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- 4 F/O ぐらいあったよ
iPodか、Hi-MDか……
2007年1月26日 02:57
はぁ~…… 先日、もうかれこれ長いこと連れ添ってきたHi-MDのウォークメンが壊れた。 なんだろう。 どれぐらいだろう。 計り知れないぐらい、もんのすごいんだけど…… 雨の夜、突然飛び出してきた車とぶつかったときよりショックだった。 自転車パクられたときよりショックだった。 いくつもの季節を乗り越え、雨の日も、雪の日も、健やかなる時も、病めるときも、誰にも何にも負けないぞとともに突き進んできた心の友。 しかしながら、パソコンにつなげば、ちゃんと動く。 ACアダプターをつけても、ちゃんと動く。 ただ、バッテリーだけでは動いてくれない。 ウォークメンの意味がない。 もう、ともに歩んじゃくれないのかい? もう、ともに立ち向かってはくれないのかい? 嗚呼、ランドリー…… 嗚呼、この絆は永遠だと僕に安心をくれた心の友よ…… そこでだ。 新たにお見合い...
その理由に濡れた朝露
2006年7月24日 23:55
部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。 そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。 椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。 階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。 そして2本め…… 頭がおかしくなりそうだ。 誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。 なんも考えてない。 ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...
気取った子供の鼻歌
2006年6月12日 13:39
真っ赤に染まった夕闇が 不安や孤独を携えて あっちの空からやって来る ドシーン ドシーン 大きな足音響かせながら 地面が揺れて胸が震えて 恐怖と期待が頭をもたげる こっちの空にもまたたく星 Truth Truth 夕陽や夜に震えることもなくなるのかな 事あるごとに足がすくんで 静寂 沈黙 立ち止まって 自分の鼓動をしばらく聞いてる クソったれ こんな自分もいつかは愛せるのかな 好きな歌の真似ばかりさ 簡単なのしか選ばないコードを弾きながら 結局それしかできないと 嘆きの歌詞を口ずさむそんな自分をはじき飛ばして 目の前であぐらをかいてる現実のなかへ バカヤロー こんなはずじゃなかったとごまかす鼻歌 そんなものも愛せるときがいつかは来ると...
クロス
2006年4月15日 00:53
どんなに言葉を費やして 自分を隠してきただろう 自分の知るすべての言葉を費やして どれだけ嘘をついただろう 自分の知る言葉で 知らない自分を覆ってきた ありもしない理由を作りだしては 無意味な結果を消してゆく だからなにも理解できなくて 言葉はいつも蜃気楼の檻の中 今までのなにかを変えるために 今日も明日もあさっても その繰り返しの繰り返しで 結局なにも変えられなくて だけど終わりはまだまだ来ない “結局”なんてたった2つの言葉を使うには まだまだ今じゃ早すぎる ずっと止まったままだった 時計の針はさっき手のなかで 今また動きはじめたばかりだから 小さく小さく 友達が笑顔も連れていって 他人の隙間を吹き抜ける季節の風の口笛に 自分の居場所もわからぬまま ひとり 交差点で鼻歌なんてね だけど嘘をつくために言葉を憶えたわけじゃない 自分の居場所を探すため...