じがする。  でも、最近ではホントありがちな展開で、実にわかりやすい。  先を読むってのは映画観賞で一番つまんない見方かもしれんけど、そこらあたりの引力がおかしくてちょっと残念。  個人的には1のほうが好きかなと思う。  主演がニコラス・ケイジだからってのも全否定はできないけども、1のほうが華があるような気がする。きっと、なんとなくだけどエンターテイメント色が強いんじゃないかなと思う。  1も2も全体的にほの暗いイメージではあるけど、2のほうは、そこにさらに、特典のなかで監...

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いつか

ありがとう

2006年9月12日 00:34

 会えないことがつらいんじゃない。  ただ会えることが嬉しいんだ。  いろんなことがあたり前になってくると、それに対する感謝の気持ちってのが、それ以上のスピードで薄れていくような気がする。  ないのは困る。  だけど、あってあたり前。  空気に改めて感謝を示す人は少ないかもしれない。無意識のうちに、呼吸できてるってことで、それを感謝だとする人もいるかもしれない。  いや、これはちょっとたとえが間違ってるかも。  たとえば、“お昼のお弁当”とか。 「あ、そういえば、今日の弁当は?」 「ちょっと忙しくて作れなかったの」 「は? じゃあ、今日どうすんだよ」 「どうすんだよって……そんな、もともとあるものじゃないのよ」  たとえ話2 “約束のない約束”の巻。 「今からだいじょうぶ??」 「ああ、今日ちょっとムリ」 「えぇ~、マジ~??」 「マジ」 「約束はしてなかったけどさ、いっつも...

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Essay
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いつか

ああ

2006年8月24日 18:10

僕は君になにを残してあげられるだろう そんなことをぼんやりだけど考えるんだ 悲しみや苦しみが あたり前の空気のように 世界中を取り巻くけれど 優しさや幸せも同じように 君の背中を押してるだろう 自分の思いを伝えられず 人の涙に切なくなっても 同じ勇気があるのなら なにもせずにただ黙って その隣で眠ってあげる 10年後 50年後 君のころもこの空を 同じじゃなくてもいい 君の笑顔を包んでくれる そんな空を見上げることができたなら 僕も嬉しい...

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Poetry
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いつか

ワールドグランプリックス

2006年8月21日 17:57

 ついに始まってしまった……  女子バレーボール ワールドグランプリ!!  ああ、なんてこったい……  落ち着くまで、もうちょっとでいいから待ってほしかった。  またビデオ観戦かよ!!  もうずいぶん前だけども、あのワールドカップもそう。  バイトへ行くたんびに、大のサッカー好きが1人いて、ここぞとばかりにしゃべりだすわけです。  まあ、その彼は、一応俺様がビデオだってのを知ってるのでそれなりに配慮はしてくれるんですが、もう1人のサッカーちょい好きオヤジが、ワールドカップで巷が盛り上がってるからってなにげなさを装って話しだすわけだ。  そのオヤジは単に暇だから話しかけるだけで、ほかに自分が興味ありそうなことならなんでもいいくせして、俺様がビデオでまだ観てねぇってわかってるのにしゃべる。嫌がらせ以外のなにものです。  やがて、口々に結果とか試合展開とか納得いかないだの何だのしゃ...

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いつか

EMPetiTY

2006年8月11日 22:01

なぜだろう 子供の笑顔が嬉しくて なにか言葉を交わしたわけじゃない その手に触れたわけでもない だけど少し胸があったかくなった気がするんだ いつかの自分を思いだすのかな 空気だとか大きさだとか 楽しいことにひたむきで わけもなく元気になれたり きっとあとまわしにできることが イヤって感じることより多かったのかな 可能性や希望なんてどうでもよくて ただただ楽しいことに駆け寄ってって 自分のことだけ考えながら だれかと一緒にいる自分を素直に好きになれていた わからない 無限だとか未来だとか 永遠だとか明日だとか そんなものすらちっぽけに見えてたんだな 今じゃ壮大な果てもないよな地図に見えるし 愛や希望を深いと考え込んだり 頭を悩ましつづけてる だけどそれも悪くない 子供のときのひたむきさが きっと今は長く歩いていけること もしも今も子供のままなら きっと君はいないだろう...

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Poetry
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いつか
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