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柚月裕子さん著 『臨床真理』
思ってただろ? と思っただろ? 今ごろ ──── あぁ~、あの辞書より厚い『天使と悪魔』のヴィジュアル愛蔵版のほう読んでるんだろうなぁ~とか思ってただろ? そして、自分もちょっと買って読んでみよっかなぁ~とか思ってたり、実際に買って読んでるって人もいるだろ? ベッドの上に根っころがって仰向けに読めないから、いっつもうつ伏せで読んでるけど、すぐ腰痛くなってきちゃって、そのせいにしてそのまま寝ちゃってないか? えぇ~!? 一緒に読んでると思ってたのにィ~とかは言いっこなしだ。 そう、俺様が『天使と悪魔』を読みはじめたのは、つい2日前のこと。 その日は完全に『天使と悪魔』しか頭になかったんだけど、たまたまそのとき『このミステリーがすごい!』の大賞だというこの本を見つけてしまったのだな。 帯にも書いてるからあえて略称のほうも書いてみるけど、『このミス』っつーのは、なか...
- 2009年6月 6日 03:17
『天使と悪魔』 ヴィジュアル愛蔵版 / ダン・ブラウン氏著 [ 越前敏弥氏訳 ] と、きのこ。
っつーわけで、俺様も購入。 先日ついに、『クリスマス・ボックス』シリーズの ──── これは広告 ──── 3部作を読み終え、その前には東野圭吾氏著の『流星の絆』 ────これも広告 ──── を、俺様のなかの書庫に綴じた。 それぞれの感想はまたのちほど、書こうと思ったら書くとする。 そんなこんなで、『クリスマス・ボックス』の3作目であり、広告でもある『最後の手紙』のなかの一節をば。 いつまでもウィンドーショッピングばかりしてると、ほかの人が品物を買っちゃうわよ ん~…… この言葉は、現実に効果てき面である。...
- 2009年5月23日 01:48
第54回江戸川乱歩賞受賞作『誘拐児』/ 翔田寛氏著と『訣別の森』/ 末浦広海氏著を購入
いやはや、この時期の室温40度超えと相まって毎年恒例となっております江戸川乱歩賞受賞作の購入。 しかしながら今年は、エルニーニョが気まぐれにエルニーナスとの交尾中なのか、室温もかなり穏やか。 外はそれなりの暑さ。むしろ、ちょっと涼しいぐらい。夜にはちょっと肌寒い。 素敵。 というより、今ぐらいの季節のミッドナイトが一年を通して一番過ごしやすい。 街灯に群がるクサレ害虫どもが雨上がりに騒がなければ。 とまあ、そんな納涼はさておき、ここは北国。 町ゆく人みな、“ んだんだ、んだべや ” とか心温まる会話をひとりぼっちでも交わしてそうだというイメージを持たれつづける北海道。 んなわけねぇだろ。 札幌の人間は標準語だ。 俺様とて、“ 全然訛ってないよね ” とよく褒められる。 ──── うむ、そこには触れるな。 ...
- 2008年8月12日 17:06
no uniformity
病気にも流行ってやつが通用するらしい。 たぶん、その典型が " 多重人格障害 " ってやつでしょうな。 個人的な発端としては、やっぱりダニエル・キィス氏の『ビリー・ミリガン』だったかと思ふ。 で、自分にもなぞらえるようになりまして、それで言えば、ずっと「先生」の人格でいられる多重人格者かなどと憧れもした。 それからだな。そいつに異常なほどの興味を持ちはじめたのは。読むごとにそのページをむしり取って食うぐらいの勢いで漁ったもんだ。 んまあ、専門家さんに言わせりゃ、流行る前から症例はたくさんあったし欧米では注目されてたとか、得意顔で突きつけられるんだろうが、知ったこっちゃねぇ。 おもしろい。実におもしろい。 当事者にしたら笑えないだろうし、おもしろがられるのも癪だろうけど、あまりに興味をそそりますな。『FBI心理捜査官』の類いシリーズとかも読んだし、シリアルキラー...
- 2004年2月 8日 07:41