- 検索 : “ 空白 ”
- 3 F/O ぐらいあったよ
雲と心と笑顔のむこう
2008年3月14日 11:07
何かにすがりたいわけでも何かを諦めたわけでもないけど いつも心のどこかで雲が見つかる 煙でもなく空白でもなく 虚しさでも何でもない そして僕はそれに対して何もできないでいて それをまた増やそうとする 楽しいわけでも苦しいわけでもない もしも答えや理由があるのなら いつかそれが僕にとっての大空を掲げてくれるだろうか 僕の心は空だろうか 青いだろうか まだまだ青いままなんだろうか そこに浮かぶ雲やなんかは風に流れてゆくんだろうか 目を閉じたとき 泣けてくるとき 楽しいときもつらいときも それはいつもそこにあって あっちにもこっちにも見つかって 苦しさと同時に嬉しさもかき消していく これは一体なんなんだろう 不満なんかじゃないんだろうな 痛くもないし涙も出ない 探してもない花を見つけたときみたいだ それはただの花であって 僕にとっては花でしかない 名前もなければ色もない ただ流れて...
CROSS WORDS
2006年6月27日 17:00
クロスワードか ヒントはそこらじゅうに散らばってるけど 答えはどこかチグハグで いつもそのたびハグをして なにができるかわからない テーマなんてありはしない ないないばかりじゃ意味がない 目的さえもわからない 自分のなかの空白を 脈絡もないその日暮らしで わからなけりゃそのままで なんとなくを埋めていく その一つひとつを拾い集めていくうちに ヒントが答えだって気づいたりした 最後にできたつながりが 今を形作っているのなら それがきっとなにかの答えなんだろう そのなにかもなにかのヒントなんだろう...
手紙
2006年4月30日 10:44
うっすらと冷たい霧が煙る朝 季節の風に包まれて 舞い上がっては静かに重なるもう1枚と 初めて書いた手紙の記憶が結ばれて 褪せた季節が彩られてゆく まるで言葉を知ってるように枯れ葉が風にさらわれて 心のなかへとにじんでゆく 風が途切れて乾いた地面にそれが落ちてしまったのは その2、3行の空白に たった1つのすれ違いを知ったとき 小さな音が氷の上をひきずったあと たった1度視線をそらした瞬間に それは大きな風となって また枯れ葉は舞い上がった 季節はめぐる 水たまりのうすい氷が溶けてみれば そこはまた冷たい風にさらされるけど もう2度と凍りつかせることはない たとえ薄くてもろくとも 閉ざされた氷の下では ただの水さえあたたかい...