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その理由に濡れた朝露

2006年7月24日 23:55

 部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...

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七夕

2006年7月 7日 21:34

星の夢に夜空の闇をにじませて めぐり逢えずに去ってゆく時の波を この頬を伝った嬉し涙ですべてを洗い流してくれたなら 二人を隔てた川のほとりもやがて溶けてゆくだろう 七夕にまたたく星たちが きっと二人の時計を狂わせて 悪戯好きな子供のように 二人を空から包んでくれているはずだから めぐり逢えずに去っていった時の涙か… めぐり逢いに心をなぞった星の涙か…  時に、人が心の内にある気持ちや情景を言葉にするときには、まるで別の景色を映すことがある。  でも詩とかそのへんのことなら、人それぞれの受け取り方があっていい。俺はとにかくいろいろ書いてみるけれど、そのときの自分の考えや気持ちや、そこにあった景色を押しつけようとは思わない。単に自分が表現したい、表現してみたい、残しておきたいと思うだけで、自分と同じく誰もが共感してほしいとかも思わない。  なんか誰もが見れるホームページに公開して...

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Lumielina ~理毛~

2006年7月 4日 09:22

 “理毛ローション・シャンプー”  と、この商品、どうやら僕が通ってる美容室でもバカ売れらしい。  女性はもちろんのこと、男性にも大人気とのことだ。  ってことで、今日はそれについて書いてみようと思ふ。  それはなぜなら、僕が“理毛信者”だからである。もうこれ以外のシャンプーは使わない。いや、もう使えなくなってしまったのだ……  でも先に言っておきますが、すっげぇ~長いです。前代未聞です。ブログの域を超えてると思います。  それぐらい、この記事は長文です。  でも、本当に“理毛”に興味のある方は、この記事をかるくでも、何日かにわけてでも読んでおいて損はないと思われます。  【Lumielina】  ……とはいえ、それだけだ。いや、もうそれで充分。  それだけ書いとき...

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UNIQLO, シャンプー, リュミエリーナ, 理毛, 理毛信者, 美容室

Lov

2006年5月28日 19:59

セックスのたびに愛の言葉をささやかれて 耳には白々しいと聞こえつつ 心のなかでは求めてしまう そしていつしか靄にかすんですべてを許してしまいそうな 言葉が欲しい 体が欲しい 心が欲しい すべてが欲しい だけどどれか1つで我慢して 自分だけに言い聞かせてみる だけどどれか1つをつかんでしまうと 自分だけが欲張りみたいで 1度不安の箱のフタが開くと 2度と満たされることがなくなってしまう 底も消えて なにもかもが欲しくなる 戻らぬ過去さえ欲しくなる 許すだとか許さないとか そんなこともなかったころ 心を重ねた日々の影が 体の重なる闇ににじむ そこに浮かんだ音の数をかぞえながら 裏腹な心の帳尻合わせにこの体を寄せてゆく 2度目に聴いた日と同じ背中を向けてるぬくもりには いつの間にか向き合うことはできなくなってた セックスがなければこんなにも 他になにもないなんて 今の今まで知らなか...

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2006年5月 9日 10:56

詩を書くと、そこには『心』が浮かびあがる… 裏腹であれ、正直であれ、カタチはどうあれ… 波紋のような心の雫がこぼれ落ちる…...

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SEE U 2

2006年4月18日 00:30

恋は言葉があふれだす。 自分の想いを伝えたいから。 だれもが詩人のように 尽きることのない水で しっとりと濡れた布が心にかぶる。 気持ちを言葉に変えるように その日の笑顔も気持ちに帰る…… 悲しみは涙があふれだす。 言葉じゃ気持ちに追いつけないから。 流れては消えた涙の跡には また違う気持ちを背負った小さな粒が包んでく。 あったかくて冷たい心の雫が 熱い気持ちを冷ましてゆく 裏腹な気持ちをそのままに……...

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あったかくて, あふれだす, そのまま, 伝えたい, 冷たい, 冷まして, 包んで, 変える, 尽きることのない, , 帰る, , , 悲しみ, 想い, 気持ち, , 流れて, 消えた, , 濡れた, 熱い, 笑顔, , 背負った, 自分, 裏腹, 言葉, 詩人, 追いつけない, 違う,

まずいコーヒーでも飲めた日々

2006年4月13日 02:22

今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて…… 僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...

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