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愛されたい

2008年7月26日 10:47

愛されたい 愛されたいよ 失うこと 忘れること ひとりでいることに いつしかもう慣れてしまった 愛されている それはもうずっと前のこと 愛されていた だけど忘れることもできないんだ 愛されることで傷つくこと 愛することで傷つけてしまうこと 愛して愛されてしまうことで その痛みにも気づけずにいること 愛することで痛みを忘れてしまうこと 愛されることで淋しさを見失ってしまうこと それってふたりぼっちと呼べるのかな ひとりじゃないから気づけないままでいていいことなんてあるのかな 愛するたびに見失って 愛されるたびに孤独になってく だけど愛されたいよ もうちぎれてしまうくらいに愛されたいよ 忘れることができないから きっとだれもが抱える孤独だから なにもかもを見失って 信じることを忘れてしまっても なににも気づけなくなってしまったとしても 淋しさや悲しみに言葉をなくしてしまっても 愛...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつしか, きっと, すべて, だれか, だれもが, できない, なにもかも, ひとり, ひとりじゃない, ふたりぼっち, もう一度, 不安, 信じること, , 傷つけて, , 同じこと, 失うこと, 孤独, 小さな, 忘れて, 忘れる, 忘れること, 悲しみ, , 愛されたい, 愛した, 愛したい, 愛すること, 慣れて, 抱える, 気づけずに, 気づけない, 気づけないまま, 気持ち, , 淋しさ, 痛み, 笑顔, 繰り返し, 繰り返して, 自分, 色褪せて, 見失って, 言葉, 負けて

暗闇のチョークスリーパー。

2006年12月27日 03:37

 ……目覚まし時計が鳴りだした。  21時38分。  見ないまま目覚まし時計のてっぺんに設けられたボタンを押す。  スヌーズ機能で一時的に音が止まる。何分か後にまた鳴る。  そのまま反対側の腕を伸ばし、枕のそばの携帯電話を手探りする。  そのあたりに携帯電話はなかった。  ジャンバーのポケットに入れたまんまだ。  重い体を無理やり起こして、クロゼットの扉にかけてあるそこから携帯電話を取りだす。  ディスプレイを開く。  バッテリーが切れていた。  暗闇のなかまたベッドに戻り、枕に顔を埋めて下敷きになっている携帯電話の充電コードを探す。  見つけて携帯電話にプラグを差し込む。  いったん電源ボタンから指を離して、充電中の赤いランプがついたのを確認したあと、電源ボタンを押した。  電源の入る音が響いた。“切”ボタンを連打して、いくつかの起動画面を飛ばす。  アラームが終わったとい...

カテゴリー :
Diary
タグ :
いつか

君の分

2006年10月26日 00:36

たまたまつけたテレビから 聞きたくもない愚痴やニュースが 不意に耳に入ってきたり 1日寝ても昨日を見てるようで そんな日々に嫌気がさしたり なんか気分が乗らなかったり 気持ちが萎えちゃってるなんて そんなときもきっとあるよね ふらっと入ったデパートじゃ 欲しいものが見つからなかったり 買えないものが並んでいたりして わけもなく取り残された気持ちになるけど 「いいよ、だいじょうぶ」 なにもかもを一人で全部しょいこまないで 不安や迷いに押しつぶされそうになってしまったときは 毎日僕に電話しておいで どうしても君がつらいときは僕が君の分もがんばるから どうしても君が淋しいときは僕が笑顔にしてみせる そのままの気持ちを伝えてほしい 無理なんかしないでさ ありのままを伝えてほしい 泣き疲れたままでいい 傷だらけの胸も瞳もなにも隠さず 涙を流しながらその腕で 僕にしがみついて なにも言わ...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

きっと僕がしたかったこと

2006年10月19日 19:22

淋しくなるね 君がいないと なんだかふと ずっとひとりぼっちだったみたいな気持ちになるよ 今まではそんなこと 一瞬だって感じたことなかった むなしいとさえ 痛みも喜びも悲しみもわかち合えない二人を憶えてる 遠すぎだよ 君がいない 最後に君と向き合って最初に君が振り返った朝と夜の境界線 必要だなんて言わないよ ずっとそばにもいれないよ もう二度と君には逢えないのかもしれないよね だけどそんなこと もしかしたら君は望んでなかったのかもしれないよね どれも全部きっと僕が君にしたかったこと 嘘ついて見栄はって意地はって カッコつけて謝りもしないでさ 絶対とさえ言えるほど きっと君への安心感に負けてたんだ 素直な気持ちもなにもかも みんなきっと伝えてたはずなのに 伝わっているはずだったのに だけどそれは僕なりの 僕にしかわからないやり方で いつも君が笑っていたのは きっとなにもわからな...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

Elisa

2006年8月29日 22:25

「パチンコで負けちゃったよ」 「いくら?」 「5万」 「もうやめなって」  恋をした。 「なんか負けてばっかだし、もうやめようかなぁ~と思ってんだよね」 「なにが?」 「パチンコさ。旅行とか行きたいとこあるし、音楽もやりたいしさ。まあ、やめないにしても、減らそうかなぁ~と思って」 「偉い!!」  恋が実った。 「そういえば、パチンコってまだ行ってるの?」 「いや、それならおまえと一緒にどっか行ったり、うまいもん食いたいよねぇ~」 「じゃあ、もう全然行ってないの?」 「ああ、なんか勝てそうなときとか、付き合いで何回か行くぐらいかな」 「あれってそんなに勝てるもんなの?」 「う~ん……まあ、慣れてくれば負けなくはなるかな」 「ふ~ん」 「ちょっとこないだ勝ったんだけどさ、それで今度どっか行かない?」 「ホント? やったね。大好き!!」  しばらく経った。 「パチンコって、そんなに...

カテゴリー :
Essay
タグ :
いつか

One More Again, In The End

2006年5月30日 07:54

「あなたには、もっとふさわしい人がいる」 僕じゃない…そう きっとどこかに ここじゃない 僕じゃない 僕は自分のために嘘をつく 誰かのためじゃない 恋をするのが怖いんじゃない したい 恋しいことが怖いんじゃない またヒトリになるのが怖いんだ 「あなたにふさわしいのは僕しかいない あなたを幸せにできるのは僕のほかには誰もいない」 そう言える これで最後になるのなら僕はあなたに伝えたい 本当は… でも あなたの描く未来を見せて クレヨンで僕のシャツに色を塗って もしもそこにあなたの未来が見えたなら でも僕はあなたにふさわしいと言えるのだろうか? 本当にもっとふさわしい人がいるのなら… そのときは僕に嘘を教えて 見えない誰かに僕を映して比べてみても いつもなにもかもが負けている きっとどちらも僕なんだ 僕はその誰かになりたがってる でもあなたはこんな僕でも選んでくれた そして今 涙...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか
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