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鏡のなかの向日葵

2009年2月19日 02:03

悲しいけれど自分が遠く 淋しいけれど君は遠く 「好き」って言葉を口にするほど その気持ちを自分に押しつけてしまってる そんな気がする 鏡に映ったものを触れようとするように 想えば想うほどそこにあるはずの心 距離と輪郭を見失ってく でもきっと 本当は触れてるんだ その感触に自信が持てなくなってくだけ 気持ちばかりがどんどんどんどん実感だけをふくらませて いつからか爪を立ててつかむことができなくなってる どんなに大切に思ってたって どんなに繊細なものだって 臆病になっちゃ流れ星 夜空は悲しみを映す鏡じゃないんだ ましてや星は涙じゃないから 「好き」って言葉は 自分にかける魔法じゃないから 欲しいものを手にするためなら 平気で嘘をつけるほどの強さが欲しくて 鏡の自分に手を伸ばす 自分自身とは手をつなぐことだって こんなにも簡単なことなのに どうして向日葵は あんなにも高いところに咲...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
「好き」, 向日葵, 君は, , 夜空, 悲しい, , 気持ち, , , 自信, 自分が, 触れて, 距離, 輪郭, 遠く, , 魔法

泣いちゃうことって、弱さなの?

2006年4月19日 06:15

なんでもないよ 部屋の明かりに君の笑顔がにじんだだけ いつもこの下で笑っていた君の笑顔が ふと今だけその一瞬に 君のキスがよぎっただけ なんでもないよ 写真に映った僕の顔にちょっと涙が浮かんでるだけ 弱くなったわけじゃないし強くなったわけでもない 悲しいわけでも寂しいわけでもない ふと君との想い出に 僕の涙がかすんだだけだから いつかは夢見た灯りのついた2人の道が 少しずつ少しずつ笑顔と涙に染まってゆくから 今はだれと歩くのかちょっと不安に感じてるだけ そんなに大きな夢じゃないけど ずっとそばにいたいだけ だけどやっぱり強がりなんて言えないみたいだ だけど君がいなくてつらいんじゃなくて 君と過ごした楽しい想い出に 涙があふれて止まらない 楽しいことを楽しいと 笑って泣けた時間の上で 今はそれが僕の気持ちに 君がくれたキスの上に ほんの少し影を落とす 眠るときでも部屋の明かりを...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
2人, あふれて, いつか, いつも, かすんだ, ずっと, そばにいたい, つらい, なんでもない, にじんだ, ふと, キス, 一瞬, 不安, , , 写真, , , 夢見た, 寂しい, 少しずつ, 弱くなった, 強がり, 強くなった, , 悲しい, 想い出, 感じてる, 明かり, 映った, 時間, 染まってゆく, 楽しい, 止まらない, 歩く, 気持ち, 泣けた, 浮かんで, 消せない, , 灯り, 眠るとき, 笑って, 笑っていた, 笑顔, 落とす, 言えない, , 部屋,

恋をしよう

2006年4月18日 00:48

 ひとりじゃない。  自分以外の誰かを想うことで、自分が見つかることもある。  誰かに恋をしたら、自分にも恋してあげよう。  それまでは自分なんてって、ちょっと投げやりだったことがあっても、大切に思ってくれる人がいる。  素晴らしいじゃないか。  そんなあったかい気持ちを無視するなんて、その人がすごく悲しむよ。  相手を包みこんであげよう。  覆い隠すんじゃなくて、あったかく包んであげよう。  包まれよう。  明るいなかに、より明るい存在があればこその眩しさ。  見つけよう。  思うこと。  思い、つづけること。  思い、描くこと。  思い、描きつづけること。  心のなかに、そのすべてがある。  自分一人ががんばったからって何かを変えられるわけじゃないだとか、そういうんじゃなくて、自分が変わるためにがんばること。  だって、変われるんだから。  その人のことを想ってる自分のこ...

カテゴリー :
Essay
タグ :
あったかい, いつの間にか, おかしい, がんばった, きっと, すべて, つづけること, ひとりじゃない, わからない, ドキドキ, ワクワク, 一人, 包まれよう, 包みこんで, 包んで, 変えられる, 変わる, 変われる, 大切, 大好き, 好きなんだから, 好きになれず, 好きになれない, 存在, 微笑んで, 心のなか, 思い, 思うこと, 思ってくれる人, , 悲しい, 悲しむ, 想うこと, 想って, 想ってる, 投げやり, 描くこと, 明るい, 楽しいこと, 気持ち, 無視, 相手, 眩しさ, 素晴らしい, 自分, 自分以外, 覆い隠す, 見つかる, 見つけよう, 誰か

Cry

2006年4月17日 05:01

自分の流した涙は、きっと、自分にしかわからない部分が多い。 誰かに見せるために泣くんじゃない。 誰かに気づいてもらうために泣くんじゃない。 泣きたくても泣けないときがある。 なぜか涙するのを我慢するってことがある。 でもそんなとき、ふとひとりになったとき、 まるで雨で景色がにじむように涙がこぼれてしまうんだ。 自分の涙は、もうそんなにつらくない。 そんなに悲しいわけじゃない。 そんなに淋しいわけじゃない。 その涙の意味よりも、また自分の弱さを思い知る。 でも誰かの涙が何よりつらい。 心のなかで泣いてる人がいる。 無力さ、弱さ、もろさ、強さ、優しさ。 そんな人の涙に、いつも母を思いだす。 もし涙がなかったら、この弱さとか強さとか。 優しさとかを、 どうやって表現したらいいかわからない。...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつも, きっと, こぼれて, つらい, つらくない, どうやって, なぜ, にじむ, ひとり, もし, もろさ, わからない, , 何より, 優しさ, 弱さ, 強さ, , 思いだす, 思い知る, 悲しい, 意味, 我慢, 景色, , 気づいて, 泣いてる, 泣く, 泣けない, 流した, , 淋しい, 無力さ, 自分, 表現, 見せる, 誰か,
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