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- 2 F/O ぐらいあったよ
葛藤
2006年6月13日 19:52
自分は“違う”ってきっと誰もが思いたい だけど思えば思うほど 自分も同じなんだと思い知る なにもどこも違わない “普通”って言葉が好きになれず それを人に確認しながら そんな自分を否定してる そんな自分は退屈なんだと “自分らしさ”を模索しながら いつも結局模作なんだと すぐに折れてしまう自分にもがく そんな細い柱にしがみついてしまう 自分が築きあげてきたものには いつでも合格点をあげてやりたい だけど自分と他人を比べるほどに なんの根拠もない劣等感にさいなまされて 今度は“自己満足”って高い壁を築きあげてく そしていつの間にかできていた 隙間風に肩を震わせ 腹をすかして 見えなくなった外を気にして その自分だけの庭のなかではなにもかもが 人の気持ちでさえそう決め付けて それすら自己満足と押えこむんだ 自己満足や自分らしさの額を飾って 想い出話や他人のアルバム眺めるように そ...
クロス
2006年4月15日 00:53
どんなに言葉を費やして 自分を隠してきただろう 自分の知るすべての言葉を費やして どれだけ嘘をついただろう 自分の知る言葉で 知らない自分を覆ってきた ありもしない理由を作りだしては 無意味な結果を消してゆく だからなにも理解できなくて 言葉はいつも蜃気楼の檻の中 今までのなにかを変えるために 今日も明日もあさっても その繰り返しの繰り返しで 結局なにも変えられなくて だけど終わりはまだまだ来ない “結局”なんてたった2つの言葉を使うには まだまだ今じゃ早すぎる ずっと止まったままだった 時計の針はさっき手のなかで 今また動きはじめたばかりだから 小さく小さく 友達が笑顔も連れていって 他人の隙間を吹き抜ける季節の風の口笛に 自分の居場所もわからぬまま ひとり 交差点で鼻歌なんてね だけど嘘をつくために言葉を憶えたわけじゃない 自分の居場所を探すため...