- 検索 : “ 心 ”
- 9 F/O ぐらいあったよ
雲と心と笑顔のむこう
2008年3月14日 11:07
何かにすがりたいわけでも何かを諦めたわけでもないけど いつも心のどこかで雲が見つかる 煙でもなく空白でもなく 虚しさでも何でもない そして僕はそれに対して何もできないでいて それをまた増やそうとする 楽しいわけでも苦しいわけでもない もしも答えや理由があるのなら いつかそれが僕にとっての大空を掲げてくれるだろうか 僕の心は空だろうか 青いだろうか まだまだ青いままなんだろうか そこに浮かぶ雲やなんかは風に流れてゆくんだろうか 目を閉じたとき 泣けてくるとき 楽しいときもつらいときも それはいつもそこにあって あっちにもこっちにも見つかって 苦しさと同時に嬉しさもかき消していく これは一体なんなんだろう 不満なんかじゃないんだろうな 痛くもないし涙も出ない 探してもない花を見つけたときみたいだ それはただの花であって 僕にとっては花でしかない 名前もなければ色もない ただ流れて...
SEE U 2
2006年4月18日 00:30
恋は言葉があふれだす。 自分の想いを伝えたいから。 だれもが詩人のように 尽きることのない水で しっとりと濡れた布が心にかぶる。 気持ちを言葉に変えるように その日の笑顔も気持ちに帰る 悲しみは涙があふれだす。 言葉じゃ気持ちに追いつけないから。 流れては消えた涙の跡には また違う気持ちを背負った小さな粒が包んでく。 あったかくて冷たい心の雫が 熱い気持ちを冷ましてゆく 裏腹な気持ちをそのままに ...
Cry
2006年4月17日 05:01
自分の流した涙は、きっと、自分にしかわからない部分が多い。 誰かに見せるために泣くんじゃない。 誰かに気づいてもらうために泣くんじゃない。 泣きたくても泣けないときがある。 なぜか涙するのを我慢するってことがある。 でもそんなとき、ふとひとりになったとき、 まるで雨で景色がにじむように涙がこぼれてしまうんだ。 自分の涙は、もうそんなにつらくない。 そんなに悲しいわけじゃない。 そんなに淋しいわけじゃない。 その涙の意味よりも、また自分の弱さを思い知る。 でも誰かの涙が何よりつらい。 心のなかで泣いてる人がいる。 無力さ、弱さ、もろさ、強さ、優しさ。 そんな人の涙に、いつも母を思いだす。 もし涙がなかったら、この弱さとか強さとか。 優しさとかを、 どうやって表現したらいいかわからない。...
愛色
2006年4月14日 02:27
一緒に過ごした時間よりも 出逢うまでが長かった僕たちだけど 君と過ごせた時間が どんなひとりの季節よりもずっとずっと長かった 桜の花が散るころに 僕らはそこで出逢って 同じ色の花びらの上 そこから二人で歩きだした 次の季節に迎えた日々で 強くにぎった手と手も ちょっとぎこちなくなったけど 今度は強く強く抱きしめた 愛色季節を重ねるたびに 君への想いも深まって 君が伸ばしたその手のひらと同じように 季節の木の葉も頬を染めてく あの日言葉に変えた僕の気持ち その夜明けの景色を変えた雪のように 君の心にずっとずっと降り積もればいい 君のリングに触れるたびに感じられた 優しく冷たいそのぬくもりのように 愛色季節を重ねてゆくたび 僕らは変わらぬ約束を “また変わらぬ季節を繰り返そう” また君と変わらぬ季節を繰り返そう そう君と一緒に変わらぬ季節と景色を ...
まずいコーヒーでも飲めた日々
2006年4月13日 02:22
今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて 僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...
素直な気持ち
2006年4月12日 03:45
ついに当たってしまいました 僕のおなかがついに拒否を起こしたんです ちょっと背伸びなファッションも 声を詰まらせるそんなあなたのわがままも なんでもかんでも割り切ったような素振りにも いつでも素直な気持ちを隠しつづける心にも だけど全てがあなたを求めてやまないのです どんなに離れようと どんなに近づこうと きっとあなたは振り向かない 振り向くことを嫌うから 背伸びをするのはさみしいから わがままだってさみしいから それのどれも割り切れずにいるから強がって 悲しいことが多すぎて涙さえ流せずいたんだから 素直になれずひとりきりで眠るんだね 我慢することに慣れてしまって 気持ちをそのまま伝えることが下手くそで 素直になれる自分のことさえ 別の人だと背中を向けてしまう わかってるよ 素直になるのがこんなにも難しいことだなんて 知ってるようで知らなかった僕だから ...
恋
2006年4月12日 03:23
“恋をする”ということは 戻ることのない時間のなかで出逢ったんだということはわかってながらも いつの間にかその人の過去さえも欲しいと願ってしまう わがままな心の揺れ それは今 そう気づいた瞬間から始まる...
手探りなのだ
2006年4月10日 06:25
そんなにたいしたことじゃない 人ごみのなかですれ違う人と視線も合わないことなんて 誰かが死んでも涙のたった1粒もこぼれてこないことも 笑顔のなかに埋もれた泣き顔見つけられないことだって だけどそれじゃつらいんだ 伝えたいこと涙以上にたくさんある 笑顔よりもいっぱいある 誰もがそれを心に抱いて生きてんだ そんなにデカいことじゃない 背中を丸めて歩いてくおばあちゃんに微笑みかけてみることも 笑い合ってる恋人たちに自分のなかのクラクションを鳴らしてみたり 黙ってこっちを見上げてる真っ赤な目をした子供の頭を撫でることも だってみんな生きてんだ ありふれてても優しい気持ちに触れていたい 笑顔に表も裏もないだろう 誰もができれば笑い合って生きてたいんだ 今はまだ何もかもが手探りで なにを探してるかもわからずに あっちへ行ったりまたこっちに戻ったりの毎日で 悪あがきのようにかき集めていくも...