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- 20 F/O ぐらいあったよ
sine
2007年4月17日 07:16
同じ目線で見ていたはずが 少しずつそれが反射を始めて いつかは自分に跳ね返ってくるような 天井みたいに感じてしまう 自由を手にしたはずだったのに それも結局鏡のなかに見つけただけで 僕の目の前で乱反射を繰り返してる 誰もが幸せそうに見えてくる 僕だけ取り残されてしまったようで いつの間にか腰を折ってうずくまって 座り込んで膝を折って泣いてしまって 少しずつ気楽さなんかを引き寄せながら 今となってはそびえるような高い壁に その背中を預けてる 自分で作った制限どおりに 誰にも迷惑かけないように 日常ってやつをやり過ごしてきたはずなのに 今は暴挙と思えるほどに笑い狂って空虚 夢手放して自由を手にしたはずだった だけど夜も眠れないんだ 三角形しか作れなかった母のおにぎり 今はコンビニで買ったそれの角を噛み砕きながら 空腹を満たすだけの味気なさを感じてる 「がんばらなくていいんだよ」っ...
優しい風
2007年4月16日 09:16
きっと僕ら 真正面からぶつかりすぎてしまってたんだね 君の痛みも僕の痛みもそっちのけで そうすることでしかわかり合えないなんて思ってたのかな 時には疲れ果ててしまうほど ただ気持ちのままに向き合っていた それはきっとなにかを奪い合っていた 自由より気持ちよりもっともっと大切な 気持ちをぶつける言葉よりももっともっと いつも君は僕のことを聞きたがった そして僕は君のことを知りたがった 君を思えば思うほど 僕自身が消えていった ふとした瞬間、孤独なはずが いつも君はそこにいた 君がいる安心感から 自分自身と向き合うことを忘れてしまっていた 君もホントはすごく傷ついたんだろ 知らず知らず自分の痛みを君にぶつけてしまってた 感じたことをうまく声にできないままに 「わかってほしい」とは違う言葉で 僕もきっと同じ気持ちだなんて 君は欲しいものを期待するんだ 僕のなかに君を見ていて そやっ...
それなり
2007年4月 5日 00:53
見た目以上に冷たい地面 鉄のような煙を上げる道路 うろこのように黒茶けた樹皮 乾いてる 求めてる そして飢えてる 必死になったことがない がむしゃらに働いたこともない あきらめるのも早い そのくせ捨てることはできないでいる 歩くのが速い人には ついていこうともしなかった 僕がやることはいつもそれなりで 人にはムダだと言われがちなこともやってきた 食えない道草を探しながら 遠いのか近いのかもわからないまわり道をした でもそれはそれで 今の僕にそれなりの役には立ってると思う 誰かがそれをムダだと言ったって 僕にとってはそのすべてが今になっている なにもかもがつながっている つなげてくれる たとえそれはもしかしたら自分にすら取るに足らないかもしれない だけどなにか1つが欠けてしまってもダメなんだ 捨てきれない夢も破れた恋も 壊れた絆も色褪せてゆく想い出も 自分に自信が持てないでいる...
親友という存在の距離
2007年3月23日 01:54
とはいえ、“友達”ってやつのとらえ方だって、人によっていろいろなんだろうなとも思ってる。 なんでも気兼ねなく話せて、なんら気を遣わなくてもいい相手。 いつもそばにいてくれる人。 笑い合える仲間。 つらいことも笑い飛ばせてしまえそうな関係。 最近思ったのさ。 ひと口に“親友”って言ったって、そんなもんは自分のなかのとらえ方1つがすべてじゃんて。 でも、みんながみんなそうじゃない。 それもまた自分のなかのある基準のもとに、そういう抽斗にしまってんのかなと。 そうじゃなきゃ、そう呼べる人と、そうじゃない人との違いがない。 じゃあ、そのときの気分次第で友達の区別もなくなるのかって言ったら、そうでもない。 もともと友達に区別なんてしてないって言ってしまえば、それはそれでカッコいいだろうと思う。 でもやっぱり、人間だからな。したくないことでも、やっぱし差別化はし...
グー・チョキ
2006年9月11日 03:09
“神様”って、1人じゃなくていいのかもね。 つらいときに神頼みってしたくなるから、もし神様が1人だけだったら、神様だって大変だ。 全部が全部助けられない。 神様って万能らしいから、体が1つだけじゃないかもしれない。それでもきっと、息切れするだろうし、病気にもなったりするかもしれない。風邪で寝込んだり、今日はちょっと疲れたから人並みに“サボり”とかあってもいい。 つらいときだけ神様に頼ってたんじゃ、神様だってサジも投げたくなるだろうさ。 でも何かあったとき、感謝されるのも神様だから、そうも言ってられないんだろう。 まあ、こんだけたくさんの神様がいるのに、助けられる人と助けてはもらえない人がいるってのは、そのへんを口実にすることもできるんだろうけど…… お賽銭だって、子供にあげるお小遣いの10分の1にもならないさ。 助けられた人だけが信じて、そうじゃない人は信じ...
あまり
2006年7月16日 09:14
人はいつか離れてゆく 君もいつか離れてく だけどそこに愛があるなら 去ってく君を止めはしない 束縛だとか未来だとか そんなものが欲しいわけじゃない 気持ちも答えも求める結果も 絶えず変化を続けてる 疑問や違いを打ち消すように寄り添うけれど 探しながら迷いながら揺れていた 夢や希望で積み木のように遊んだけれど いつもどこかに隙間ができてそれを愛で埋めていた 去ってく君を止めはしない 追いもしない 愛や自由を絵の具のように絵を描くけれど 今は想い出ばかりが色づいてゆく 少しずつ積み重なったすれ違いで衝突したり 涙を流して手を取り合ったり これからはそれがたとえ僕とじゃなくっても 僕の知らない顔を見せるとしても 君の愛は持っているから 今僕が欲しいのは君の幸せ いくら想い出が楽しいものしか残ってなくても それだけうまく描けないんだ だから欲しい 僕にいつか君のすべてを描かせてほしい...
強さ
2006年7月 7日 11:27
【強さ】って? 今日は、わたくしの長い長い、とても長かったバスケットボール人生で培った思考も織り交ぜつつ、それについて語ってみようと思います。 ・攻撃は最大の防御なり・ はっきり言ってインチキだと思います… 守れなきゃ勝てないんです。攻めてばっかでもそれ以上に点数とられたら負けです。それ以上に打たれたらダウンします。まず、それ以上に攻められたら怖気づきます。人間、不安になるんです… バスケでは、強いチームってのは、やっぱり守りがすごかった。攻めはホントに基本的なことだけしかやってなくても、守りがすごかった。あんなの絶対攻めれません…と思ってしまうんですな。 バスケは、たとえ観てる分には誰にでも決めれそうな、走ってって飛びあがってただボールをポイッて置いてくるだけのような、あのバスケ部が華麗に美しくエレガントにやるシュートだって、はずすことがあるのです。コーチは10...
円
2006年6月13日 03:05
“愛”だとか“平和”だとか あまりに規模が大きすぎて “永遠”だとか“自由”だとか 途方もないことのように言うけれど きっとそれらはみんな みんなのすぐそばにあって 石ころみたいに転がってんだ だからもしかしたら そういうもので傷ついてしまったり 見つけたのは自分の靴の裏だったりしたとき きっと自分には手に入らないとか ずっと遠くて見えないものとか 考えてみたところでわからないとか そうやって自分で隠してしまってるのかもしれない 自分の命が永遠じゃなかったり 真実なんてものがなんなのかもわからなかったり 愛を愛と呼べなかったり それすら疑問に感じたり なにもかもを“人それぞれ”と求めることをやめてしまったり 答えは1つじゃないと割り切ろうとしながらも 1つの答えを求めてしまって ひょっとしたら永遠にバラバラなものに 細かく分類しようとしてるのかも 愛も平和も宗教も誰もが唯一を...