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雲と心と笑顔のむこう

2008年3月14日 11:07

何かにすがりたいわけでも何かを諦めたわけでもないけど いつも心のどこかで雲が見つかる 煙でもなく空白でもなく 虚しさでも何でもない そして僕はそれに対して何もできないでいて それをまた増やそうとする 楽しいわけでも苦しいわけでもない もしも答えや理由があるのなら いつかそれが僕にとっての大空を掲げてくれるだろうか 僕の心は空だろうか 青いだろうか まだまだ青いままなんだろうか そこに浮かぶ雲やなんかは風に流れてゆくんだろうか 目を閉じたとき 泣けてくるとき 楽しいときもつらいときも それはいつもそこにあって あっちにもこっちにも見つかって 苦しさと同時に嬉しさもかき消していく これは一体なんなんだろう 不満なんかじゃないんだろうな 痛くもないし涙も出ない 探してもない花を見つけたときみたいだ それはただの花であって 僕にとっては花でしかない 名前もなければ色もない ただ流れて...

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Poetry
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いつも, かき消していく, すがりたい, つらいとき, ひとかけら, むこう側, わだかまり, 不満, 何でもない, 何もできない, , 名前, 増やそうとする, , , 大切な人たち, 大空, 嬉しさ, , 希望, , 景色, , 楽しい, 楽しいとき, 泣けてくる, , , 理由, 目を閉じたとき, 空白, 笑顔, 答え, 結んで, , , 苦しい, 苦しさ, 虚しさ, 見つかる, 諦め, , 青い, 風に流れてゆく

親友という存在の距離

2007年3月23日 01:54

 とはいえ、“友達”ってやつのとらえ方だって、人によっていろいろなんだろうなとも思ってる。  なんでも気兼ねなく話せて、なんら気を遣わなくてもいい相手。  いつもそばにいてくれる人。  笑い合える仲間。  つらいことも笑い飛ばせてしまえそうな関係。  最近思ったのさ。  ひと口に“親友”って言ったって、そんなもんは自分のなかのとらえ方1つがすべてじゃんて。  でも、みんながみんなそうじゃない。  それもまた自分のなかのある基準のもとに、そういう抽斗にしまってんのかなと。  そうじゃなきゃ、そう呼べる人と、そうじゃない人との違いがない。  じゃあ、そのときの気分次第で友達の区別もなくなるのかって言ったら、そうでもない。  もともと友達に区別なんてしてないって言ってしまえば、それはそれでカッコいいだろうと思う。  でもやっぱり、人間だからな。したくないことでも、やっぱし差別化はし...

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Essay
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いつか

「がんばれ」

2006年9月17日 00:27

 「がんばれ」って万能だと思ってた。  万人に通用する励ましの言葉だと思ってた。  でも“鬱”の人には、それは言っちゃいけない言葉だと知った。  なんでかはわからない。  鬱の人がいる。そして、そう言ったことがある。  でもその人は、僕に「ありがとう」と言ってくれた。そして「がんばる」とも言ってくれた。  笑ってくれた。  なんでかはわからない。  なにも知らない僕に、ムリしてくれたのかもしれない。  僕はなんもわかってないんだろうか。わかろうともしてないんだろうか。  その人からたくさんの話を聞いて、僕は僕なりにわかったつもりでいた。  わかったつもりになってるだけなんだろうか。  そして出た言葉が「がんばれ」だった。だから「ありがとう」だったのだろうか。  なにをがんばったらいいのかわからない。  がんばる理由がわからない。  がんばったその先、なにになるのかわらかない。...

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Essay
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いつか

考えてみて、あとからわかること

2006年5月29日 22:15

優しさについて ほんの少し考えてみた そしたら今までずっと そう思っていた人を 疑うようになってきた 才能について ほんの少し考えてみた そしたら実は たいしてスゴくもないんじゃないか? 気づいてしまった 愛について ほんの少し考えてみた そしたらホントは ただの執着だったんじゃないか? 不安になってきた 今までは そう ただ漠然と感じていた でもそれはそれについて 少しも考えてはみなかった わかろうともしなかっただけだったんだと思う 答えなんてきっと見つかるはずもないって そこらへんにありふれすぎているだけ 自分でそれに挑戦してみなかっただけ ただちょっと見上げてしまっていただけ そんな人が欲しかっただけ そんな自分が悔しい ほんの少し悲しくなる わからないほうがいいこともたくさんあるんだ だけどほんの少し考えてみたらわかってしまうことも多い とはいえ考えてみてわかることは...

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Will

2006年5月18日 04:48

言葉で気持ちを伝えきるのは難しい なにも言わずに抱き寄せるより “愛してるよ”と素直な心で踏みだせない 言葉はいつも気持ちの奥でにじむけれど 想いのすべてを伝えるのには足りなすぎる 一緒にいられるだけで幸せだけれど 不安で心が置いてきぼりで 笑顔の裏でそこに嵐のようにたたずんでいる 今のつらさは自分が一番感じられる だけどそれに気づいたときには ホントに傷む胸を抱えているのは誰なのか それも自分が一番わかってる 想い出重ねて傷も生まれて そこに幸せみたいな気持ちが芽生えて 一番キレイな笑顔が咲く 愛なんて存在すらもわからないって言うけれど わかろうとすればするほど見えなくなるよに感じられて 自分で探せば探すほど求めれば求めるほど その気持ちの下に隠れてしまって探してるモノより その指先に触れてくものだけ拾い上げてしまってる 見えないものほど見ていたいし この手で触れて感じたい...

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いつか

約束の場所

2006年5月15日 17:51

冬がくれば 青く澄んだ海が見たい 夏がくれば 雪を夢見て 一体これは何なんだ? 忙しいときアイツは邪魔だ だけど今は誘ってほしい 一体これは何なんだ? どうにかしてよ この気持ち 刺激に餓えてて張り裂けそうだ きっと満足なんてやってこないさ 腹がへっては戦もできぬ きっとどこかに見つかるさ 変化も刺激も訪れない ずっと平和な約束の場所 きっと誰もが欲しがってるのさ そんな場所… 春と秋には 僕は君を思いだす...

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ゆっくりと

2006年5月12日 23:01

死を待ち 心揺れて 絶望 失望 ただひたすら死に向かって生き急ぐ きっとそこには何もない 何も見つからない きっと誰もが何かを探し歩いてる 光 心揺れてふたたび 忘却 喪失 生きることのつらさを抱えて生き急ぐ でも急いだからって それが早く見つかるわけでもない 死はきっとゆっくりと光のように射しこんでくるのだろう 来るなら来い ぼくは急がない...

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地図の上から

2006年5月 6日 21:58

いつしか僕がここから消えたら どこかに建った墓石には どんな言葉が刻まれるのか “たった5人の涙の結晶” “ここで眠るためにこの世に起きて生まれた子” “間違い” “永遠なる安らぎを…” いつか死ぬのはわかってる だけどそれはわからない ホントに限られた時間だけなのかもしれない ホントに一瞬の映画みたいなものかもしれない そんなの気休めにもなりはしない だけど自分が生まれたことに理由なんてきっとない それは生きてるあいだに自分で見つけるものだと思う できればそれを刻んでほしい “自分で理由を見つけた人” だからそれまではやっぱり自分のベッドで眠りたい もしもそれは明日見つかるかもしれないし 永遠の安らぎは生きてるあいだに見つけたい たった5人でも涙を流してくれる人がいる 生まれてきたのは間違いなんかじゃない こうして生きてるあいだにいっぱい悩んで いっぱい泣いて たくさんつ...

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いつか
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